イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#950 In a Dream/Gretchen Parlato (ObliqSound-CD)

Gretchen Parlato - In a Dream

1.I Can't Help it
2.Within Me
3.Butterfly
4.In a Dream
5.Doralice
6.Turning into Blue
7.E.S.P.
8.Azure
9.On the Other Side
10.Weak

Gretchen Parlato (vo,handclaps→only1,3,5,9,perc→only7,9)
Lionel Loueke (g→except6,10,vo→only1,3,5,8,9)
Aaron Parks (p→only2,6,8,el-p→only4,7,9,10,org→only4,6,glockenspiel→only6,syn→only10)
Derrick Hodge (b→only2,4,6,8,el-b→only3,7,9,10)
Kendrick Scott (ds→only2,4,6,9,10,perc→only2)

Rec-2008



スポーツ観戦漬けでかなり生活が不規則になっています。サッカーでは日本は残念でしたが大健闘でした。強豪同士のぶつかり合いが多く観れるこれからがさらに佳境なので、寝不足状態になるのは引き続き悩ましいところです。週末からはツール・ド・フランスも始まるし、いよいよ消耗戦になってきそうです。そして放置し放題のココを久しぶりに確認すれば、広告がドカッと一番上に出ていたのでこっそりと更新しておきます。FC2というブログ会社はひと月以上放置するとトップにグーグルの広告が掲載される仕組みになっているのです。

えー、ヴォーカルというのは多分に好みの差異が出やすいものであるので、自分が声高に「好い」といっても反応が薄かったり、またその逆も然りであります。また自身の好みにも変遷が生じてくるので、贔屓だったヴォーカリストの作品をいつの間にか手に取らなくなっていたりして、全く移り気なこと甚だしいです。で、今の自分にフィットするのはリラックスしたスタイルのヴォーカリストで、適度なレイジーさがあればなおさら食いつきます。最近ではスールヴァイグ・シュレッタイェル "Solveig Slettajell" などがその部類のタイプで夜な夜な引っ張り出しておりますが、グレッチェン・パーラトもその点ストライクで、且つボッサ・テイスト溢れる歌唱は当方の嗜好とも合致し、駄耳が歓喜させられるタイプの嬉しい歌い手の一人であります。このアルバムはその欲求を十分に満たしてくれ、しかも素晴らしいメンバーのサポートを受けた彼女のセカンド・アルバムになります。

彼女のリーダー作はまだ2枚しか無いのですがレコーディング・キャリアは意外と長く15年以上あり、また様々なアーティストとの交流は多岐に亘り、かなり前からその魅力の片鱗をあちこちで耳にしていました。しかもアルバムに丸ごと参加といった形ではなく数曲で華を添えるといったパターンが殆どで、買ってみたCDで思いがけず遭遇するようなケースもあったりして、なんだか突然のオマケを頂戴したような感覚によってこちらも自然と意識づけられたようなフシがあります。振り返れば "Terence Blanchard"、"Lionel Loueke"、"Francisco Pais"、"Kendrick Scott"、"Nick Vayenas"、"Walter Smith III" 等の作品で、「あら、こんなところに」と云った塩梅でお近づきになることがしばしば。また彼女は日本人のアルバムに多数参加しており、ヴァイヴ奏者の山下真理さんの二枚のリーダー作をはじめ、一週間ほど前(6月23日)に新作をリリースしたギタリスト、西藤大信(ヒロノブ)さんの Fresh Sound New Talent での作品、ギターの阿部大輔さんの Nagel Heyer 盤等、NYを拠点としたアーティストとのコラボレートが目を惹きます。共演しているアーティストを辿ればその人脈が垣間見えてきて、なかなか興味深いものがありますね。

