イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#101 Nina Simone (Bethlehem)

Nina Simone


A
1.Mood Indigo
2.Don't Smoke in Bed
3.He Needs Me
4.Little Girl Blue
5.Love Me or Leave Me
6.My Baby Just Cares for Me

B
1.Good Bait
2.Plain Gol Ring
3.You'll Never Walk Alone
4.I Loves You Porgy
5.Central Park Blues

Nina Simone (p,vo) Jimmy Bond (b) Al Heath (ds)

Rec-1957



TVでジャズが使われることはちょくちょくあることで、CMや番組の効果音的要素で耳にすることがあります。CMについて云えば昔の話ではありますがエヴァンスのタバコやロン・カーターのウイスキー、チェット・ベイカーなんかも良く採用されていますね。今を遡ること20数年(ぐらい?)前、コレのA-6をあのシャネルが使っていたことを知っている方はどれくらいいるのでしょうか?確かNo.5のCMだったと思うのですが・・・。当時小気味良いvoとリズムに釘付けになり耳に憑いて離れなくなった小生にとっての魔性の一曲でした。

ニーナ・シモンのデビュー・アルバムにしてB-4のヒットでセールス的にも作品としても代表作となった彼女の金字塔的アルバム。彼女の特徴であるブルース、ゴスペル、トラディショナルの色彩の色濃いアルバムですが、ヴォーカルはもちろん彼女のピアノが実にチャーミングで頻繁に載せてしまうレコードです。
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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/01/31(水) 00:02:29|
  2. Vocal
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#100 More Smiles/The Kenny Clarke Francy Boland Big Band (MPS)

The Clarke-Boland B.B.


A
1.Johnny One Note
2.Lullaby of the Leaves
3.Bei Dir War es Immer so Schon
4.My Favorite Things

B
1.Just in Time
2.All Through the Night
3.November Girl
4.My Heart Belongs to Daddy
5.Love for Sale

Kenny Clarke (ds,co-leader) Francy Boland (p,co-leader)
Benny Bailey (tp) Idrees Sulieman (tp) Tony Fisher (tp)
Dusko Gojkovic (tp) Ake Persson (tb) Nat Peck (tb) Eric van Lier (tb)
Derec Humble (reeds) Johnny Griffin (reeds) Ronnie Scott (reeds)
Tony Coe (reeds) Sahib Shihab (reeds) Jimmy Woode (vin)
Kenny Clare (ds)

Rec-1969



おなじみクラーク=ボラーン・ビッグ・バンド。100枚目には賑やかなものを。とはいえ派手なサウンドがメインという意味ではなく大人数での賑やかなものという意味で。静かな曲調のバラードの解釈やA-4などのおなじみの曲をこのバンドらしい料理方法で奏でています。ドイツ録音。豪華なメンツ、分厚いアンサンブル、圧倒的です。

MPSにはジジ・カンピ・プレゼンツ・シリーズとして、この双頭バンドで数枚の吹込みがあり人気盤が目白押しですが、これは『All Smiles』に続く唱モノで対になっている作品です。A-1,B-1,B-5あたりが好みかな。大所帯の編成のものを大音量で聴くと痛快ですね。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/01/30(火) 00:07:04|
  2. Modern Big Band
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#99 Bell, Book & Candoli/The Brothers Candoli (Dot)

The Bros. Candoli


A
1.Boulevard of Broken Dreams
2.Pavanne
3.Spanish Carnival
4.Old Devil Moon
5.What is This Thing Called Love

B
1.Bell, book and Candoli
2.Hey, Bellboy!
3.Pagoda
4.Night Walk
5.I May be Wrong

Conte Candoli (tp) Pete Candoli (tp) Jimmy Rowles (p)
Barney Kessel (g) Joe Mondragon (b) Alvin Stoller (ds)

Rec-1958



ナイス・ジャケット、カンドリ兄弟の渋いアルバム。とはいえ内容はウエスト・コーストらしく結構ライト。2本のペットのアンサンブルにケッセルのギターが入ることにより軽やかな印象を醸し出します。西海岸のジャズは時として軽音楽のような雰囲気も感じ取ってしまうのですが、このアルバムにもそういう要素を感じてしまいます。

両者とも単独リーダーでのアルバムも複数残しておりますが、このアルバムのように兄弟で残した作品もこの『ドット』や『マーキュリー』などに数枚あります。ピート・カンドリがコンテ・カンドリより4歳年上の兄ですが作品を多く残したのはコンテ・カンドリのほうで、実際活躍の機会も多かったといいます。

個人的には頻繁に聴くような作品ではないですが、結構フレージングのヴァラエティ豊かな曲が並んでいます。

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  1. 2007/01/29(月) 00:10:59|
  2. Trumpet
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#98 It's All Right !/Wynton Kelly's Trio (Verve)

Wynton Kelly


A
1.It's All Right
2.South Seas
3.Not a Tear
4.Portrat of Jennie

B
1.Kelly Roll
2.The Fall of Love (from "The Fall of the Roman Empire")
3.Moving Up
4.On the Trail (from "The Grand Canyon Suite")
5.Escapade

Wynton Kelly (p) Paul Chambers (b) Jimmy Cobb (ds) Kenny Burrell (g)
Candido (conga)

Rec-1964



昔、このアルバムが『ザクト・ライオン』と呼ばれていたような気が・・・。

ウイントン・ケリーのコンガ入りの楽しいアルバム。パーカッションの入ったアルバムはサウンドにメリハリが効いて軽快になるので時々聴きたくなります。

ウィントン・ケリーはVee JayやRiverside盤の評価が高いですが、ヴァーヴにもハーフ・ノートのライブや興味深い編成で録音されたもの、ラテン色の強い作品など複数あります。この辺りの作品はどちらかと云えばリラックス出来て寛げる内容になっていて名盤云々には引っ掛からないですが味のある小品といった趣です。全てを弛緩させて委ねてしまうユルユル盤であります。

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  1. 2007/01/28(日) 00:01:31|
  2. Piano
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#97 Step Lightly/Blue Mitchell (Blue Note)

