イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#941 Black Hawk Dance/Scott DuBois (Sunnyside-CD)

Scott DuBois - Black Hawk Dance

1.Black Hawk Dance
2.Illinois Procession Rain
3.Dust Celebration
4.Isolate
5.River Life
6.Souls
7.Louis Frederic

Scott DuBois (g) Gebhard Ullmann (ts,ss,b-cl) Thomas Morgan (b) Kresten Osgood (ds)

Rec-2009



えーと、先日出たばかりのアルバムです。そして初めて聴くギタリストです。勝手にフランス人だと思い込み、「スコット・デュボワ」と読むのだろうと思っていました。カナで検索すると全く引っ掛からず。よくよく調べてみると「スコット・デュボイス」との表記があり、NYの新鋭ギタリストとの説明がありました。そして今作が彼の4枚目のアルバムということです。個人的にはまだまだ知らないプレイヤーが殆どなので、お近づきになれることを楽しみにしながら色々と探求しています。

そもそも当方の新譜探索は、自分にとっての有名無名は全く関係なくて気になるものを片っ端からリストに入れていきます。そしてアーティストのウェブサイトや通販ショップ、iTunes などで該当アルバムのMP3があるものから優先して試していき、自分の趣向にフィットするものは躊躇なく引っ張ります。コレを遣り過ぎるので既に大量に抱えてしまいとんでもないことになっているのですが、今のところは継続出来ているので破産しない限り暫くはこの状態が続きそうです。

この作品も同様に、彼のウェブサイト(リンクあり)で試し聴きをしてその怪しさ(?)が気になり購入に至ったモノです。はい、怪しいサウンドが出てくるとどうしようもなく落ち着かなくなります。怪しいモノは好奇心を刺激されるので大好物です。今の自分にとって綺麗にまとまっているだけのものは、残念ながら耳を通り過ぎてしまうのです。ところで彼のウェブサイトでは、このアルバムのみならず過去の作品の一部がダイジェストではなく丸々アップロードされているので全て試してみたのですが、どのトラックも独特の雰囲気でますます全貌を捉えたくなります。このアルバムのインフォメーションでひきあいに出されているギタリストがジョン・アバークロンビーというのも納得です。ただこのアルバムを聴いてみてなんとなく解ってきたのは、怪しげな要素を多量に放出しているのはリーダー氏のみならずゲブハルト・ウルマンというドイツのリード奏者に因って醸成されているのではないかということ。そもそもこのアルバムに興味を持つキッカケになったのはバスクラが入っていたことだったのですが、バスクラはもちろんのことテナーもソプラノも時にフリーキーに時に荘厳に表現されるので、作品の持つ独特のカラーはさらに昇華されていきます。アンビエントのように静かに潜行したかと思えば、フリーやアヴァンギャルドの世界に突入するその物腰は柔軟で、一見相反するように感じられますが筋がしっかりと通っているのは聴いていて理解出来ました。

現代音楽的でもあり即興的でもあり、定型にはまらず且つ上記のような展開ですのでかなり聴き手を選びそうなサウンドと云えそうですが、スペイシーなギターに宙を舞うリードが描く世界は、2曲目のような牧歌的な雰囲気や4曲目のような神秘的な表情も魅せ意外と多様でもあります。そしてダークな世界ではひと際シリアスに迫るドラムもカッコいいですね。このあたりの作品はその特性上なかなか話題にならなそうですが、個人的にはかなり面白がって聴いていますので敢えて記事にしてみました。興味のある方は上のリンクからお試し下さい。
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テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2010/03/26(金) 04:13:34|
  2. Guitar
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  4. | コメント:4

#940 Caught in the Light of Day/Ivo Neame (Edition Records-CD)

Ivo Neame - Caught in the Light of Day

1.Caught in the Light of Day
2.Birdbrained
3.Quixotic
4.Enigmatic
5.Passing Point
6.Free at Last
7.Pear-shaped

Ivo Neame (p) Jim Hart (vib) Jasper Hoiby (double-b) James Maddren (ds)

Rec-2009



このアルバムのリリースのアナウンスがされた時、どちらかというとその内容よりもジャケットのほうに話題がいっていたような気がしていました。実際のところこのアルバムは、先月刊行されたジャズ批評誌のジャケット・ディスク大賞の12位にランクされていました。ジャケ買いなどをしない当方にとっては、ピアノ・トリオ+ヴァイヴという組み合わせのほうが断然興味深く、その編成からどのようなサウンドを展開しているのかが気になって買ってみようと思い立ち、かれこれ3ヶ月ほど前から聴き続けています。当初は自分が思い描いていたような内容ではなくて少し面食らいましたが、インパクトという意味においては演っているアプローチがかなり斬新で、クセのある楽曲がジワジワと徐々に沁みてきて不思議な魔力に掛かっています。このジャケットのようにほのぼのとした情景や、例えばジャズの王道を往くサウンドをイメージすると肩透かしを食らうでしょう。現代的な解釈でシリアスに迫ってきて、生気横溢したプレイは複雑に耳に絡まってくるような印象的な作品となっています。