リオーネル・ルエケの個性的ながら心地好いアコギに乗って歌唱されるファースト・アルバムは大のお気に入りで、このアルバムに引き続き参加しているのはそのルエケとアーロン・パークスですが、明らかに耳心地に変化を生じたのはアーロン・パークスが曲によってエレピを使用したトラックが存在していること。このアルバムが発売される前から既に npr music(リンクあり) でアップロードされていたラストの10曲目 "Weak" を聴いたときは、彼女の新境地を見出したかのような興奮を覚えましたが、このトラックもエレピで弾かれているナンバーです。前作はルエケのオリジナルやビョーク、ジョビンなどの楽曲を取り上げ、ボッサ・カラーを前面に出した印象を持ちましたが、この作品では下地はしっかり残しつつも、よりコンテンポラリーなサウンドで攻めてきて嬉しくなります。収録されている曲の触れ幅が前作よりも大きく、そういう意味ではより変化に富んだ作品になったと言ってもいいのかも知れません。どちらのベクトルも自分にとって好ましい傾向であるので、より親しみを持てたアルバムとなりました。

衣服が半袖になり暑くなってくると、彼女のヴォーカルがとてもマッチする季節になったなぁと感じてしまうのは自分だけでしょうかね。頻繁に手にする気候になってきたと日々の蒸し暑さに萎えつつ楽しんでいます。
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  1. 2010/06/30(水) 23:58:03|
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#933 Jo & Co/Anna Maria Jopek (Universal Music Polska-CD)

Anna Maria Jopek - Jo & Co

1.Cisza Na Skrinie, Na Powieki Slonce
2.Sprobuj Mowic Kocham
3.Moun Madinina
4.Aya 1984
5.Tengoku
6.Confians
7.Tea in the Sahara
8.Zrob Co Mozesz
9.Dina Lam
10.Teraz I Tu
11.Dwa Serduszka, Cztery Oczy

Anna Maria Jopek (vo) Marek Napiorkowski (g) Krzysztof Herdzin (key,shaker)
Jan Smoczynski (el-p,org→only3) Henryk Miskiewicz (ss→only8,10)
Robert Kubiszyn (b,piccolo-b→only10) Pawel Dobrowolski (ds)
Richard Bona (b,vo→only8,9,10,11) Mino Cinelu (ds,vo→only3,5,6)
Dhafer Youseff (oud,vo→4,7,10,11)

Rec-2006,2007



先日リリースされたばかりのパット・メセニーの新作を聴いて、その流れで過去にメセニーと共演しているアナ・マリア・ヨペックのアルバム "Upojenie" を聴き、そしてメセニー抜きの近作であるこのライブ盤へとさらにバトンタッチです。当方はこういう関連性を持たせた聴き方をよくやるのですが、時たまどこで終わらせてよいのか収拾がつかなくなるので今日はこのアルバムで〆にしてみました。

のっけから題記アルバムとは脱線して恐縮ですが、どうやらメセニーの来日が6月9日~12日で決まったようですね。当然新作の再現をステージで行うのでしょうが、アレを運んでくるのは大変じゃないのか、アレはどの程度の規模の装置なのかと勝手な想像をしちゃうのですが。ちなみに今回は東名阪で予定が組まれているようで、チケットの販売は3月6日(土曜日)からのようです。あの装置を実際に見てみたいなぁということもあり、是非とも今回は馳せ参じたいという気持ちもあるのですが、当方の予定をこの時点で制約することが出来ないため今のところは悶々としております。何せライブを逐一チェックしても、自分自身は未だに今年一発目の口火すら切れないでいる状態です。そういえば昨年末に大掃除した時、過去に観に行ったライブやコンサートの半券が大量に出てきたのですが、その中にパット・メセニー・グループのものもありました。約25年前の1985年10月3日、場所は中野サンプラザ、S席4000円。今やそんなお値段では海外のアーティストのライブに関しては、殆どといっていいくらい観ることは不可能でしょうなぁ。

そういえば彼女もアルバム "ID"(Universal Music Polska / EmArcy) の国内盤発売に併せて昨年に来日していましたね。このアルバムにも参加しているギターのマレク・ナピュルコフスキ、ベースのロバート・クビスジン、ドラムのパヴェウ・ドブロヴォルスキを従えたステージとなったようです。当時、観ることを切望していたのですが都合がつかず、いつものこととは云えやはり叶いませんでした。個人的にヴォーカルで「観たい!」と思うことが少ないだけに、今となってはとても残念に思っています。

