イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#804 Eje Thelin Quintet at the German Jazz Festival 1964 (Metronome-CD)

Eje Thelin - At the German Jazz Festival 1964

1.The Opener
2.It Ain't Neceaasrily so
3.Filmballad
4.I'm Old Fashoned
5.Gasoline, My Beloved
6.Marquese de Villamanga
7.What is This Thing Called Love ?

Eje Thelin (tb) Ulf Andersson (ts) Joel Vandroogenbroek (p,fl)
Roman Dylag (b) Rune Carlsson (ds)

Rec-1964



アナログ時代にジャズに熱中し、途中に十数年の中抜けがあって、近年ジャズを集中して聴くことが出来ていることを再三再四このブログで表明しています。そして、アナログ時代に探しまくっても見つけられなかった作品のCDが何気に大量にリリースされていて小躍りしていることも、最近インゲ・ブランデンブルグの『It's Alright With Me』(CBS Germany)のログの中で明かしました。これはヨーロッパ盤に於いて特に顕著で、約二十年くらい前のヨーロッパ盤の中古市場の値段は手頃でしたがタマ数が圧倒的に少なく殆ど見かけることがありませんでした。今ではネットの時代になり当時見つけられなかったレコードが検索すれば何気に見つかったりもします。一時の異常な値付けもそれなりにコナレてきているようですが、まぁ個人的にはまだまだ手の出るような価格ではありません。何よりもメディアに拘らなければかなりの作品をCDで聴くことが出来るので、オリジナルに執着しない当方にとっては願ったり叶ったりです。

今日取り上げるエイエ・テリンのこの盤も、ジャケットが改変されているとは云えスウェーデンのDragonレーベルからリイシューされていることを知り飛びつきました。聴いてみてから2年近くが経ちましたが、ラフで荒削りなサウンドがライブと云うこともあって活き活きと捉えられており、なかなか興奮出来る内容に満足したのでした。ちなみにオリジナルは下記のようなデザインになっていて、これを目印に当方は探していたのですが。

Eje Thelin - At the German Jazz Festival (Original)

一曲目からこの時代を色濃く反映したかのようなスリリングな展開にグッと力のこもる演奏になっています。トロンボーンと云う潜在的に牧歌的なサウンドをイメージさせる楽器をハードに操り、なかなか戦闘的なプレイは注意を惹き付けるに余りある威力を持っています。エイエ・テリンのトロンボーンの力強い捌きっぷりは一心不乱と云うよりも余裕を感じさせるプレイで、彼の懐の深さを感じさせる演奏です。サイドのメンバーはドラマーのルネ・カールソンぐらいしか知りませんでしたが、各自のパートで各々が見せ場を作っており、気合いの入ったモーダルなジャズや大らかに唱うリラックスしたナンバーを展開して嬉しくなります。イマイチな音質ながらもエネルギッシュで上質な演奏がそれを上回っており、ネガティブな要素を感じさせない真摯なジャズを展開してくれています。

今でこそ活きの良い新譜が沢山リリースされている状況を理解し、様々なスタイルのジャズに探りを入れることに没頭していますが、当方がジャズに戻ってきた当初の頃はこれらの垂涎だった旧譜に目移りして、あれもこれもと取り寄せていたのです。久しぶりにそういう思い入れのあった旧譜を聴くとその当時の熱が甦ってきます。ちなみにエイエ・テリンのこれまたレア音源の『1966 With Berney Wilen』や『Graz 1969』などが、このリイシュー盤と同様の統一されたデザインでDragonから発売されています。
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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/02/07(土) 23:39:49|
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#766 Trombone Scene (Vik)

Trombone Scene

A
1.Slim Jim
2.It Could Happen to You
3.Sorta Rumbish
4.Hackin' Around
5.Indiana

B
1.Plungin' in
2.Ham Bone
3.Out of Nowhere
4.Sonny's Side
5.Up and Out

A-1,A-2,B-5

Eddie Bert (tb) Urbie Green (tb) Jimmy Cleaveland (tb) Jim Pepper (tb)
Tommy Mitchell (b-tb) Elliott Lawrence (p) Buddy Jones (b) Sol Gubin (ds)