Blue Mitchell


A
1.Mamacita
2.Sweet and Lovely
3.Andrea

B
1.Step Lightly
2.Cry My a River
3.Bluesville

Blue Mitchell (tp) Joe Henderson (ts) Leo Wright (as)
Herbie Hancock (p) Gene Taylor (b) Roy Brooks (ds)

Rec-1963



ブルー・ノートっぽいジャズってどんなのだろうとふと考えてみる。でも、すぐに止めてしまいました。SPの時代から始まって、一般的に多く認知されている1500番台や4000番台、BN-LA、One Night with以降の新生ブルー・ノートも含めて、トラッドからフリーまであまりにも多様で、スタイルでの定義は難しいこと。またライオン・カスクーナ・ヴァンゲルダー等、カバー・デザインも音の要素とすれば制作者そのものもブルー・ノートであること。

で結局は聴く側の思い入れの強い曲(印象に残っている演奏)がそれぞれのブルー・ノートを形成するのかな?と曖昧ながら無理矢理結論付けてみる。

で自分はどうなのか、何だか漠然としているのですが、2管以上の編成で演奏はテーマ&ソロがハッキリしたもの。演奏(音)にブルー・ノート臭(これを説明できん!)が滲み出ているもの。このアルバムにも当てはまっています。

このレコードはしばらくの間お蔵入りになっていて、80年代に発売されたということですが、理由としてレオ・ライトのチューニングが若干狂っている(これは何となく判る)、演奏の出来不出来が散見される旨の論評もあるのですが、言われてみてそうなのかな?程度の理解しか小生には出来ません。こういう指摘が出来ることにある意味羨望を覚えます。しかしオイラの耳は鍛えて変わるのか甚だ疑問です^^;長いこと聴いていますが何を聴いているんだろう??

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/01/27(土) 00:15:06|
  2. Trumpet
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#96 Gil's Guests/Gil Melle Quartet + Guests = Gil Melle Septets (Prestige)

Gil Melle


A
1.Soudan
2.Tomorrow
3.Block Island

B
1.Sixpence
2.Still Life
3.Ghengis

A-1~A-3

Gil Melle (bs) Art Farmer (tp) Hal McKusick (as,fl)
Julius Watkins (french-horn) Joe Cinderella (g) Vinnie Burke (b)
Edmund Thigpen (ds)

B-1~B-3

Gil Melle (bs) Kenny Dorham (tp) Hal McKusick (as)
Don Butterfield (tuba) Joe Cinderella (g) Vinnie Burke (b)
Edmund Thigpen (ds)

Rec-1956



音楽を聴くのに史実や理論などの予備知識は必要なのか。誤解を恐れずにいうと、ジャズに限らず昔はそんなものいらないと思って興味のあるものを片っ端から聴いていました。単純に音楽に対しては余計な先入観なく接したいと思っておりました。今思うとかなり偏狭です。やっぱり文献やライナーなど読んでいると自分の知らない作品やアーティストのバックボーンを理解出来たり、様々な意見を伺うと音楽の奥行きも感じられ自身の理解の幅も広がり勉強になります。ただ、聴く以前にネガティブ・イメージを植えつけられるとなかなかその作品やアーティストに辿り着き難くなってしまう。それだけは避けたいと思ってきました。音楽を聴くことは強要や義務ではないので固定観念を持たず気に入ればどんなものでも存分に楽しもうというスタンスだけは全く変えるつもりはありません。うーむ、モノを知らんことへの言い訳のようになってきたな・・・。

ギル・メレに関して云えば理論家、パターン・ジャズ、インテリ等など偏向なイメージを刷り込まれそうな語呂が並んでいるのですが、コレなどは深いふか~いアンサンブル・ジャズで心地よい響きを提供してくれます。各々のハーモニーが美しく構成されていて聴けば和んでしまう良い作品で決してとっつきにくいものではありません。

ブルー・ノートやプレスティッジに数枚の作品を残していますが60年代後半にはヴァーヴにエレクトリックを軸とした変わったアルバム『Tome Ⅵ』も録音しています。(これ、ホントに変わったアプローチをしています)また映画音楽界でも活躍しているようです。はい、資料の請け売りも含まれています^^;ご容赦!

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/01/26(金) 01:14:28|
  2. Soprano Sax, Baritone Sax
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#95 Time in/Dave Brubeck (Columbia)

Dave Brubeck


A
1.Lost Waltz
2.Softly, William, Softly
3.Time in
4.40 Days

B
1.Travellin' Blues
2.He Done Her Wrong
3.Lonesome
4.Cassandra

Dave Brubeck (p) Paul Desmond (as→exceptA-3) Gene Wright (b)
Joe Morello (ds) Unknown (tamb→onlyA-1)

Rec-1965



ブルーベック。云わずと知れた『テイク・ファイブ』があまりにも有名になってしまい逆に過小評価されるという皮肉な結果になってしまっているピアニスト。

この『Time in』は、テイクファイブ収録の『Time out』や『Time Further out』とともに変拍子アルバムの中の一枚ですが、中では一番目立たないアルバムではないかと思います。

物心ついた頃にはこのアルバムが既に家にあって、チビの頃からコレを聴きながら頭フリフリしていたというマセガキを誕生させてしまった罪深いレコード。何せテイク・ファイブを理解する以前にこのアルバムを体験していたのでブルーベックの中で一番思い入れのある作品になりました。A-1やデスモンドの入っていないA-3などがツボです。ジョー・モレロのシンバル・レガードに痺れます。黒くない洗練されまくりのジャズですがこういうのもご馳走なのです。

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  1. 2007/01/25(木) 00:07:15|
  2. Piano
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#94 European Jazz Quintet III-A.Skidmore, L.Zadlo, G.Dudek (Fusion)

European Jazz Quintet 3


A
1.Seven

B
1.Ruby Doo

Alan Skidmore (ts,ss) Leszek Zadlo (ts,ss) Gerd Dudek (ts,ss)
Ali Hauland (b) Pierre Courbios (ds,perc)

Rec-1982



スゲェ格好良いA面と当方にとってやや難解なB面のハードなジャズが共存する一枚。

サックス3本が強烈なビートとともに突進してくるA-1は何度聴いてもスリリングで、1st.Skidmore 2nd.Dudek 3rd.Zadloの順でソロをとり、エンド近くで猛烈なドラム・ソロ。聴き手も力尽きる位の威力がこの演奏にはあります。