Ivo Neame と云う、相変わらずリーダーの名前が読めないといういつものパターンですが、イーヴォ君はどうやらイギリスのピアニストのようです。このアルバムでは彼はピアノに専念していますがなんとサックスもプレイするそうですよ。リーダー作としては、トリオで吹き込まれている "Swirls & Eddies"(Loop) に次ぐ2枚目となるようで、また "Phronesis" という名のユニットのピアノ・トリオ(このアルバムのベーシストでもある Jasper Hoiby が中心となっているトリオで既に2枚の作品があり、うち "Green Delay"(Loop) という昨年に出ている近作にイーヴォがピアニストとして参加、ちなみにもう一枚 "Organic Warfare"(Loop) は近年日本でも人気が出ているマグナス・ヨルト "Magnus Hjorth" がピアノで参加)でもアルバムを出しています。他にもギターも弾く女性ヴォーカリストの "Kaz Simmons" のアルバム等、複数のサイドの仕事があるようです。

カレーライスではないが、「甘口」か「辛口」かと問われれば「辛口」と答えます。否、「やや辛」といったところでしょうか。とにかく楽曲が起っています。素直にトレースすることのできないメロディ。時にキリモミ状に旋回し聴き手を惑わし続けます。そして各々の技量の高さ。イーヴォの大胆且つシリアスなピアノにスリリングなジム・ハートのヴァイヴが絡み、このCDを手に入れた喜びを噛みしめてしまいます。リズムも痛快な仕事振り。特にドラムのジェームス・マッドレンは巧いですねぇ。ビシバシ決まるオカズがカッコ良い。派手さよりも小気味良さが爽快で、ピアノとヴァイヴをこれ以上ないくらいに上手く鼓舞しています。その四者が相俟ってピリピリとした質感のトラックで畳み掛けてくるので、一筋縄でいかないもの好きの自分にとってはこの上ない満足感が得られました。

もうすぐ新譜 "Radio Silence"(Naim) がリリース予定のニール・カウリー "Neil Cowley" もそうですが、イギリスのピアニストは実に個性的でインパクトの強いアーティストを時に見かけるので油断がならないです。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2010/03/25(木) 04:14:34|
  2. Piano
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  4. | コメント:0

#939 Bronze/Walter Smith III - Mark Small (Fresh Sound New Talent-CD)

Walter Smith III, Mark Small - Bronze

1.Mint Condition
2.The Crawler
3.ESPN
4.8 Bars
5.Happy Song
6.New Bossa
7.Fragile
8.Small Spaces
9.Go for Broke

Walter Smith III (ts) Mark Small (ts,as,ss) Matt Stevens (g) Alan Hampton (b→only1,5,6,7)
Chris Van Voorst Van Beest (b→only2,3,4,8,9) Bill Campbell (ds)

Rec-2007



少し前に到着していたデイヴ・ホランドの "Pathways"(Dare2 Records) が、己の死にかけているPCにリッピング出来なくて orz だったオヤジでございます。はい、いきなり年甲斐のない文章で失礼致します。しかも聴いていてライブ盤であったことを初めて知る始末。いかに手当たり次第に手を出しているのかが判ろうというモノ。ここのところ当方のポンコツPCとの相性が良くないメディアがいよいよ増えてきたので、早くPCを新調したい今日この頃。でもその前にCDを買いすぎなんだよなぁ。ついでに馬鹿をもう一つ披露すると、手元に来たCDが3月だけ(実質3週間とちょっと)で既に50枚を超えました。新譜も旧譜もごちゃ混ぜですが、アウトレットものもあれども一応全て新品ばかり。しかしながらどうやって聴くんだよこの量を。トータルでは年が明けてから既に100枚も超えており、我ながらかなり病気ですな。そんな状態ながら未だに今後の新譜をくまなくチェックしています。その中にウォルター・スミスのニュー・アルバム、"Live in Paris"(Space Time) リリースのアナウンスが少し前にありました。メンツも最高でやっぱりすぐに抑えちゃいましたが、コレはいつ頃のライブ音源なのでしょうかね?詳細がイマイチ見え難かったりします。そんな訳で、直近では一番新しいこの作品を聴き直しておりました。