A-3~A-5

Eddie Bert (tb) Urbie Green (tb) Frank Rehak (tb) Willie Dennis (tb)
Tommy Mitchell (b-tb) Elliott Lawrence (p) Buddy Jones (b) Sol Gubin (ds)

B-1~B-4

Eddie Bert (tb) Urbie Green (tb) Sonny Russo (tb) Jim Pepper (tb)
Tommy Mitchell (b-tb) Elliott Lawrence (p) Buddy Jones (b) Sol Gubin (ds)

Rec-1956



最近はひたすら近年モノのジャズばかり買っていて、必然的に聴くメディアもCDにシフトしてきています。そもそも新しいジャズを聴き出してから1年半ほどしか経っていないので、ブログに関しても週にCDを1枚取り上げる程度にして他はレコードでと考えていました。しかしながら思いのほか大量にCDを購入しているのとそれらを聴くことが楽しくて、気がつけば月に数枚レコードを聴くものの他はCDばかりになってしまい、このブログもほぼCDが中心のようになってしまいました。そんな訳でここのところアナログ盤はなおざりになっていたので久しぶりにターンテーブルを回しています。しかもちょっと変わり目のモノを。

トロンボーン奏者にスポットを当てたオムニバス・アルバム。しかも4トロンボーン+1バス・トロンボーンと云う、フロントがトロンボーンのみの重厚な布陣のオクテットになっています。曲によってメンバー間の若干の移動はありますが基本的に編成は変わらず聴かれるサウンドに変化はみられません。アービー・グリーンやエディ・バート、ジミー・クリーヴランド辺りは知っていますがその他のトロンボーン奏者は不勉強で知らない名前が並びます。どこかで耳にしているのかも知れませんが殆ど記憶に残っていないのは己の聴き方が足らないのか、そもそも残念な構造の頭に問題があるのか。まぁその両方であることは疑いようがなさそうですが。

思ったほど重々しくなく軽快で、アンサンブルとソロの融合がうまく結実したなかなか稀有なサウンドに仕上がっていると思います。トロンボーン特有のふっくらとした音色が複数集まると思いのほか心地よく、スピーディなものもスローなものもマイルドに聴こえて重厚と云う表現はちょっと違うかも知れません。アレンジ等は如何にも50年代のサウンドですが、やはり編成には面白さが感じられ、何本ものトロンボーンのスライドが伸び縮みする様がすぐにイメージ出来るサウンドに顔が綻びます。

こういう企画が現代版の演奏であるのかどうかはよく判りませんが、もしあるのであれば是非とも聴いてみたいものです。調べてみようかしらん。

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  1. 2008/12/27(土) 22:05:12|
  2. Trombone
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#715 Boss Bones/Wycliffe Gordon (Criss Cross Jazz-CD)

Wycliffe Gordon - Boss Bones

1.Spop
2.The Nick of Time
3.Recorda-Me
4.Another Slow One
5.Stardust
6.Wheatleigh Hall
7.Here's That Rainy Day
8.Nica's Dream
9.Anthropology

Wycliffe Gordon (tb) Andre Hayward (tb) Mike LeDonne (p)
John Webber (b) Kenny Washington (ds)

Rec-2007



トロンボーン奏者のリーダー作を聴きたいと思い、比較的新しい作品の中で取り寄せてみたアルバム。このアルバムはトロンボーンの魅力がタップリ聴けると期待した半面、2トロンボーンという駄耳人間には聴き分けるのが難関であることを容易に想像させる困った編成なので、この際細かい部分を気にせずにひたすらトロンボーンに没入し楽しんでみることにしました。