B-1は序盤から3人のサックス・バトルがあり、徐々に勢いを増して各自のソロの後終盤にはフリーキー・トーンが爆発するなかなかヘビーな一曲です。

個人的にはいいとこ取りでひたすらA面が載るレコードです。久しぶりに両面通して聴きましたが、やっぱりB面は妙に疲れてしまうなぁ。

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  1. 2007/01/24(水) 00:04:20|
  2. Combo
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#93 Shirasagi/Itaru Oki (Nadja)

沖至


A
1.Shirasagi

B
1.You Don't Know What Love is~October Revolution

Itaru Oki 沖至 (tp) Syohji Ukaji 宇梶晶二 (bs)
Takashi Tokuhiro 徳広崇 (b) Tatsuya Nakamura 中村達也 (perc)
Joe Mizuki ジョー・水木 (perc→onlyB-1)

Rec-1974



ジャズについて語る難しさはこのブログを始めてみてつくづく思い知りましたが、フリー・ジャズについて言及するのは更に難しい。フリー好きは演奏から受けるメッセージを感じ取ることが出来るのだろうけど、さほど興味の無い人、或いは全く受け付けない人にとっては苦痛にしかならないでしょう。過激なものはお手上げだけどある程度(?)のものは楽しむことの出来る、どっちつかずの私のような人間は、聴けるか聴けないかが全ての目安となってしまっています。

で、このレコードは小生にとって両面とも興味深い内容でした。特にB面は中盤にかなり過激なところがありますが原曲を知っているだけにその個性的な捉え方が際立っているのが痛快です。制作者側の意図がオリジナルのA面にあるのは承知しているのですが・・・。

このアルバムは沖至の日本在住時の最後のコンサートで、この後彼は活躍の場をフランスのパリやリヨンに移し現在に至るのですが、彼の作品を数枚しか聴いてない上に最近の作品も全く知らないので30年以上の月日をどのような変遷を歩んでいたのか気になるところです。現在も時々帰国してライブ活動を行っているようです。



余談:おかげさまで丸3ヶ月、上記の通り私感を文章にするというのは当方にとってかなり難儀な作業ですが、最近では日課となったこのブログ、習慣づけると案外継続するものですね。今後もヒイヒイ云いながら駄文を更新し続けるつもりでおりますのでお付き合い下されば幸いです。

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  1. 2007/01/23(火) 00:05:38|
  2. Japanese
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#92 The 2nd John Handy Album (Columbia)

John Handy


A
1.Dancy Dancy
2.Theme X
3.Blues for a Highstrung Guitar

B
1.Dance for Carlo B
2.Scheme #1

John Handy (as,ts) Jerry Hahn (g) Mike White (vin) Don Thompson (b)
Terry Clarke (ds,glockenspiel)

Rec-1966



なんとも個性的な演奏をするジョン・ハンディ・クインテット。混沌とした訳のわからない怪しさがこのアルバムにも満載です。ハンディはコルトレーンとインドのラビ・シャンカールに影響を受けたとの事、彼らのスタイルはそれを容易に想像させます。

無論ハンディ自身のサックスの音色にも起因する部分もあると思いますが、このグループのサウンドが耳に憑いて離れない要因は、ジェリー・ハーンの高速ギター・カッティングと怪しげに操るマイク・ホワイトのヴァイオリンのパフォーマンスが際立っているように思えます。

このグループの代表アルバムとして前年の『モンタレー・ジャズ・フェス』のアルバムが良く取り上げられますが、翌年録音のこの作品も基本的にメンツの変更は無く、前作を踏襲した内容になっています。でも怪しさは倍増している様な気が・・・。

CDには未発表の3曲を加えた、計8曲が収録されているようです。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/01/22(月) 00:11:26|
  2. Alto Sax
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#91 Ike Isaacs at the Pied Piper (R.G.B.)

Ike Isaacs


A
1.Impressions
2.Mercy, Mercy, Mercy
3.I'll Drown in My Own Tears

B
1.Soulin'
2.Walk on by
3.Red "I"

Ike Isaacs (b) Jack Wilson (p) Jimmy Smith (ds)

Rec-1967



ベースがリーダーのピアノ・トリオ。さしづめジャック・ウィルソン・トリオと言う感じです。パイド・パイパーでのライブ録音です。

A-1のインプレッションズの前に奏でられる短いテーマを聴いただけで頬が弛みます。A-1では疾走感のある3者の白熱したプレイが記録されています。A-3のブルースなどもアーシーな雰囲気の出た良い演奏です。B-1はA-1冒頭に奏でられたテーマの本編で、このグループの特徴を現した楽しい演奏です。ベースがリーダーでありながらアイク・アイザックスのベースは特に派手なところは無く、黙々とリズムを取り続ける堅実な仕事をしています。

ジャック・ウィルソンはアトランティック等に十数枚のリーダー作を残している比較的マイナーなピアニストですが、ここでは自分が主役のように存分に弾きまくっていて存在感抜群です。

惜しむらくは録音があまり良くないのと、意図的に編集されたような跡がB-2とB-3のエンド部分にあって、ここがクリアできれば演奏や臨場感がさらに際立ったものになるのにと、少しばかり残念ではあります。

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  1. 2007/01/21(日) 00:05:41|
  2. Bass
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#90 Jimmy & Wes-The Dynamic Duo/Jimmy Smith & Wes Montgomery (Verve)

J.Smith & W.Montgomery


A
1.Down by the Riverside
2.Night Train

B
1.James and Wes
2.13 (Death March)
3.Baby, It's Cold Outside

A-1,A-2

Jimmy Smith (org) Wes Montmogery (g) Bob Ashton (ts,fl,cl)
Danny Bank (bs,b-cl,) Jimmy Cleveland (tb) Tony Studd (b-tb)
Richard Davis (b) Jerry Dodgion (as,cl,fl,aito-fl)
Quentin Jackson (tb) Melba Liston (tb) Clark Terry (tp,flugelhorn)
Jimmy Maxwell (tp) Joe Newman (tp) Ernie Royal (tp) Grady Tate (ds)
Jerome Richardson (tenor-fl,alto-fl,cl) Phil Woods (sax,cl)