アナ・マリア・ヨペック(公式サイトで日本語の選択が出来るなんて!)は云わずと知れたポーランドの代表的なシンガーで、1997年から現在までにアルバムもかなりのタイトル数をリリースしていて、このライブ盤は13枚目ということになるのでしょうか。前作 "ID" にも参加していたリチャード・ボナやミノ・シネルらもこのライブに客演していて、ゴージャスでエレガントな歌唱に華を添えています。「目力(めぢから)が強い」と云う表現がありますが、彼女の場合は「声力が強い」とでも引用したくなるくらいに妖艶でインパクトのある声質で、透明感がありながらも麻薬的に響くヴォイスには駄耳オヤジを腑抜けにさせてしまうのです。独特の節回しや聴き馴染みのないポーランド語の歌詞は、時に器楽的に鳴っているようにも感じられて幻想的です。バックの水準の高さも見事。聴きようによってはこのライブもメセニー的なサウンドに仕上がっていますが、奥行きのある深みのあるサウンドは荒さがなく緻密さも窺えます。ただし、6曲目のようなライブならではのくだけた雰囲気も記録されており、質の高いパフォーマンスはポーランドのアーティストのレベルが半端ではないことを証明しています。ちなみに5曲目の "Tengoku" とは「天国」のことで、彼女の2005年のアルバムである "Niebo"(Universal Music Polska) がポーランド語での「天国」の意であるそうな。2005年の来日時の体験がよほど好印象であったということは、応援している日本人としてはとても嬉しいものです。

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  1. 2010/02/13(土) 03:15:44|
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#924 Echo/Alyssa Graham (Sunnyside-CD)

Alyssa Graham - Echo

1.America
2.Pictures of You
3.Echo
4.Arkansas
5.My Love
6.Butterflies
7.I Burn for You
8.Involved Again
9.Once Upon a Summertime
10.Coming Home
11.Izaura

Alyssa Graham (vo) Jon Cowherd (p,fr-h,org,vo) Romero Lubambo (g,vo) Doug Weiss (b)
Obed Calvaire (ds) Jeff Haynes (perc) Gregoire Maret (harmonica) Douglas Graham (g)
Sachi Pattituci (cello) Lawrence Dutton (viola) Elizabeth Lim-Dutton (vin) Laura Seaton (vin)

Rec-Unknown



彼女は昨年に初来日を果たしているのですが、実はそのライブを観に行っておりました。そしてそのリラックスした楽しいステージを満喫して帰ってきました。何故ログを挙げていないのかといえば、自分の周辺でかなりの修羅場があったのでそれどころではなかったというのが本音なのですが、そんな状態で何故出かけられるのかといえば、ご招待されたというのが実情であります。はい、何とも卑しいパターンです。それと普段はなかなかヴォーカルのステージを観ようと自分から行動することはないので、この際どういった感じなのか経験してみたいという衝動もありました。なんだかんだで融通をつけてしまうところに説得力のなさを露呈しているのが我ながら残念であります。

昨年の7月中旬の暑い盛りにそのステージは行われました。ヴォーカルのアリッサ・グラハムのバックを務めたメンバーはピアノにジョン・カワード、ギターにダグラス・グラハム、ベースにリチャード・ハモンド、そしてドラムにダン・ライザーというカルテットがサポートしていました。ピアニストはブライアン・ブレイド・フェローシップのメンバーですが、このアルバムでもプロデューサーとしてサウンドの核を担っています。ギタリストはアリッサの旦那さんなんだそうで、まさにおしどり夫婦ですな。ベーシストは数多くのヴォーカリストをサポートするエレベとウッドの両刀使いで、ドラマーはノラ・ジョーンズのグループの結成時のメンバーなんですね。リズムの二人はこのアルバムには参加していませんでした。

近年のヴォーカルは、無理にジャズ云々の範疇で語ることが憚られるくらいに多様なスタイルを持った表現者が多いですねぇ。このアリッサ・グラハムに関しては「フォーキー」というタームで括られていることが多いようですが、彼女自身もそのように理解されることを望んでいることがインタビュー記事に載っていました。このアルバムは彼女のセカンドになるようですが初めて国内盤としてもリリースされた作品で、訪れたブラジルやインドやヨーロッパでインスパイアされた経験が楽曲に反映され、メンバーのオリジナル以外にもポール・サイモンやスティング、そしてジョビンのナンバーなどを取り上げ、ノン・ヴィヴラートでシンプル且つマイルドに表現しているのも好感が持てます。