自分の場合は再三表明している通り新譜を買うというのは、殆どが初聴きのアーティストと云うことになります。既に中堅クラスのキャリアを持つプレーヤーでも10年以上のジャズを聴かなかった時期があると、名前は知っていてもどのような演奏をするのかすら知らなかったりします。ワイクリフ・ゴードンに関しては名前を認識していただけで全く知識がありませんでした。もう一人のアンドレ・ヘイワードは初めて聞きました。ゴードンのことを少し調べてみたらウィントン・マルサリスのコンボで活躍していたそうで、彼のHPのディスコを見てみたら1990年頃からサイドでの録音があって自身のアルバムも1999年からリリースが始まっており、このアルバムのレーベルであるクリスクロスやナゲルヘイヤーに作品が多くあります。またアルバムによってはトロンボーンの他にもピアノやトランペットやチューバやヴォーカルまで演奏も多岐に亘っており、懐の深さを感じさせるミュージシャンのようです。ドラマーのケニー・ワシントンは自分にとっても御馴染みですし、先日取り寄せてみたピアニストのマイク・ルドンの新譜であるライブ・アルバム『FiveLive』(Savant)は好内容で、現在繰り返し聴いている作品だったりします。

思えば過去に2トロンボーンのアルバムを聴いたことがあったか思い出せません。結構珍しい編成のような気がするのですが思い浮かばない状態です。トロンボーンと云う楽器に愛嬌さを感じてしまうクサレ耳なのですが、二本になるからと云ってそれが二倍に感じられる訳でないことはあたり前ですが聴いてみて解りました。

良く知られたナンバーの中にゴードンのオリジナルが3曲(1,2,4)含まれています。しかし初っ端からノリの良いスウィング感で楽しい演奏ですね。ゆったりとした大らかなトロンボーンが気持ちよくミュート・プレイまで披露しています。ルドンの軽快なバッキングを従え二本のトロンボーンは時にはユニゾンを執り、時には互いのソロを交え進行します。ジョン・ウェバーのベースは安定したケニー・ワシントンのドラムとともに演奏を下支えします。ジャズの美味しいところをたっぷりと抽出した演奏は万人に受け入れられる楽しさを提供してくれています。

でもやっぱり初めて聴くトロンボーンはどちらがゴードンでヘイワードなのか判りません。今度はワン・ホーンの作品があればそれを試してみたいと思います。

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  1. 2008/11/05(水) 23:32:14|
  2. Trombone
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#682 Cabin in the Sky/Curtis fuller (Impulse)

Curtis Fuller - Cabin in the Sky

A
1.The Prayer - Taking a Chance on Love
2.Cabin in the Sky
3.Old Ship of Zion
4.Do What You Wanna Do
5.Honey in the Honeycomb

B
1.Happiness is a Thing Called Joe
2.Savannah
3.Love Turned the Light Out
4.In My Old Virginia Home (On the River Nile)
5.Love Me Tomorrow (But Leave Me Alone Today) - The Prayer

Curtis Fuller (tb)
Al DeRisi (tp) Bernie Glow (tp) Freddie Hubbard (tp) Ernie Royal (tp)
Wayne Andre (tb) Kai Winding (tb) Alan Raph (bass-tb) Bob Brookmeyer (v-tb)
Ray Alonge (fr-h) Jim Buffington (fr-h) Anthony Miranda (fr-h) Morris Secon (fr-h)
Harvey Phillips (tuba) Eddie Costa (vib,p,perc) Hank Jones (p) Art Davis (b)
Osie Johnson (ds) Manny Albam (arr., cond.)

-String Section-
Hank Jones (p) Barry Galbraith (g) Milt Hinton (b) Osie Johnson (ds)
Eddie Costa (perc) Margaret Ross (harp)
and 10 violins (Harry Lookofsky is the Concertmaster), 3 violas, 2 celli.

Rec-1962



苦手なストリングス入りのインスト・ジャズを聴いてみるの巻、2日目。異端な思考回路の持ち主としては、こう云った派手なオーケストラをバックに従えたサウンドに、何故かイメージとしてクリスマスが結びついてしまう。雰囲気としての要素が大いに関係しているのですが、こういう単純な図式の思いつきを本気でなんとかしたいと考える。ただ改善する方法論を知らないので現在まで棚上げになっているのが何とも空しい。