B-1,B-3

Jimmy Smith (org) Wes Montmogery (g) Ray Barretto (perc)
Grady Tate (ds)

B-2

Jimmy Smith (org) Wes Montmogery (g) Bob Ashton (ts,fl,cl)
Danny Bank (bs,b-cl,) Ray Barretto (perc) Jimmy Cleveland (tb)
Richard Davis (b) Jerry Dodgion (as,cl,fl,aito-fl)
Richard Hixon (tb) Quentin Jackson (tb) Melba Liston (tb)
Jimmy Maxwell (tp) Joe Newman (tp) Ernie Royal (tp) Grady Tate (ds)
Jerome Richardson (tenor-fl,alto-fl,cl) Clark Terry (tp) Phil Woods (sax,cl)

Rec-1966



のっけから余談で恐縮です。ラジオから流れるジャズがこの上なく好きです。しかもFMでなくAMのものがいいのです。チープなラジオで聴くと抜群の効果になります。

昔、むかーしTBSラジオで『マンスリー・ジャズ・ワイド』と云う、その名の通り月イチのみのジャズ番組がありました。日曜の深夜はどこの放送局も機器点検とかで早く放送終了する中、午前1時過ぎ頃から午後5時までぶっ通しでジャズが聴けたありがたい番組でした。パーソナリティは既に定年で退職された宮内鎮雄氏と音楽評論家の中川耀さん。当時学生だった私はこの番組でかかるジャズが生きた参考書でした。そこで気に入ったものを探しに石丸電気やユニオンなどへ行ったものです。このころのバイト代は殆どレコードに化けていました。この作品のA-1も、ラジオから流れる激しく分厚いアンサンブルに興奮しすぐ購入した懐かしい思い出があります。

内容は所謂オリバー・ネルソン&クリード・テイラーものでA面とB-2がフルバンでそれ以外がカルテット編成になります。小生にとってはA-1が全てで理由は上記の通りです。聴くたびに当時を思い出します。しかしながら豪華なメンバーですね。

ちなみにジャズ・ワイドのない日曜深夜はラジオ大阪の『鶴瓶・新野のぬかるみの世界』をノイズ混じりで聴いていました。この頃の師匠はアフロヘアーだったですね。ああ懐かしい!

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  1. 2007/01/20(土) 00:10:51|
  2. Organ
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#89 Jazz a Confronto (28)/The Paris Quartet (Horo)

The Paris Quartet


A
1.Etat de Grace
2.Song for Rene
3.Correspondances
4.Moi Meme

B
1.Mr.J.C. Forever
2.Chant D'amour
3.Droit D'asile

-The Palis Quartet-

Francois Jeanneau (ss,ts) Michel Graillier (p,el-p)
Jean-Francois Jenny-Clark (b) Aldo Romano (ds)

Rec-1975



フランソワ・ジャノー率いるパリ・カルテットのイタリアはローマ録音。ジャノーはバリトン以外のサックスとフルートを操りますが、ここではソプラノを中心に、テナーと使い分けてストレートなジャズを展開しています。

60年代前半、アルバニタやジェフ・ジルソンとともに活躍していましたが、60年代半ばから70年代半ばまでジャズから離れていました。復帰後の作品の中の最初期のものがこのアルバムになります。

A-1のリズムの際立ち方などはスリリングでジェニー=クラークとアルド・ロマーノの組み合わせの妙を感じさせられます。A-3ではグレイエのエレピが聴け、A-4はジャノーとリズム陣のバトルが熱い演奏となっています。また詳しいことは解りませんが、ジャノー作のB-1はコルトレーンに捧げている曲かと思います。なかなか雄大な曲でトレーンを消化しようとした彼のソプラノでの回答のようにも感じられます。B-2の爽やかな曲調、B-3ではテナーを使用し、若干ロック的なアプローチも匂わせる演奏になっています。

なかなか歯ごたえのある良い内容で、愛聴しているレコードです。

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  1. 2007/01/19(金) 00:00:32|
  2. Combo
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#88 Lament for Booker Ervin (Enja)

Booker Ervin


A
1.Blues for You

B
1.Blues for You (cont.)
2.Lament for Booker

Booker Ervin (ts) Kenny Drew (p) Nils-Henning Orsted Pedersen (b)
Alan Dawson (ds) Horace Parlan (p→onlyB-2)

Rec-1965,1975



思わずご苦労様と声をかけたくなってしまう、ブッカー・アーヴィン渾身の吹きまくり作品。A面~B-1へと続く計27分42秒のとてつもないブロウをお腹一杯になるまで味わえます。1965年、ベルリン・ジャズ・フェスの実況盤です。感想はスゲェ!の一言。1曲ほぼブッカー・アーヴィンがソロをとっており、それこそ血管が切れるんじゃないかと思わせるプレイが充満しております。この人に丁度良い塩梅というのは通用しないようです。感心するか、辟易するかはそれぞれですが単純な小生は『スゲェ!』と思ってしまうのです。思わず笑ってしまうほどです。

彼の死の5年後の1975年、このライヴからは約10年後になりますが、B-2には盟友ホレス・パーランの彼に捧げるソロ・ピアノがナレーションとともに収録されています。



余談:真夜中何気なくテレビをザッピングしていたら、フジテレビでロン・カーターがナビゲートするジャズ番組が!ジャズの歴史を解りやすく辿っていく形で貴重な映像も取り入れて編集されている。範囲はジャズ黎明期~モード(60年代)あたりまでだろうか。〆にはロン・カーの演奏も。何故かナレーションを中島美嘉がやっている。コレは関東ローカルなの??ド深夜に軽く興奮してしまった^^;

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  1. 2007/01/18(木) 00:03:21|
  2. Tenor Sax
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#87 Blossom Dearie Sings Rootin' Songs (Daffodil)

Blossom Dearie


A
1.Days of Wine and Roses
2.I Left My Heart in San Francisco
3.I Wanna be Around
4.The Sweetest Sounds
5.The Good Life
6.Lazy, Crazy Days of Summer

