A
1.Ol' Man River
2.Easy to Love
3.Seed Shack
4.Let it be You
B
1.Exactly Like You
2.Miss Lucy
3.Namely You
4.Tangerine
Gene Ammons (ts) Richard Wyands (p) Clarence "Sleepy" Anderson (p→onlyA-4,org→onlyB-3)
Dough Watkins (b) Ray Barretto (ds,conga)
Rec-1961
モッサリしたものが聴きたいなぁとガサゴソやっていて引っかかってきたのがコレ。深夜の音楽、ジーン・アモンズのワン・ホーン・カルテット。一部にオルガン、コンガを加えた程よいコッテリ系サウンド。でもやっぱりモッサリしています。
ジャケのデザイン一面に、この彼の顔写真だけのものがありますがアップしたのはおそらく再発のデザインだろうと思います。
のっけからソウルフルなアモンズのテナーは健在で全曲で溶け出しそうなドロッとしたサウンドが詰め込まれています。オルガンが全面的に入るとしつこいですが、コレでもさすがにモタレ気味です。アモンズのテナーに関して、変な表現で恐縮ですがハスキー・テナーだと思っています。ほどよくカスレたその音色は甘く淫靡な雰囲気を醸し出し、冒頭に述べたように夜の深い時間帯に聴くのがピッタリです。
この作品の翌年から彼は七年間服役します。カムバック後もプレスティッジを中心に濃いヤツをたくさん残し74年に亡くなられています。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
- 2007/09/05(水) 00:05:39|
- Tenor Sax
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