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A
1.Little Johnny C
2.Hobo Joe
3.Jano
B
1.My Secret Passion
2.Heavy Legs
3.So Sweet My Little Girl
Johnny Coles (tp) Duke Pearson (p) Leo Wright (as,fl)
Joe Henderson (ts) Bob Cranshaw (b)
Walter Perkins (ds→onlyA-1,A-2,A-3)
Pete La Roca (ds→onlyB-1,B-2,B-3)
Rec-1963
大きいレーベル(ジャズで重要な位置づけをされている、カタログ数も膨大なレーベルと云う意味)は皆そうなのですが、特にブルーノートなどはアナログ時代から再三再四復刻されているので、個人的には所有をしていても内容が思い出せないような作品も数多くあったりして、コレはいかんなぁと思い今回取り上げてみた次第です。この作品以外にも内容が思い出せずに「?」が出てくるアルバムを沢山見つけてしまい、いかに今まで偏った聴き方をしていたかを改めて思わされるのですが、取り敢えずは徐々に聴いていってコレから末永く付き合えるような作品を一枚でも多く発見出来ればと思って、しばらくは意識しながらこのブログにも挟み込んでいこうかと考えています。
トランペット奏者、ジョニー・コールズのセクステット。作品としては1961年のEpicでのデビュー盤とこのアルバムくらいしか知らないので、どのくらいの活動をしていたのか米Wikiで調べてみました。すると『Katumbo』(Mainstream-1971)と『New Morning』(Criss Cross Jazz-1982)の二作が引っかかってきたのですが他はないのでしょうかね。そして1996年12月にガンで亡くなられているようです。キャリアとしては1940年代末より活動を開始しているようで、以降サイドでは1970年代半ばまではコンスタントに様々なバンドに顔を出しているので、自分がリーダーとなって演奏するスタイルではなかったようですね。この作品はなんとなくそういう部分が判るような奥ゆかしいアルバムでした。
この作品のA-1のイントロにワクワクします。ピアソン・トリオの本領が集約されたイントロだと思っています。そしてすべての曲のテーマ部分が非常に格好良く魅力的と思っています。ホーン・セクションに若干チープさを感じていますが、楽曲の持つ雰囲気が当方にとっては勝っているので上記のように持ち上げてしまいます。驚異的なテクニックでバリバリ演奏されても『スゲェ!』と思いますが、曲の持つ力に屈する時にも『スゲェ!』と感じます。コイツは完全に後者の部類の作品です。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
- 2007/03/22(木) 00:02:20|
- Trumpet
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