甘い。今の俺には甘すぎる。そもそもゴージャスなサウンドが貧相な自分に合わない。スウィートなオケに乗せてカーティス・フラーのトロンボーンが朗々と唱いまくる。そこにフレディ・ハバードのトランペットが大きくフューチャーされており、何とも贅沢な空間が広がっています。好きな人からすれば堪らない魅力のある盤なのだろうと思う。でも今の自分にとってはどうしても甘美過ぎて入り込めない部分がある。あと20年くらい経てばゆったりと聴ける心境になれるのかもしれないが、やっぱり自信はない。もちろんフラーのトロンボーンやハバードのトランペットは瑞々しくハリと艶があって何とも大らかな気分になるのだけれど、どうしてもストリングスが入ることによってハードルが一段高くなってしまう、如何ともし難い自分の趣向が立ちはだかってしまう。

苦手なストリングス入りのインスト・ジャズを聴いてみるの巻、2日目にして継続断念。ただ何故かソースをまだまだ所有しているので、また忘れた頃にチャレンジしてみます。何時になるやら。

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  1. 2008/10/01(水) 23:50:11|
  2. Trombone
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#589 Brookmeyer/Bobby Brookmeyer (Vik)

Bob Brookmeyer


A
1.Oh, Jane Snavely
2.Nature Boy
3.Just You, Just Me
4.I'm Old Fashioned
5.Gone Latin

B
1.Zing went the Strings of My Heart
2.Big City Life
3.Confusion Blues
4.Open Country

A-1,A-3,B-4

Bobby Brookmeyer (v-tb) Al Derisi (tp) Joe Ferrante (tp) Bernie Glow (tp)
Erius Oles (tp) Al Cohn (ts) Al Epstein (ts) Eddie Wasserman (ts)
Sol Schlinger (bs) Hank Jones (p) Buddy Jones (b) Osie Johnson (ds)

A-2,A-4,B-2

Bobby Brookmeyer (v-tb,p) Bernie Grow (tp) Nick Travis (tp) Joe Singer (fr-h)
Don Butterfield (tuba) Al Cohn (ts,fl) Al Epstein (bs) Milt Hinton(b)
Osie Johnson (ds)

A-5,B-1,B-3

Bobby Brookmeyer (v-tb) Nick Travis (tp,v-tb) Gene Quill (as) Al Cohn (ts)
Sol Schlinger (bs) Hank Jones (p) Milt Hinton (b) Osie Johnson (ds)

Rec-1956



ボブ・ブルックマイヤーのアンサンブル・フルバン・ジャズ。殆ど内容を覚えていなかったので改めて聴いてみた。壮大なテーマに頻繁に入れ替わるソロ・パート。時には静かに潜行するクールなサウンド。ダイナミックにドライヴする演奏やゆったりしたハーモニーが美しいバラードはビッグ・バンドならではの醍醐味でした。とはいえ決して派手な演奏と云うわけではなく、一言で云えばほのかに香る品の良さがこのアルバムのテイストではないでしょうか。個人的趣向としては大編成の場合、ガンガン迫って来てバリバリ吹いてもらいたいと思っている人間ですので当然このアルバムでもその傾向のサウンドに目が行きがちですが、この作品は既に述べたように流れでみれば抑揚のある選曲と演奏がなされておりヴァラエティに富んだ内容でした。

主役のブルックマイヤーやピアノのハンク・ジョーンズ、リズム陣は知っているアーティストですが、管パートのミュージシャンに関してはアル・コーンとジーン・クィルぐらいしか知りませんでした。またクレジットされている楽器以外にもオーボエやイングリッシュ・ホルンなどもメンバー内で奏されているようで、多種な楽器により芳醇なアンサンブルを表現しておりハーモニーの妙が味わえます。曲によってはブルックマイヤーのもう一つの顔と言ってもいいピアノを聴くことが出来るのも嬉しい。ビル・エヴァンスとピアノで共演した『The Ivory Hunters-Double Barrelled Piano』(United Artists)等を思い出しますね。

ゆったりとして大らかなサウンドはジャズの楽しさを体現するに余りある活躍で、コンボ中心になっている通常の自分のチョイスを改めてみるいい機会となりました。たまには大っきなのもいいなぁと。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/06/30(月) 23:50:13|
  2. Trombone
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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