イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#878 Hobo Flats/Jimmy Smith (Verve)

Jimmy Smith - Hobo Flats

A
1.Hobo Flats
2.Blueberry Hill
3.Walk Right in
4.Trouble in Mind

B
1.The Preacher
2.Meditation
3.I Can't Stop Loving You

A-2~A-4,B-2

Jimmy Smith (org) Joe Newman (tp) Ernie Royal (tp) Clark Terry (tp)
Jimmy Cleveland (tb) Urbie Green (tb) Quentin Jackson (tb)
George Dorsey (as) Phil Woods (as) Al Cohn (ts) Zoot Sims (ts)
Milt Hinton (b) Jimmy Johnson (ds) Oliver Nelson (arr.,cond)

A-1,B-1,B-3

Jimmy Smith (org) Joe Newman (tp) Ernie Royal (tp) Clark Terry (tp)
Jimmy Cleveland (tb) Urbie Green (tb) Quentin Jackson (tb)
George Dorsey (as) Phil Woods (as) Al Cohn (ts) Zoot Sims (ts)
George Duvivier (b) Bill Rodriguez (ds) Oliver Nelson (arr.,cond)

Rec-1963



個人的に殆ど聴くことのないアルバムを敢えて聴いてみることにした。ヴァーヴのゴージャスなオーケストラが施されたクリード・テイラーのプロデュース作。この類いの作品を結構多く所有しているのですが、今となっては滅多に手に取ることがありません。このアルバムのコンダクター&アレンジャーはオリヴァー・ネルソン。聴く前から音が想像出来ますが、ジミー・スミスの黒いオルガンがどのように絡んでいるのか確かめるつもりでかけてみます。いや、恥ずかしながら殆ど内容を覚えていないのです。そういうレコードがかなりあるので少しずつでも自分のものにしようと画策中です。

聴いてみると思いのほか楽しむことが出来ました。シットリ路線でやられると自分の興味を持続させることが困難になるのですが、ここはジミー・スミスと云う稀代のエンターテイナーが主役であったことが功を奏したようです。華美な装飾(敢えてこう書く)は自分の趣味ではないのですが、これはなかなか宜しいんじゃないでしょうか。何せジミー・スミスがオーケストラに埋もれる訳がありませんのでシッカリと彼の味が滲み出ていて良い雰囲気です。とっても楽しく仕上がっています。ふと目をやれば贅沢なメンバーが揃っていますなぁ。いやぁこれはソロも聴いてみたいぞ、と無い物ねだりが出てくる始末。ジョー・ニューマンにクラーク・テリー、アービー・グリーンもいるではないか。そしてフィル・ウッズにアル&ズートまで。変な方向に関心が行ってしまいました。

とかなんとか言っていたら、BSフジで放送されるブルーノート東京でのハンク・ジョーンズのライヴ映像が始まったのでコッチに集中します。ではごきげんよう。
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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/04/25(土) 23:41:27|
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#872 Tomorrow Yesterday Today/Melvin Rhyne (Criss Cross Jazz-CD)

Melvin Rhyne - Tomorrow Yesterday Today

1.Lover Come Back to Me
2.Buffalo
3.Jingles I
4.Darn That Dream
5.Niambi
6.Five Flat Minor
7.Enchantment
8.Tangerine
9.Easy Living
10.Jingles II

Melvin Rhyne (hammond B3 org) Tad Shull (ts→only2,4,8,9) Peter Bernstein (g)
Kenny Washington (ds)

Rec-2003



今までオルガンには聴いていて楽しいものを求めていました。ところが最近のオルガンはクールな色合いのものが見られるようになってきていて、自分のあまり経験したことの無いサウンドが聴かれるようになってきました。それが意外と新鮮な響きでオルガンの新境地を見出したかのような喜びにも繋がりました。多様なタイプのジャズにフィットするような楽器になってきたということでしょうか。その点、メルヴィン・ラインのオルガンはブルージーでホットなサウンドが出てくるので、自分の根本にあるオルガンの概念を再確認させてくれるようなアーティストです。何せウェス・モンゴメリーのところで弾いていたオルガニストであるので年季の入ったプレイは半端なく、滲み出てくる黒くてネットリとしたフィーリングはオルガンの王道を往くものです。

メル・ラインのオリジナルは2曲(5,6)のみ。他はよく知られたお馴染みのトラックをソウルフルに聴かせてくれます。このアルバムではオルガン・トリオの定型であるギター入りのセットが6曲と、その他の4曲がタッド・シュルのテナーが聴かれるカルテットと云う、メリハリの利いた組み合わせをとっています。

