イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#291 The President Plays with Oscer Peterson Trio/Lester Young (Verve)

Lester Young


A
1.Ad Lib Blues
2.Just You, Just Me
3.Tea for Two
4.Indiana

B
1.I Can't Get Started
2.On the Sunny Side of the Street
3.Almost Like being in Love
4.There Will Never be Another You

Lester Young (ts) Oscer Peterson (p) Barney Kessel (g) Ray Brown (b)
J.C. Heard (ds)

Rec-1952



物心ついた時に刷り込まれたものはなかなか離れていかない。離したくても離れない。否、離したいわけではないのだがそれほど骨の髄まで沁み込んでいるということを言いたかったのです。

物心ついた頃にはジャズとクラシックが流れる家にいました。ジャズの主はスウィング&ディキシーでした。幼児期からエリントンやベイシー、テディ・ウィルソンやアール・ハインズ、ベン・ウェブスターやレスター・ヤング等が流れていました。面白いもので物心ついた餓鬼はクラシックには反応しませんでした。いわゆる一体型の体裁の脚が生えた大昔のシス・コンの前に座ってジャズを聴くのが好きな餓鬼でした。音楽とともに、単純に目の前でグルグル回るレコードが好きだったのです。カートリッジを破壊しエラく怒られた記憶もあります。

そんな餓鬼は以後、ジャズに限らず音楽から離れられない人間となってしまいます。過去には音楽のソフトを販売したり卸したりする仕事を生業にしていたこともあります。そんな中、面白いもので演奏する側になりたいという意識は一度も芽生えませんでした。自分の技量を計っていたのですな。

リスナー専門になった自分が聴く音楽に特定のジャンルは存在せず、自身の成長とともに好みの音楽の傾向がどんどん変化していきます。ジャズ・ライブにも行けば、ロックやメタルのライブを聴きに行ったりもしました。田舎に引っ込んだ現在はその機会は残念ながら無くなっています。振り返ればジャズのブランクもありましたがこうやって未だに執着しています。

前置きが長くなりましたが、レスター・ヤングは当方にとって原点回帰なのです。レスターに限らずスウィングやディキシーはそういう意味を持ちます。最新の新譜を聴くのが楽しくてしょうがない現在でもこれらのサウンドが鳴ると表情の緩む自分がおります。レスターのソフトなテナーが鳴った時点で降伏してしまうのです。そこに目新しさはありませんが潜在的に刷り込まれた音には脱帽せざるを得ないのです。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/09/01(土) 00:16:12|
  2. Tenor Sax
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ぬどいさん、こんばんは。

ちょっとぬどいさんとは事情が異なりますが、私にとってもレスターは重要な意味を持つミュージシャンです。今もそうなのですが、私は基本的にモダンジャズを聴いてジャズのなんたるかを楽しんできました。
それ以前のスウィングやニューオルリンズというのはなかなかその面白みがわからずにいました。

その中で唯一例外的にスーッと耳になじんできたのがレスターでした。もう一人コールマン ホーキンズのテナーによって、モダン以前のジャズしか聴けなかった私の耳を大きく開いてくれたミュージシャンだと思います。
ということでレスターにはとても感謝しています。
レスターはスウィングとモダンをつなぐ大きなキーパーソンであると感じます。
  1. 2007/09/01(土) 02:50:06 |
  2. URL |
  3. Sonny #zcj9HRiI
  4. [ 編集]

Sonnyさん、こんにちは。

私にとってのスウィング&ディキシーは本能的に植え付けられたもので、ジャズ云々の次元以前の話でお恥ずかしい限りです(笑)。

様々なスタイルのジャズを後追いで知ったのが中学生のころです。当方の場合、逆にモダン・ジャズに対して入っていくのに抵抗がありました。

以前コメントしたMJQ等もありましたが、本格的な入門は中学時代に同級生から借りたLPがキッカケでした。内容はデイブ・グルーシン、デヴィット・サンボーン、そしてコルトレーンの「My Favorite Things」「Plays the Blues」(Atlantic)の4枚でした。グルーシンとサンボーンは楽しめましたがコルトレーンに難儀しました。いきなり目の前に現れたモダン・ジャズがコルトレーンだったので吸収するのに時間が掛かりました。インパルスものだとさらに敷居が高くなったかもしれませんね。

ただ高校生になると既にトレーンもマイルスも聴くマセ餓鬼が出来上がっていました。ジャズに何かと比較されるフュージョンも、ジャズと同時進行で吸収していました。この頃から特定のジャンルを深く掘り下げられない気質が出てきたようです(笑)。

パブロフの犬の如く条件反射で反応する音が、サックスですとレスター、ウェブスター、ホーキンス、ホッジス、イリノイ・ジャケー辺りです。

レスターがスウィングとモダンの橋渡しをされたとのこと、納得致します。スウィングとモダンはアドリブの質が決定的に違うのでスウィングへの物足らなさは致し方ないところです。当方もジャズの入門がモダンからであれば今とは違った感想を持っていたと思います。
  1. 2007/09/01(土) 16:26:44 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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