ピアノの詩的な世界に爪弾かれるアコギ。カワードとルバンボの男性コーラスもソフトに絡み、曲によっては添えられるストリングスやハーモニカがその柔らかさを増幅させます。個人的には1曲目から3曲目までの流れがとても心地良いですね。このアルバムの目玉とも云える8曲目は元来ビリー・ホリデイが歌うはずだった曲だそうで、長らくお蔵入りしていたその曲を彼女が初めて歌ったんだそうです。ジャック・リドアンというこの曲の作曲者が彼女の旦那さんの実家の隣に住んでいたという縁から始まったそうで、もちろん彼女の実力があるからこその抜擢で、ここではシットリと感情的に歌い上げていて白眉の出来です。ラストのボッサは彼女の懐の深さが如実にあらわれていて、どんな曲でもしっかりこなす力量に満ち溢れています。

ジャズ・テイストはどちらかといえば薄めですが、やはりノラ・ジョーンズが好きな方は気に入るのではないでしょうか。

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  1. 2010/01/11(月) 02:44:38|
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#911 Everness/Rocio Faks (Fresh Sound World Jazz-CD)

Rocio Faks - Everness

1.Los Enigmas
2.Bicho Solto
3.Eu Nao Existo Sem Voce
4.Durazno Sangrando
5.E Luxo So
6.Everness
7.Zamba Del Laurel
8.Bebe
9.O Bem Do Mar

Rocio Faks (vo) Jordi Matas (g,el-g) Ismael Duenas (p) Masa Kamaguchi (b) Joe Smith (ds)
-Featureing-
Carlos Sarduy (tp→only2,5) Alan Sousa (perc→only5,8)
Gorka Benitez (fl→only7,ts→only9) Zoila Herranz Pintado (back-vo→only7)
Clara Sallago (back-vo→only7)

Rec-2007



フレッシュ・サウンドに関しては、新録はひたすらニュー・タレント・シリーズのアルバムばかりを購入していましたが、先日(といっても半年以上前ですが・・・)初めてワールド・ジャズ・シリーズの作品を仕入れてみました。現在はスペインのバルセロナに拠点を置いている、アルゼンチン(ブエノスアイレス)生まれのヴォーカリスト、ロシオ・ファクスのアルバム。このアルバムは『Gotas De Luar』(Fresh Sound World Jazz)に続くセカンドという位置づけでいいのでしょうか?色々と検索してみましたが、彼女のアルバムはこの2枚以外出てきませんでした。何せ情報収集能力が全く欠落しているので憶測で書いちゃってます。すみません。

ライナーをパラパラと捲っていたら、よく海外でありがちな怪しい日本語(漢字が微妙に間違っていたり意味不明の単語があったり・・・)が書かれたポスターのようなものが貼ってあるスナップがあって妙に気になってしまいます。各量販サイトでの説明ではスペインのミュージシャンをバックに従えているとのことですが、ベーシストは日本人の名前で通用する(実際に東洋系で、普通に日本人に見える)方だったりと、個人的にはさらに謎が深まります。うーむ。

ジャズ・テイストありボッサ風ありと切り口の豊かな内容です。ユニオンのサイトに依れば歌詞はポルトガル語とのことですが、スペイン語とポルトガル語の違いすら判別できない駄耳には、そもそも曲の本質にすら迫れません。ただし、かの地の言葉の響きには独特の雰囲気があって、とても心地よく聴くことが出来ます。正直云えば彼女のヴォーカルを特段に印象的だとは思いませんでしたが、どちらかといえばソフトでまろやかな質感、そして若干のクモリを持っており、それが適度な気だるさも感じさせ、そのアンニュイな声色はなかなか好い味わいです。やはり彼女の出自からして自然に染み付いたであろうボッサ向きの声質に仕上がっているような感じがします。YouTubeにもライブの模様が数曲アップロードされていました。

そこにシンプルながらも雰囲気のあるバッキングが絡んで曲ごとに世界を構築していきます。曲によってはホーンやリードが加わり変化をもたらしていてスペインのミュージシャンの技量の高さを窺わせます。ふっくらとした耳心地が全体を支配し、静かな夜に楽しむのに相応しいヴォーカル・アルバムでした。聴いていたらアルコールを欲してしまった・・・。