今度出るライブ盤では、「ウォルター・スミスはライブ向けのアーティストである」との惹句が踊っていましたが、スタジオ録音であるこのアルバムに関しては今ひとつ熱気を感じられなかったのでそれほど入り込まずにいたと云うのが正直なところです。が、冷静に受け取ればいかにもこのレーベルらしいサウンドでもあるなぁと、自分の中では少しずつ受け入れる態勢が整ってきたような感じです。日頃からパワフルなサウンドばかり好んで浴びている自分としては、このアルバムに関してはどちらかといえば低温度といった印象を持ちがちになるのですが、よくよく聴けばその中に動きの多い自分好みの曲(3曲目や8曲目など)も隠れていたりするので、手に取る回数はこれからもそこそこ出てきそうな感じです。

サックスの二管フロントを据えたギター・トリオといったような陣容ですが、前述の通り攻撃的なものではなくアンサンブルに軸をおいた演奏になっている様な感じがします。ウォルター・スミスのテナーにマーク・スモールが曲ごとに三種のサックスを持ち替え、ふっくらと且つウネウネと個性を発揮しています。総じて型に嵌め難い楽曲が多めで、トラックによっては多少の怪しさも醸し出しながら進行していきます。そしてもう一人の要になるのがギターのマット(マシュー)・スティーヴンス。この方はクリスチャン・スコットのグループで活躍するギタリスト。先日リリースされた新譜でもこの作品とは一味違う存在感を魅せてくれました。それと二人のベーシストがクレジットされていて、ほぼ同等の配分で参加していますが、互いになかなかの強力なプレイでしっかりとした存在感です。

前述のように動きのある上記の2曲が好みですが、何度も繰り返し聴いているとその流れの中に挟まっていたボッサ・テイストの5曲目がかなり好い味を出していることに気がつきました。といってもジャズ的な要素が色濃く出ており且つ現代的な解釈であるので、ラストの盛り上がり方などにもワクワクさせられます。マット・スティーヴンスの爪弾かれるギターが好い雰囲気で、好みのトラックに昇格です。

はてさて来月出る予定のライブ盤はアーロン・ゴールドバーグのピアノ入りであり、トランペッターのアンブローズ・アーキンムシーレイとの二管クインテットなのですが、どのような変化を見せてくれるのかとても楽しみですねぇ。個人的にはドラムのマーカス・ギルモアにかなり注目しております。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2010/03/24(水) 03:55:38|
  2. Tenor Sax
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  4. | コメント:0

#938 Reflections/Kurt Rosenwinkel Standards Trio (Word of Mouth-CD)

Kurt Rosenwinkel - Reflections

1.Reflections
2.You Go to My Head
3.Fall
4.East Coast Love Affair
5.Ask Me Now
6.Ana Maria
7.More Than You Know
8.You've Changed

Kurt Rosenwinkel (g) Eric Revis (b) Eric Harland (ds)

Rec-Unknown



あまりにも愚にも付かぬものを垂れ流し続けるのは如何なものかと勝手に自問自答し、それを理由に暫くサボっておりました。相変わらずCDは大量に聴き続けていて収拾が付かないくらいですが、実際に記事にしてみようという意欲が全く湧かないので簡単にブランクが空く、ダラけモードに陥っておりました。しかしながらコレをきっかけに遅ればせながら復活であります。この意欲が継続するか否かは取り敢えず触れないでおきます。

本日セレクトした作品で理解できる通り、先日の日曜日に観に行って参りました。こういうのはさすがに余韻が冷めないうちに文章に纏めたほうがいいのでしょうが、田舎者ゆえライブ終了後には終電に間に合わず、宿泊&始発帰りという過酷な条件によって月曜日は使い物にならない人間と化しておりました。で、水曜日のアップです。火曜日のことは聞かないで下さい。

思えば今年に入ってから、観たいものを何本スルーし続けたことか。ジェラルド・クレイトン、ダヴィッド・サンチェス、ジョン・アバークロンビー、ウェイン・クランツ、リチャード・ボナ、ブランフォード・マルサリスなど等。でもさすがにコレは無視できなかった。強行日程になるけれど是非とも最終日を観たいと思ったので日曜日のピットインにしました。なんせクラブではなくライブハウスであるため、タップリと堪能が可能であるので足掛け二日になっても重い腰が上がるってモンです。そして期待にたがわぬ表現力の豊かさと、テクニカルでスリリングな楽曲に悶絶してきました。

