イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#321 Lucky Strikes/Lucky Thompson Quartet (Prestige)

Lucky Thompson - Prestige


A
1.In a Sentimental Mood
2.Fly With the Wind
3.Mid-nite Oil
4.Reminiscent

B
1.Mumba Neua
2.I Forgot to Remember
3.Prey Loot
4.Invitation

Lucky Thompson (ts,ss→onlyA-1,A-3,B-1,B-3) Hank Jones (p) Richard Davis (b)
Connie Kay (ds)

Rec-1964



このラッキー・トンプソンという奏者は、以前『Soul's Nite Out』(Ensayo)をアップした時にも触れた通り、渋く滋味深いサックスですが個人的には大好きなアーティストです。今回はジャケットが有名なこの作品を聴いてみます。

このアルバムでもトンプソンはソプラノとテナーの両刀使いで、丁度交互に来るように配列されています。ソプラノ・サックスの音が好きな人間としては全体の半分とは云えプレイされているのは嬉しいものです。バッキングはハンク・ジョーンズ・トリオです。

トンプソンの音色はソプラノにしろテナーにしろ優しく語り掛けてくるようなタッチで訴えかけます。なにか撫で回されているようなソフトさが彼の持ち味と思っています。ソプラノ・パートではA-1はエリントンとコルトレーンの競作で演奏されているものと双璧なくらいに好きな一曲です。A-3はトンプソンのソプラノに絡むハンク・ジョーンズがなかなかです。B-1のリチャード・デイヴィスのベース・ソロから始まる曲はトンプソンのフレージングが冴える一品で、コロコロ転がるソプラノとピアノが気持ち良いです。B-3は特徴のあるメロディが印象的なナンバー。駄耳ゆえにソプラノが一瞬クラリネットのように聴こえる瞬間があったりして苦笑します。

テナーではA-2はテンポ良く、A-4は流麗なプレイで聴かせてくれます。B-2は渋さ全開で明かりをおとしたくなるようなソフト・テナーを朗々と披露します。〆のB-4も擦れたトンプソンのテナーは健在でコニー・ケイのリム・ショットが心地よい演出をしています。

あまり注目されないプレーヤーですが、是非とも多くの人に聴いて頂きたいチャーミングなアーティストです。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/10/01(月) 02:01:14|
  2. Tenor Sax
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ぬどいさん、こんばんは。

私もラッキー トンプソンが好きです。この人の演奏と言うのはなかなかに個性的で、不思議な感覚を覚えます。
温かみを感じるのと同時に確たる自分というか、思索的な部分もあわせて感じられると思います。
資質的にはユゼフ ラティーフなんかもこんな肌合いが有るように思います。ラティフのほうがずっとモダンな演奏振りですが。
70年代に入ってグルーブマーチャントに吹き込んだ作品あたりにはそのへんのニュアンスがもっと色濃くなっていて愛聴しています。
ともあれこの作品はもっと知られていてもいいなと感じます。なんとも滋味のあるいい作品ですね。
  1. 2007/10/03(水) 03:53:39 |
  2. URL |
  3. Sonny #zcj9HRiI
  4. [ 編集]

Sonnyさん、こんばんは。

ラッキー・トンプソンは自分の一番弱い部分を突いてくるというか、こちらがトロけるような音を持ったプレイヤーで、この人のアルバムを載せるとどうしても顔が緩みます。思索的という意味ではなるほど一般的なサックス奏者と一線を画する感がありますね。なかなか他の奏者が真似できない領域を持っているような感じがします。

ラティーフも通好みの渋い奏者ですが、確かに立ち位置は若干異なっているかもしれませんね。

トンプソンの作品も今のところ70年代の入り口で所有のアルバムが途絶えています。Sonnyさんお薦めの以降の作品も探してみようと思っています。簡単には手に入らないかもしれませんが・・・。
  1. 2007/10/03(水) 19:28:33 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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