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A
1.Peasant Boy
2.Untitled Mixes
3.Explosions
B
1.An on
2.Wolfman
Bob James (p) Barre Phillips (b) Robert Pozar (ds)
Rec-1965
フュージョンの大ヒット・メーカー、ボブ・ジェームスである。ESPのレーベルで察することが出来ますがここでのボブはフリー・ジャズをやっています。もっというと静なるフリー・ジャズです。一方のヒット・メーカー、デイヴ・グルーシンはストレートなジャズの作品をEpicやColumbiaに残していますが、この両者が一旦違ったアプローチに流れた事に興味を覚えます。ちなみにボブ・ジェームスは1962年に『Bold Conceptions』(Mercury)を発表しており、ストレートなジャズが多いもののこの頃からESPの復旋になるアプローチも散見されます。時代背景なのかESPのアルバムで、より自由な表現方法を求めたという事でしょうか?
何度か聴いているのですが、いつ聴いてもコレは掴み所がなく首を傾げる自分が居ります。「静なる」と言ったとおりドシャメシャと過激にやるのではなく、何やら実験音楽をやっているような内容です。三者が好き勝手に音を奏でるようなアプローチで、ピアノ線を爪弾いたりと、例えるならピアノの内臓を引っ掻き回すようなことをやっています。小生には好き嫌い以前の問題で、何をやりたいのか良く理解出来ないと云うのがホンネで、いつももどかしく思っています。
以後、タッパンジー・レーベルから大ヒットを連発するボブ・ジェームスに全く結びつけることが出来ない相反する不思議な作品です。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
- 2007/05/05(土) 00:03:23|
- Piano
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