それにしてもスゴイ入りでした。座席の後方は鈴なりの立ち見状態です。カート・ローゼンウィンケルの注目度の高さを如実に示していますねぇ。土曜日のステージも当然の如く大入りだったようですし。今回サイドを固めるのはベースのマット・クロエシーにドラムのロドニー・グリーン。このアルバムでプレイしているレヴィス&ハーランドではありませんが、息の合った演奏に存在感も抜群の二人でした。

"Refrections Tour 2010" と銘打っている通り、このアルバムのようにスタンダード中心のオーソドックスなプレイのみに終始するのかと思いきや、かなりアグレッシヴなトラックをファースト&セカンド・セットのエンディングに持ってきたりしていて、変化に富んだステージを魅せてくれました。ファイト一発系のナンバーに目がない当方にとってはこれが興奮モノで、カートの運指に釘付けになったかと思えば、直後に熱いベース・ソロになって視線が移り、後方で激しく煽るグリーンのドラムが炸裂していて危うくトリップしそうになりました。これだけでおつりがくる位の満足が得られ、興奮度マックスでその晩の寝つきが悪いったらありゃしない。おかげで前述の通りの月曜日でした。

そういう意味では、このアルバムはライブに比較すれば単調な構成になりますが、カートの卓越したギターの表現力は折り紙つきです。あの夜の余韻を楽しみながら聴いてみました。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2010/03/17(水) 03:44:29|
  2. Guitar
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#937 Son of a Drummer/Jonas Kullhammar Quartet (Moserobie-CD)

Jonas Kullhammar - Son of a Drummer

1.Hitman
2.Stormen
3.Bendiksen
4.Corny Waltz
5.The Rise and Fall of Sour T

Jonas Kulhammar (ts) Torbjorn Gulz (p) Torbjorn Zetterberg (double-b) Jonas Holgersson (ds)

Rec-2005



思うに歳を重ねれば重ねるほど人間も丸くなり、聴くものもまろやかでピュアなものに心打たれるような心境の変化をしていくものであろうと勝手に考えていました。が、オイラの場合はどうだ。年々過激でパワフルで濃厚なヤツを好むようになってしまい、静謐なものから徐々に縁遠くなってきているではないか。否、聴くジャズに垣根を作りたくない当方としては、選り好みをせずに満遍なく手にとっている(=購入している)つもりではあるのですが、トレイに載る銀盤は鼻の穴が広がってしまう血流の早くなるようなものばかり。このアルバムの主もなかなかにゴッついテナーで、曲によってはゴリゴリと押し迫ってきます。したがって彼は自分の現在の趣向に合致する好みのアーティストということになります。選り好みをしないと云ったものの、ここのところなぜか北欧ものを多く取り上げてしまう傾向にあるようで、サウンドの面以外においてもなんだか偏ってきているような気がする。うーむ。

偶然なのか狙っているのか、二人のヨナスと二人のトルビョルンが繰り広げる熱いカルテットです。が、冷静に聴いているとリーダーの主張が強烈であるために、頑張っているサイドが比較的おとなしく感じられてしまうという、駄耳側からの感想ではサイドメンにとっては不本意な状況にも思われます。スウェーデンのテナー奏者でリーダーのヨナス・クルハマー(カルハマー)は、この Moserobie というレーベルの主宰者でもあり、温厚そうな風貌からは予想も付かないタフで太い音塊をブチかますとともに、経営者としても野心的な作品を連発させています。一般的に注目を浴びたのはベント・エゲルブラダのペンによる4曲目が聴きどころのようですが、個人的なこのアルバムの白眉はなんといっても冒頭の「ヒットマン」。タイトルからしてヤッてくれそうですが、実際にヤッちゃってます。驀進するモーダルなバッキングを背にしながら、気合の入った咆哮がこれでもかと繰り出されるサマは最高です。終盤のヨナス・ホルガーソンのドラム・ソロも興奮させてくれます。荒くれるテナーの次に待っている2曲目は、がらっと雰囲気が変わってトルビョルン・グルツの美しいピアノのしらべから入るナンバーですが、徐々に盛り上がり熱くなるのはこのテナー主の性質なのでしょうな。他の曲でもオーソドックスに始まりながら、そのままでは許してくれない展開が広がっていくのは、猛烈サウンド派の当方にとってはワクワク感を味わえる嬉しいアーティストと云えます。モードからフリーまで、何でもござれのパワフル・テナーマンです。