B
1.Desafinade
2.Our Days Will Come
3.Fly Me to the Moon
4.I've Got Your Number
5.What Kind of Fool am I
6.He Loves Me

Blossom Dearly (vo) Joe Harnell (p,arr.) Dick Romoff (b)
Ted Sommer (ds) Jerome Richardson (fl,ts)

Rec-1963



こういうアルバムを率先して復刻してしまう日本という国は、ジャズ好きにとって天国のようなところだと、陳腐な表現ですが思うのです。

このレコードについて要約すると、

①この当時、ルート・ビアのラジオCMのコマーシャル・ソングをブロッサムが歌っていたこと。
②評判が良いので、ルート・ビアの大口購入客用の特典盤としてこのLPが作成されたこと。
③製作にあたって1962~3年の流行していた12曲を集めて吹き込んだこと。

以上のことから原盤はとてつもなくレアであるのですが、そういう作品を改めて世に出す熱意には敬意を表したいです。

ヴァーヴに残されている諸作と比べて、若干声がハスキーになって低音域になった感じがしますが、ブロッサム節は変わらず堪能できます。バックの伴奏も堅実で好感が持てます。このアルバムでブロッサムはピアノを弾かず、ジョー・ハーネルがサポートしています。また彼女はヨーロッパとアメリカでの活動を交互に繰り返していますが、この作品以降活動の場をヨーロッパに移しています。

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  1. 2007/01/17(水) 00:01:57|
  2. Vocal
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#86 Extensions/McCoy Tyner (Blue Note)

McCoy Tyner


A
1.Message From the Nile
2.The Wanderer

B
1.Survival Blues
2.His Blessing

McCoy Tyner (p) Alice Coltrane (harp) Wayne Shorter (ss,ts)
Gary Bartz (as) Ron Certer (b) Elvin Jones (ds)

Rec-1970



昨日の記事にマイケル・ブレッカーとアリス・コルトレーンの訃報を書いたので、何か関連のものをと思って探してみる。で、このブログらしく(?)マイケル・ブレッカーよりもアリス・コルトレーンをチョイス。インパルス辺りのリーダー作か、ジョン・コルトレーンがらみでインフィニティとか色々と思案したのですが一枚通して聴くのに自信が無かった(^^;)ので上記のアルバムにしました。

ブルー・ノートでもBN-LAになるとジャズ・ロックやフュージョン物が多くなりいろんな意味でバラエティに富んだラインナップになりますが、こういうスピリチュアル物もわずかながらも記録されています。資料によればコレは4419で出す予定だったもので、事情によりBN-LAの第一弾として発売されたものだそうです。

決して聴き難いものではなく、マッコイ・タイナーの王道を行くサウンド作りになっていて、私は結構楽しんでいます。ただ、ここでのアリスは特にA-1,B-2でハープを引っ掻き回していてどうも違和感を覚えてしまいます。耳慣れない楽器の特性なのかそれだけではないのか、アリスの参加したアルバム全体にこんな感想を抱いてしまうのです。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/01/16(火) 00:00:33|
  2. Piano
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2

#85 Estate/Michel Petrucciani Trio (Riviera)

Michel Petrucciani


A
1.Pasolini
2.Very Early
3.Estate

B
1.Maybe Yes
2.I Just Say Hello
3.Tone Poem
4.Samba des Prophetes

Michel Petrucciani (p) Furio di Castri (b) Aldo Romano (ds)

Rec-1982



ミシェル・ペトルチアーニとの初めての出会いはやっぱり衝撃でした。当時雑誌等で名前だけは知っていましたが、初めて演奏を耳にしたのはレコードではなくテレビでのライブ収録映像でした。抱えられてステージに出てきた彼は椅子に座らされるなり、凄くエネルギッシュな演奏を披露し完全にノック・アウトされてしまいました。

後に彼のアルバムを色々聴いてみて良くかけるようになったレコードは、OWLから出ている通称『赤ペト』とこのアルバム。この作品が彼の本質を突いているものかどうかは別として、A-1の清々しさが聴くたびに爽快な気分にさせてくれます。ペトルチアーニにも何とか長く活躍して欲しかったんですが・・・。



余談:昨日のNHKニュースでマイケル・ブレッカー氏が亡くなられたとの報道が。小生にはブレッカー・ブラザーズの印象がどうしても強くあまり縁の無いアーティストでしたが、フュージョンもジャズも消化した彼の作品を再確認する機会として受け止めてみようと思ったこの度の訃報でした。1月13日逝去。白血病。享年57歳(若過ぎるよなぁ)。そしてアリス・コルトレーンも・・・。1月12日逝去。呼吸不全。享年69歳。合掌。

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  1. 2007/01/15(月) 00:01:30|
  2. Piano
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#84 Outstanding!/Guido Manusardi Trio Live in Tirano (Splasc(h))

Guido Manusardi


A
1.On Green Dolphin Steet
2.Love for Sale

B
1.But Not for Me
2.Sorrow

Guido Manusardi (p) Piero Leveratto (b) Luigi Bonafede (ds)

Rec-1986



大好きなピアニスト。イタリアのギド(グイード)・マヌサルディのスプラッシュからリリースされたライヴ・アルバム。前衛的なものから寛げるものまで全て取り揃えたようなラインナップの彼の作品群の中で、コレはデビューから20年後の円熟したクオリティーの高い楽しいライヴになっています。

音の奥行きを感じさせる録音は臨場感抜群で三位一体の熱い演奏が聴くたびに感動してしまいます。スタンダードの3曲は彼特有のテクニックが散りばめられていて良くスイングした楽しい演奏が続きます。オリジナルのB-2は流れるようなメロディ・ラインが印象的な一品です。

若かりし頃、スウェーデンやルーマニアに拠点を置いて演奏していた時期もありましたがその後イタリアに戻り、この作品よりさらに20年後の現在も齢70過ぎにしてなおも現役、新譜も発表するなど元気に活動しているようです。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/01/14(日) 00:03:39|
  2. Piano
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#83 Two of a Kind/Bobby Darin & Johnny Mercer with Billy May and His Orchestra (Atco)

B.Darin & J.Mercer


A
1.Two of a Kind
2.Indiana
3.Bob White
4.Ace in the Hole
5.East of the Rockis
6.If I Had My Druthers

B
1.I Ain't Gonna Give Nobody None of My Jellyroll
2.Lonesome Polecat
3.My Cutey's Due at Two-to-Two Today
4.Medley : a)Paddlin' Madelin' Home b)Row Row Row
5.Who Takes Care of the Caretaker's Daughter
6.Mississippi Mud
7.Two of a Kind

Bobby Darin (vo) Johnny Mercer (vo) John Best (tp) Dick Cathcart (tp)
Manny Klein (tp) Ed Kusby (tb) Bill Schaefer (tb) Elmer Schneider (tb)
Chuck Gentry (sax) Skeets Herfurt (sax) Eddie Miller (sax)
Wilber Schwartz (sax) Milton Raskin (p) George Van Eps (g) Morty Corb (b)
Ronnie Zito (ds) Billy May (arr.)