ラインのオルガンは快調で、アップテンポでもスローでもゴキゲンなグルーヴ感を生み出しています。ピーター・バーンスタインのギターがオルガンにとても良くマッチしており、ふっくらとしてメロディアスでホーン・ライクなギターが実に印象的です。ケニー・ワシントンのドラムも存在感抜群で、小気味よく決まる一撃が心地よく響きます。タッド・シュルも派手さはないですが太いテナーを聴かせてくれます。4曲目や9曲目などは妖艶に迫ってきますね。

何の衒いもなく極上にスウィングするジャズは理屈抜きに楽しめますね。このベテランが現在もなおコンスタントに録音を残してくれていることも嬉しく思っています。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/04/16(木) 23:58:02|
  2. Organ
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#826 Crazy! Baby/The Incredible Jimmy Smith (Blue Note)

Jimmy Smith - Crazy! Baby

A
1.When Johnny Comes Marching Home
2.Makin' Whoopie
3.A Night in Tunisia

B
1.Sonnymoon for Two
2.Mack the Knife
3.What's New
4.Alfredo

Jimmy Smith (org) Quentin Warren (g) Donald Bailey (ds)

Rec-1960



昨日取り上げたトニー・モナコが"My God"と言って憚らないジミー・スミスの作品を聴いてみる。多作家のスミスであるので選ぶのにひと苦労するのですが、捻くれ者の小生らしく決定版が目白押しのブルーノートではなく最初はヴァーヴの作品、それも『The Cat』やウェス・モンゴメリーとの共演作ではなく、結構マイナーな扱いの『Lovin' it Up!』や『Portuguese Soul』などを聴いてみようと思い立ちました。ただしヴァーヴのスミスと云う特性上、両盤ともにゴージャスなオーケストラが施してある作品であるので、トニー・モナコを聴いた後にはどうも毛色が違い過ぎて拍子抜けしたため、結局は基本に立ち返ってブルーノートの諸作に戻ってしまいました。策士、策に溺れる。

ブルーノートにあるスミスのアルバムを選定するのにレコードの棚で抜き差ししていたら、昔よく聴いていたコレを発見。改めて楽しむことにしてみました。ライブ盤と云う訳では無いですが、昨日のモナコのアルバムと編成も同様のオルガン・トリオの基本のセットですしね。不思議なことにモナコの絶倫B3を聴いた後にこのアルバムを試してみると、何故かと云ったらいいのか、それともやはりなのか、印象よりもタンパクに聴こえてくるので困ります。恐るべし、モナコ効果。でも当然冷めているわけでもなんでもなくて、根底に流れる黒さが音楽を支配しておりグルーヴィーなオルガン・サウンドが立ちのぼってきます。さすがジミー・スミスです。

よく知られた曲を中心に計7曲が収録されていますが、この中で聴くたびに気になってしまうのがA-3の斬新な解釈。この発想はちょっとビックリ。聴き慣れているはずの「チュニジアの夜」が華麗に変身していて目からウロコの内容です。指がもつれないか心配になるほどの過激な旋律に釘付けです。そういう意味ではB-2もなかなかゴキゲンな解釈でひと味違う「マック・ザ・ナイフ」が楽しめますね。

オルガンのアルバムを聴いていると自然に体を揺すられる作用が働いて、このアルバムもやはり例外ではありません。ジミー・スミスの作品はいわゆるコテコテとは一線を画しており、極端にファンク寄りにならずにしっかりとジャズに根ざしたサウンドを創出するので大好きです。ただしここのところのモナコ体験の衝撃は大きく、早速次に聴く彼のアルバムを物色している自分がいます。しばらくは尾を引きそうな勢いです。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/03/01(日) 23:52:05|
  2. Organ
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#825 Tony Monaco Live at the Orbit Room (Chicken Coup Records-CD)

Tony Monaco - Live at the Orbit Room

1.S'bout Time
2.Ode to Billie Joe
3.I'll Close My Eyes
4.Someday My Prince Will Come
5.Slow Down Sagg
6.S'bout Time (Edited for Radio)
7.Ode to Billie Joe (Edited for Radio)

Tony Monaco (hammond-B3-org) Ted Quinlan (g) Vito Rezza (ds)

Rec-2007



オルガン奏者の新譜や近作を色々と試していますが、最近のジャズ・オルガニストはどちらかと云うとシンプルでクールなサウンドが主流なのかなと思っていました。でも初めて聴いたトニー・モナコはあまりにもゴキゲンで、これぞオルガンと云ったサウンドに嬉しくなってしまいました。シツコイくらいにウネリまくるB3が暑苦しくで笑えてきます。