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  1. 2009/12/02(水) 02:38:44|
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#865 Upojenie/Pat Metheny & Anna Maria Jopek (Nonesuch-CD)

Pat Metheny & Anna Maria Jopek

1.Cichy Zapada Zmrok
2.Mania Mienia
3.Biel
4.Przyplyw, Odpllyw, Oddech Czasu...
5.Are You Going With Me?
6.Czarne Slowa
7.Lulajze Jezuniu
8.Upojenie
9.Zupelnie Inna Ja
10.Piosenka Dla Stasia
11.Letter From Home
12.Me Jedyne Niebo
13.Byon Byl Tu
14.Polskie Drogi
15.Tam, Gdzie Niesiega Wzrok
16.Na Calej Polaci Snieg
17.Szepty I Lzy

Pat Metheny (el-g,ac-g,classical-g,baritone-g,soprano-g,g-syn,42-str.pikasso-g,key)
Anna Maria Jopek (voice,background-vo,el-p)

Leszek Mozdzer (p) Pawel Bzim Zarecki (key,main-programming,loops)
Darek Oleszkiewicz (b) Marcin Pospieszalski (bass-g,programming,loops)
Cezary Konrad (ds) Mino Cinelu (perc) Henryk Miskiewics (ss)
Mateusz Pospieszalski (programming,loops) Marek Pospieszalski (turntables)
Wojciech Kowalewski (perc) Piotr Nazaruk (fl,hammered dulcimer,perc,voice)
Bernard Maseli (vib) Marek Napiorkowski (g→only8) Barney (alien voice)

Krzysztof Bzowka (vin) Jozef Kolinek (vin) Patrycia Jopek (vin)
Katarzyna Gilewska-Zagrodzinska (vin) Artur Gadzala (vin) Robert Dabrowski (vin)
Wlodzimierz Zurawski (viola) Dariusz Kisielinski (viola) Jerzy Muranty (cello)
Janusz Olechowski (cello)

Rec-2002



来月(2009年5月)に来日されますね。ポーランドのヴォーカリスト、アナ・マリア・ヨペック。昨年コレが再発されるにあたり大々的にプッシュされ、実際のところかなりの枚数が売れたようですね。彼女は多作家で既に相当数のリーダー作をリリースしているようですが、このアルバムが再発されるまで当方は彼女のことを知りませんでした。彼女の近作である『ID』(Universal Polska)が5月に国内盤でも出るのでプロモーションもかねての来日といった塩梅でしょうか。今のところの最新作は『Jo & Co BMW Jazz Club Vol.1』(Universal Polska)というライブ盤のようです。

今日取り上げたこのアルバムは、元々は"Anna Maria Jopek & Friends with Pat Metheny"という名義で14曲入りでリリースされた作品で、曲順を再編集しさらにボーナス曲として3曲(7,16,17のうち後半2曲はライブ)を加えた17曲入りでリイシューされたものです。新たに冠にメセニーを据え注目度が上がったことは否めないところでしょうが、それに余りあるクォリティーが高くてスケールの大きな作品でした。

伸びやかながらも憂いを含んだヴォイスは独自の世界で、彼女の母国語で歌われる楽曲はジャズ・ヴォーカルというよりもフォーキーな風合いを感じさせます 。これがかなり良いんですよ。表現力が豊かで且つとても上手いので思わず入り込んでしまいました。メセニーの楽曲が8曲(2,4,5,9,11,12,13,15)含まれていますが、それこそメセニー・グループを彷彿とさせるようなドラマチックな展開をここでも発揮しておりグイグイと惹き付けられます。演奏の素晴らしさは申し分無く、メセニーの多彩なアプローチはもちろんのことポーランドのミュージシャンの力量も見せつけられます。個人的にはピアニストのレシェク・モジュジェルがここで参加しているのが嬉しいですね。

このアルバムを初めて聴いてから既に約半年ほど経ちましたが、全く飽きることがなく聴くたびにグッときてしまいます。ジャズ云々よりもこの音楽にはメセニーの世界観が大きく作用していると言ってもよく、宵に灯りをおとして聴くには最高の音楽です。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/04/09(木) 23:49:54|
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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