Rec-1960



近年ジャズに対して女性からの支持も多くなって嬉しいことですが、兎角求道的に深遠な世界に入り込んでいくのは、ジャズに限らずですが男性が多いのは周知の通りです。で、そんな中ヴォーカル・アルバムとなると必然的に女性ヴォーカルを男性ファンが持ち上げる機会が多くなり、歌のみならずルックスの要素が多分に入り込んだりするのはやむを得ないことなのでしょう。片や男性ヴォーカルといえば紹介されるアイテムも少ないのが実情のような気がします。現実的に余程の大御所や有名なナンバー収録のアルバムではない限り商業的にも成り立たないというところが売る側のホンネではないでしょうか。

ここに取り上げるこの作品は、ジャズというよりもポップスといったほうが良いのでしょうが、何か男性ヴォーカルをチョイスしようと考えた時に、ふと上記のようなことを思ってしまいました。

ボビー・ダーリンは、体を自然に揺らされる楽しいアルバムを多く残しておりセールス面でも成功を収めています。俳優もやっていた彼らしく映画に出てくるような曲が散りばめられています。37歳で病気で亡くなりましたが長く活躍して欲しかった一人です。

相方のジョニー・マーサーは作詞・作曲で多くの映画音楽を手がけています。またキャピトル・レコードの創設者の一人で、もちろんシンガーとしての実力も相当のものです。

彼らの掛け合いが最高に楽しく雰囲気を盛り上げてくれます。目を閉じればミュージカル映画のワンシーンが見えるようです。

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  1. 2007/01/13(土) 00:08:59|
  2. Vocal
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#82 Page One/New Jazz Trio (MPS)

New Jazz Trio-Schoof


A
1.Palar
2.Bambura
3.Snaro
4.Val
5.Cert Van

B
1.Ceon
2.Haranca
3.Rum-Pa
4.Tram-Ba-Tro
5.Naimed

-New Jazz Trio-

Manfred Schoof (tp,flugelhorn) Peter Trunk (b)
Cees Cee (ds,perc,tablar,fl,irish hand harp)

Rec-1970



小さな編成で独自なアプローチをもって録音された作品。ニュー・ジャズ・トリオというだけあって前衛的な作品ですが、フリーでありながらも過激な部分が少なく、3人の格闘が面白く録れています。何かジャズの実験をしているような感じに聴こえます。疾走感のある迫力のある曲ももちろん含まれていますが。

マンフレート・ショーフの個人的ベストの演奏はなんと言っても『Heartplants/Gunter Hampel』での演奏に尽きるのですが、自身のグループでもエネルギッシュなプレイが聴けます。

ヨーロッパ・ジャズの変革に寄与した重要な一人で、このアルバムの前に16人編成の過激なフリー・ジャズを吹き込んでいます。また75年には山下洋輔・坂田明等とともにエンヤ・レーベルに作品を残すなど多岐にわたる活躍をしています。ニュー・ジャズ・トリオとしては、このアルバムが初録音で、続いて『Page Two』をリリースしています。このグループでの活動期間は70年から、ピーター・トルンクが事故死する74年まで5年間続いていたようです。

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  1. 2007/01/12(金) 00:08:19|
  2. Combo
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#81 It's Time/Max Roach His Chorus and Orchestra (Impulse)

Max Roach


A
1.It's Time
2.Another Valley
3.Sunday Afternoon

B
1.Living Room
2.The Profit
3.Lonesome Lover

Max Roach (ds,comp.) Richard Williams (tp) Clifford Jordan (ts)
Julian Priester (tb) Mal Waldron (p) Art Davis (b) Earl Baker (vo)
Abbey Lincoln (vo→onlyB-3) Coleridge Perkinson (cond.) and 16 voices

Rec-1962



マックス・ローチの思想的な側面が前面に出ている一枚。

昭和のテレビ的なコーラスといってしまうと失礼なのかな?そんな印象を最初聴いたときに感じてしまいました。演奏がものすごく濃くて強烈なので、当初はコーラスにちょっと違和感を感じていたのが正直なところです。でも何度も聴いていると不思議とコレでなくては駄目なように思えてくるから面白いものです。このレコードのバックボーンが解っていればこんなマヌケなことは書かないのでしょう。

で、あくまで感覚的意見ですがここでの彼らの演奏の凄みは尋常でないと思っています。録音の部分など若干エコー掛かったサウンドの作り方も迫力を増す一因になっているように感じます。『We Insist!』に代表される闘うローチが大編成で向かってきます。また、タイムの変化をつけた曲調は演奏に緩急がつき引き込まれます。決して聞き流せるようなアルバムではなく音楽に対峙させられる威力があります。好き嫌いはハッキリ出る内容ではあると思いますが。

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  1. 2007/01/11(木) 00:00:31|
  2. Drums
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#80 Un Autunno a Parigi/Marco di Marco Trio (Modern Jazz Record)

Marco di Marco


A
1.Fontainebleau
2.Un Autunno a Parigi
3.Le Chat qui Peche

B
1.Valse pour Quatre amis
2.Lungo la Senna
3.Boul' Mich'

Marco di Marco (p) Jacky Samson (b) Charles Saudrais (ds)