YouTubeでトニー・モナコを検索すると、"Burnin' B3 man"であるとか"Jazz Organ Monster"などと題目で形容されていて、映像に「炎」をダブらせて録られた演奏は最高でさらにウケまくってしまいました。彼のアルバムでも『Fiery Blues』(Summit Records)などは燃え上がる彼の顔のイラストが描かれていてインパクトは抜群で猛烈に気になってしまいます。よく見るとこのアルバムのジャケットも何とも言い様のないレイアウトがツボに入ってニヤけてしまいます。ワイルドで愛嬌のある実際の風貌もサウンドにマッチしていてイカしており、何とも憎めないキャラクターで一発でファンになってしまいました。いやぁ楽しい。でもモナコは体にハンディキャップを抱えているんですよねぇ。それを感じさせない爆発力のあるプレイは素晴らしいの一言です。

このライブ・アルバムでのモナコも大炎上です。エクスプロージョンしています。このグルーヴィーさは何なのでしょうか。いやぁ強烈。ブレイクにいちいち絶叫するところも笑えてきます。Wow!とかYeah!!とかの合いの手がこれほど似合うジャズもないのではないでしょうか。歪みまくり強烈にドライブするオルガンのサウンドが図太いベース・ラインとともに濃厚に放出されます。モナコのハモンドの音がグラインドしながら目の前に迫って来て最早逃れることは出来ません。呼応するギターがまた粘着質なサウンドでシツコさ倍増。ムンムンとした熱気に拍車をかけるアグレッシヴなドラムがまた派手なことこの上なく、ジャズを聴いているのに腹筋を破壊するほど笑い転げさせられてしまう凄い威力がありました。でもシットリと聴かせる3曲目なども最高なんだよなぁ。無条件に楽しめる一級のエンターテイメントです。

モナコはわりと頻繁に来日しているようで、昨年もパット・マルティーノのグループに来日同行していたんですよねぇ。行こうか迷っていただけに見逃していることが残念です。また何故か大阪の焼き鳥屋でも演奏したそうで、変なところで再びツボってしまう自分なのです。感涙でむせび泣いてしまうほどの強烈な体験でした。モナコ最高。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/02/28(土) 23:27:55|
  2. Organ
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#686 Outside in/Gary Versace (Criss Cross Jazz-CD)

Gary Versace

1.Dangerous Land
2.The Grand Inquisitor
3.Blue Soup
4.Now is Then
5.Poster Boy
6.Pinwheel
7.A Thousand Words
8.Many Places

Gary Versace (org) Donny McCaslin (ts,ss) Adam Rogers (g) Clarence Penn (ds)

Rec-2007



オルガンという楽器に関してはソウルフルでどちらかと云えば脂っこいイメージを持っていたのですが、最近のオルガニストのリーダー作を聴いているとクールで洗練されているものが沢山あって、一時代前ものばかり聴いていた人間にとっては新鮮であり、また個人的にもそういうサウンドは好みであります。クリスクロスから少し前に出たゲイリー・ヴァセイシのアルバムもそんなオルガンが楽しめました。ただこの作品の場合、ヴァセイシのオルガンのみにそういう感覚を抱くのではなくアダム・ロジャースのギターやサックスのドニー・マッカスリン(マッキャスリン)からも大いにその要素が感じられ、相乗効果でクールでスリリングなサウンドを醸しているように思われました。なかなかカッコいいですね。

全編から滲み出るモーダルな演奏に当方の持つオルガンの概念が破壊され、全くの新しい世界に導いてくれるパワーを持った作品でした。彼のHPをチェックしてみたらこのアルバム以外にリーダー作が出てこないのですが、これは彼の初リーダー作になるのでしょうか。サイドではジョナサン・クライスバーグのアルバムで聴いたことがあります。何と云えばよいのか、炎であれば赤く燃えるというより青く燃えると例えた方が解り易いのかな。火で火傷するというよりドライアイスを直に触ったような感覚がこの作品から連想されました。相変わらず解りにくい言い回しをしてしまいましたが、自分の知るオルガンのリーダー作と比較すれば、熱の感じ方が単純に「熱い」というエネルギッシュなものよりも「凍った」ものを素手で握る痛みを伴うかのような刺激を持ったサウンドに感じられます。かといって解りにくいアルバムということではなく、あくまでもクールな質感でモーダルなサウンドを生み出しているのがこの作品の個性のような気がします。

静かに燃えるようなサウンドは直感的な派手さよりもスリルを喚起し、予測のつかないメロディを夢中になって追っかけてしまう、自分にとっての新しいオルガンの楽しみ方を提示してくれた病み付きになる麻薬的な演奏です。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/10/05(日) 23:21:05|
  2. Organ
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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