過去に複数の作品が数多くあるアーティストですので徐々に取り寄せて楽しんでいるところですが、限定盤の "The Half Naked Truth"(Moserobie) を入手し損なったことに悶絶しています。これは8枚組みのBOX仕様で900枚限定シリアル・ナンバー入りのCDなのですが、リリースされていたのを知っていながらその値段と単なるベスト集だと勘違いしてスルーしてしまいました。内容は10年間のカルテットの音源で、それも収録されている全てがなんと未発表のものだったとは!1年ほど前のリリースだったので何とか手に入らないだろうかと画策しますが、モノがモノだけに最早お手上げ状態です。あー、失敗した・・・。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2010/03/09(火) 04:38:49|
  2. Tenor Sax
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#936 Never Forgotten, Always Remembered/The Godforgottens (Clean Feed-CD)

The Godforgottens - Never Forgotten, Always Remembered

1.Always Forgotten
2.Never Remembered
3.Remembered Forgotten

Magnus Broo (tp) Sten Sandell (hammond-B3,p,vo) Johan Berthling (double-b)
Paal Nilssen-Love (ds,perc)

Rec-2006



濃厚なインプロ&フリー・ジャズを提唱する Clean Feed が活発である。えー、猛烈に活発でちょいとビビってます。火山が噴火したかのようなリリース・ラッシュでフォローが大変です。しかも自分のような入門者にとっては知らないプレイヤーが多いので、好みに合うアーティストを探しにウェブサイトに試聴しに行きます。フリーを聴く耳が出来上がっていない当方にとっては色々試してみるものの、違うアーティストであるにもかかわらず、ともすればあまり差異が感じられずに聴こえてしまうこともあったりして、我ながら残念なことこの上ないのですが、強烈に感銘を受けるものも少なくないことからかなり楽しめているのだと自己分析しています。ここのところの Clean Feed の作品では "Nicolas Masson Parallels" の "Thirty Six Ghosts" や、以前に「渋さ知らズ」に在籍されていた "Nobuyasu Furuya"(古谷暢康さん)の "Bendowa"(弁道話)等のアルバムが刺激的でした。特に古谷さんは「地底レコード」からも5月に "Stunde Null" というタイトルで新譜の予定があるようなので、スッゴク楽しみにしています。

今日はトニー・マラビーのアルバムと同時に発売されたコレを聴いていました。新しいユニットでの作品とのことなので新しい録音だと思っていましたが、実際は2006年にレコーディングされた作品のようです。ちなみにこのアルバムにクレジットされているトランペットのマグヌス・ブルーとドラムのポール・ニルセン・ラヴは、別ユニットである "Atomic" で4月に来日が決定しています。琴奏者の八木美知依さんのブログで結構前に知ったのですが、4月の10日(土)と11日(日)にいつもの新宿ピットインでステージがあるようで、3月になってピットインのウェブを確認したらちゃんとアナウンスがされていました。他は京都(6日)神戸(7日)大阪(8日)名古屋(9日)のようですね。それとアトミック名義のニュー・アルバム "Theater Tilters Vol.1 & Vol.2" もリリース予定なので早めに予習しなきゃいけませんな。って、まだどこの国内の量販サイトも告知を出していないのだが、ライブ前に予習が間に合うのか?その前に本当に自分は行くことが出来るのか?今年に入ってまだ一本も観ることが出来ていないのに。

ブルーとニルセン・ラヴの他、ステン・サンデルのB3とピアノ、ベースにヨハン・バットリング(バースリングとの表記もあるけど、正確な発音に近いのかは不明)と云う、ノルウェー&スウェーデンの北欧四人衆という布陣。インプロ系のジャズらしく、45分3本勝負。全てにおいて残念な耳であることを自負しますが、フリーの作品に関しては特に耳の完成度の低さを露呈しているので、もはや云々することすら憚られます。印象としては「静」に始まり「動」に転じていくサウンドはなかなかカッコよくて、波の満ち引きのようにその表情を変えていくところに聴きどころを見出しています。全体的には統一されたカラーで進行していき、徐々にエネルギーが炸裂していくようなパワーとともに、その後の静寂も印象的に仕上げています。100%全開とまでいっていないと自分は判断しますが、時折アグレッシヴに迫るブルーのトランペットは満足度を高めてくれました。また、手数の多いドラムはまさにニルセン・ラヴの真骨頂と云った様相で、この人のリズムが加わると演奏がスリリングになります。既に言及されていることとして、こういったジャズにハモンドが使用されているのは異色と云うことがあるのですが、実際に聴いてみると不思議と違和感は全くありません。ステン・サンデルは、あくまでもアコピとの二刀使いを基本としていて、B3の扱われ方が装飾的な一面を担っているかのようにも感じられます。

何とも意味深なグループ名とそれに付随する曲名がメッセージを発していますが、己の凡庸な感性が真意を汲み取っているのかは甚だ疑問であり、全くもって誠に遺憾なことであります。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2010/03/04(木) 04:23:15|
  2. Combo
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4

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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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