Rec-1970



音楽というものは、ただ楽器が巧く弾けるだけでは印象に残らないことが多々あり強い個性があったほうが良いというような風潮もあると思います。ワン・アンド・オンリーの何かを持つということが良い意味でも悪い意味でも記憶の片隅にでも残っていくのだと思うのです。そういうオリジナリティはアーティストにとっても長く活躍する必須条件になるのかもしれません。

そういった意味では、このイタリア人のマルコ・ディ・マルコはどちらかというと無視されたピアニストでピアノの演奏自体は大変上手ですが、何か物足りなさを感じてしまうのです。ここらの事情はマイナー・レーベルの吹込みが災いしているのか、実際に一般の評価がイマイチなのか、単に紹介される機会が少ないだけなのか定かではありませんがあまり認知されているアーティストとは云えないようです。国内盤も一部の作品は出ていたようですが。

彼はフランスの、その名もモダン・ジャズ・レコードというレーベルに多数の録音がありますが、いくつかの作品にジョルジュ・アルバニタのバック陣がサポートしていて、この作品もそうです。アプローチの仕方がアルバニタと全然違うので当然印象も変わってきます。コレは代表作といわれている作品ですが、このアルバムでの彼も上記の通りで何かもうひとつ欲しいと思ってしまうのです。

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  1. 2007/01/10(水) 00:00:11|
  2. Piano
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#79 Masato/Masato Imazu & Fuzz Motion (Fun House)

Masato Imazu & F.M.


A
1.Fire Ball
2.Violet Love
3.Zoom

B
1.Like Forrest
2.So Long
3.Dear Hank

Masato Imazu 今津雅仁 (ts) Hideaki Yoshioka 吉岡秀晃 (p)
Tsutomu Numagami 沼上励 (b) Hironobu Fujisawa 藤沢博延 (ds)
Hiroshi Murata 村田浩 (tp→onlyA-1,B-2,B-3)

Rec-1989



初めて日本人のアルバムを取り上げようと思って少ないコレクションの中から手に止まった一枚。激しいブロウが堪らない作品です。彼のメジャー・デビュー・アルバム。(以前にインディーズで3枚録音済み)

もしこの作品の存在を小生が知らなくて何処かでA-1がかかっていたら、迷わずジャケを確認しに行くだろうと思ってしまいます。とにかくエネルギッシュです。吉岡秀晃との相性も抜群です。

彼のスタイルは所謂テキサス・テナー系でそれこそブリブリ、ゴリゴリ吹きまくります。テナーに迫力、太さ、豪快さを求める方には今津はピッタリだと思います。バラードも無難にこなしますが奏法まではやっぱり変えられないようで繊細な吹き方にはならず、豪快の片鱗が出てしまっているようです。

Fun Houseに5枚のリーダー・アルバムを1992年までに残しましたが、以後交通事故等で一時期第一線から退いていたようです。2000年には復活の作品を発表しています。そのころから東北地方を拠点にライブ活動を行い、現在は全国を回ってライブを継続しているようです。当方としては現在の円熟したであろう今津の作品も期待してしまうのですが。

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  1. 2007/01/09(火) 00:01:49|
  2. Japanese
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#78 La Note Bleue/Barney Wilen (IDA)

Barney Wilen


A
1.Besame Mucho
2.No Problem
3.Pauline
4.Rpund 'bout Midnight
5.Les Jours Heureux
6.Voleur D'amour

B
1.Un Baiser Rouge
2.Portrait de L'artiste avec Saxophone
3.Whisper Not
4.Triste Again
5.Harlem Nocturne
6.Besame Mucho
7.Goodbye

Barney Wilen (ts) Alain Jean-Marie (p) Philippe Petit (g)
Ricardo Del Fra (b) Sangoma Everett (ds)

Rec-1986



渋いけれど何故か軽いバルネ・ウィランのアルバム。バルネは人気ありますね。火付け役になったのはマイルスの『死刑台のエレベータ』あたりの作品になるのでしょうか?それとも彼のリーダー作品?

これは彼のカムバック後の初アルバム。60年代後半まで活躍していたバルネが16~7年ぶりに戻ってきてIDAからリリースしたものです。IDAには複数のリーダー作を残していて、話題になった作品が目白押しです。

ただ、個人的にはB-4,B-5のアレンジが軽薄(失敬!)に聴こえて冒頭の『軽い』という表現を用いたのですが、この時期のバルネの作風にちょくちょく見受けられると思っているのは小生だけでしょうか?相変わらずテナーは鳴りまくっているのですが。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/01/08(月) 00:03:06|
  2. Tenor Sax
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#77 To My Queen/Walt Dickerson (New Jazz)

Walt Dickerson


A
1.To My Queen

B
1.How Deep is the Ocean
2.God Bress the Child

Walt Dickerson (vib) Andrew Hill (p) George Tucker (b)
Andrew Cyrille (ds)

Rec-1962



メタリック・コルトレーンことウォルト・ディッカーソンの、彼の奥方(ジャケ写のエリザベスさん)に捧げたアルバム。アンドリュー・ヒルの参加によって、聴き手が想像し得る音作りになっています。

彼の代表作といわれるこのアルバムですがA面を占める代表曲は静かな曲調で自身のスタイルを際立たせた演奏です。B-1は珍しくスイングした内容、B-2はディッカーソンとジョージ・タッカーのアルコ奏法のデュオになっています。ジョージ・タッカーはこの3年後に亡くなったようです。

ディッカーソンはその後、『To My Sun』『To My Queen Revisited』等、家族に捧げる曲やアルバムを沢山残していて、彼の家族に対する想いが偲ばれます。1960年代が生んだ個性的なヴァイブ奏者です。

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  1. 2007/01/07(日) 00:01:18|
  2. Vibraphone
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#76 The Printmakers/Geri Allen Trio (Minor Music)

Geri Allen


A
1.A Celebration of All Life
2.Eric
3.Running as Fast as You Can...TGTH
4.M's Heart

B
1.Printmakers
2.Andrew
3.When Kabuya Dances
4.D and V

Geri Allen (p) Anthony Cox (b) Andrew Cyrille (ds,mouth-perc,tympany)

Rec-1984



個性的なピアノの解釈が痛快な作品。ジェリ・アレンの初リーダー・アルバム。A-1のマウス・パーカッションで意表を衝かれその後に出てくるピアノはこれまたパーカッシヴで盛り上がります。A-3は若干前衛的なアプローチを見せ、A-4はエモーショナルなピアノ・ソロで聴き手に迫ります。タイトル曲のB-1は白眉の出来です。女性ながら男性的な力強くスリリングな傾向がこのアルバム全体に漂っています。

活動の初期にアート・アンサンブル・オブ・シカゴ系のミュージシャンとの競演やソウル、レゲエなどジャンルを越えたアーティストとの競演など多岐に活躍しており、以後の彼女の奥行きの広さ、可能性を感じさせる重要な経験ではなかったかと思います。今なお一線で活躍する彼女のデビュー作は発売当時も高く評価されていて、今でも色褪せない輝きを放っています。

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  1. 2007/01/06(土) 00:50:52|
  2. Piano
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#75 Saxophone Supremacy/The Sonny Stitt Quartet (Verve)

Sonny Stitt


A
1.I Cover the Waterfront
2.Lazy Bones
3.Sunday
4.Just Friends

B
1.All of Me
2.Two Bad Days Blues
3.It's You or No One
4.Blue Smile

Sonny Stitt (as) Lou Levy (p) Leroy Vinnegar (b) Mel Lewis (ds)

Rec-1959



多作家ソニー・スティットは、テナーでもアルトでも良い演奏を残している奏者です。このアルバムはアルトのみを使用し、ウェスト・コーストのメンバーと共演した作品です。小生のスティットのイメージは、アルト奏者としての印象が強いですね。どちらも素晴らしいのですが。ただ、パーカーに比較されてしまうのを嫌ってテナーを手にしたというエピソードがあるので彼にとってのアルトは嫌なトラウマがあったのかも知れないですね。

このあたりの作品は取り上げられることはあまり無いのですが、彼の演奏はいつもどおり快調です。スタイルが変わらないのはマンネリととるか、素晴らしい事だととるか。私は後者だと思うのですけれど。

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  1. 2007/01/05(金) 00:05:00|
  2. Alto Sax
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#74 Bev Kelly in Person (Riverside)

Bev Kelly


A
1.Long Ago and Far Away
2.Then I'll be Tired of You
3.My Foolish Heart
4.Night and Day
5.It Never Entered My Mind
6.Just Friends

B
1.Body and Soul
2.Love Letters
3.This is Always
4.Falling in Love With Love
5.My Funny Valentine

Bev (Beverly) Kelly (vo) "Pony" Poindexter (as) "Flip" Nunez (p)
Johnny Allen (b) Tony Johnson (ds)

Rec-1960



べヴ・ケリー。当方が好きなシチュエーションで唱ってくれています。小さなクラブで小編成の唱伴、ハスキー・ヴォイスでノリがよく最高です。毎回思うのですがこういうシチュエーションで、実際にリアルタイムで観客の一人として観て見たいと叶わぬ事を考えてしまいます。

このアルバムは、サンフランシスコの『コーヒー・ギャラリー』というライヴハウス(?)で収録されたもので、スタンダード・ナンバーを多く取り上げています。

恥ずかしいハナシですがヴォーカルを聴き始めた頃、ビヴァリー・ケニーと名前で混同したことがあります。でもどちらも好い歌い手ですね。

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  1. 2007/01/04(木) 02:40:51|
  2. Vocal
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  4. | コメント:0

#73 Boom-Jackie-Boom-Chick/Paul Gonsalves Quartet (Vocalion)

Paul Gonsalves


A
1.Boom-Jackie-Boom-Chick
2.I Should Care
3.Village Blues
4.If I Should Lose You

B
1.Poor Butterfly
2.Blues P.G.
3.You are Too Beautiful
4.Taboo

Paul Gonsalves (ts) Pat Smythe (p) Kenny Napper (b)
Ronnie Stevenson (ds)

Rec-1963



昨年発売された復刻盤の中で、個人的に快哉を叫んだ雲上の一枚。内容も音質も期待に違わぬ充実した作品でした。

スイス録音のこの盤は、ベースの音がとても好く録れていて、それにゴンサルヴェスの煤けた音色のテナーが絡んで哀愁を感じさせます。アップ・テンポの曲やブルースなど硬軟織り交ぜた飽きの来ない作品になっています。徐々に市場から消えつつあるので気になる方は早めに抑えておいたほうがいいでしょう。

イギリスのレーベルであるVocalionは、近年ヨーロッパの稀少垂涎盤を多数CD復刻させていて、中にはジョン・サーマンやアラン・スキドモアなどの極上品がラインナップされているのでこちらも早いうちにゲットしたほうがいいかも。最近廃盤になるサイクルがとても早いですからね。

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  1. 2007/01/03(水) 00:00:52|
  2. Tenor Sax
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0

#72 Urbane Jazz/Roy Eldridge and Benny Carter (Verve)

P1010006_edited.jpg


A
1.I Still Love Him So
2.The Moon is Low
3.I Missed My Hat
4.Ballad Medley : A)I Remember You B)Chelsea Bridge
C)I've Got the World on a String

B
1.Polite Blues
2.Close Your Eyes
3.Where's Art?
4.I Don't Know
5.Striding
6.Wailing

Roy Eldridge (tp) Benny Carter (as) Bruce MacDonald (p)
John Simmons (b) Alvin Stoller (ds)

Rec-1955



50~60年代のヴァーヴには中間派の佳作が沢山残されていて、コレもその中の一枚。当然寛げる内容になっています。

ロイ・エルドリッジとベニー・カーターというジャズ・ジャイアント二人が組めば聴かせない筈がありません。なにせ1930年代から活躍している両者の円熟期の演奏なのでシットリとしたムーディーなプレイも説得力があります。

小生は例えばモダンだけとかフリー専門とかいうジャズの一部分のみを好むということでなく、全てが自分の趣向の許容範囲なのでコルトレーンもエルドリッジもシェップなども同列に楽しんでいます。でもこのあたりの作品はご馳走なんですよ。無いと禁断症状が出てくるのです^^;

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/01/02(火) 03:28:09|
  2. Trumpet
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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