イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

#323 Free Action/Wolfgang Dauner (MPS)

Wolfgang Dauner


A
1.Sketch Up and Douner
2.Disguise
3.Free Actuin Shot

B
1.My Spanish Disguise
2.Collage

Wolfgang Dauner (p,prepared-p) Jean-Luc Ponty (vin) Gerd Dudek (ts,cl)
Eberhard Weber (cello) Jurgen Karg (b) Mani Neumeier (ds,tabla)
Fred Braceful (ds)

Rec-1967



ドイツのピアニスト、ウォルフガング・ダウナーは時代によって表情を変えるアーティストです。70年代はポップで強烈なタテノリの作品を沢山残していますが、それ以前はアバンギャルドでフリー・タッチなアルバムも結構あります。コレなどはその中で硬派でシリアスなテンションが充満し、前衛的なセプテットがパッケージされています。

彼がシーンに登場した60年代前半のスタイルはオーソドックスだったのですが、澤野からジャケ違いとはいえ再発された『Dream Talk』(独CBS)は気合の入ったハードなピアノが聴け、それをさらに進化させ過激なアプローチを執ったのがこの作品と云えると思います。ただノイジーなものでは決してなく、特異なアプローチで以って迫ってきます。A-3あたりは厳しい方がおられるかも知れませんが。

当方のパターンからいうと、お決まりのようにフリー・スタイルで向かってくるサウンドに当初は閉口し放り投げた一枚だったのですが、フリー耳がこなれてくるとこのテンションが堪らなくなってしまうのが不思議です。内なる炎を燃やすようなピリピリした緊張感は、手に汗握るといった形容がピッタリ来る演奏で、眉間に血管が浮き出るのが判るハードな内容です。

A-1の主役はステファン・グラッペリでしょうか。ヴァイオリンのフリー・フォームというのはあまり経験が無いので斬新に聴こえます。A-2はタブラをベースに各自の即興が始まります。A-3はゲルド・デュデクのテナーが吼え、特徴のあるグニャグニャしたサウンドはカオス感を漂わせます。B-1はデュデクのクラリネットでの咆哮が聴けます。B-2はマニ・ノイマイヤーの壮絶なドラミングが興奮度をアップさせます。楽器編成を見て頂ければ判る通りインパクトのある音が飛び出してきて異様な雰囲気は他にあまりない種類のものです。

ダウナーはポップよりフリーのほうが一般的には評価されているのでしょうか?私は相変わらずの両刀聴きを継続しております。ポップなダウナーはクラブの方で火が点いているようですね。ポップ・ダウナーにも堪らん魅力が満載ですよ。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/10/03(水) 01:05:32|
  2. Piano
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<#324 Going Places/John Harrison Trio feat. Alvin Queen (TCB-CD) | ホーム | #322 Seven Steps to Heaven/Miles Davis (Columbia)>>

コメント

>マニ・ノイマイヤーの壮絶なドラミング

全然知らないんですけど、ここに惹かれました。
今年の3月にマニさんを初めて生で見ました。
一緒にステージに上がったことのある友人からいろんなおかしな話(?)を聞いてたので、どうなることやらと思ってましたが、柔軟なドラミングが凄かったです。
60年代にはこういう活動もしていたんですね。
  1. 2007/10/03(水) 09:11:06 |
  2. URL |
  3. piouhgd #-
  4. [ 編集]

piouhgdさん、こんばんは。

いつもpiouhgdさんのライブに対するフット・ワークの良さを羨望しております。ライブ・レビューも楽しく拝見させて頂いていますよ。

ノイマイヤーをご覧になられたのですね。羨ましい限りです。当方は逆に近年の彼を解っていないので比較のしようが無いのですが、この作品の彼の切れ具合は、往年の神が降りた森山威男の凄さと共通のものを感じました。(変な例えで恐縮です。)特にB-2に関しては闇を切り裂くハードなドラミングが聴けます。

かなり前衛的て異質な内容のアルバムですので、お耳に合うかどうかは保障しかねるところなのですが、フリー・ジャズに抵抗が無く、興味がおありでしたら是非聴いてみてください(笑)。ちょっと心配ではあるのですが(笑)。
  1. 2007/10/03(水) 19:49:14 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://damimijazz.blog78.fc2.com/tb.php/329-c1adf8ab
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Profile


ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


Twitter

ジャズ以外のことをつぶやく機会もあると思いますが、大目に見て下さい。

Clock

Calendar & Weather



Search

Counter

Recent Entries

Recent Comments - Japanese Only

Recent Trackbacks

Monthly Archives

Categories

Link

このブログをリンクに追加する

RSS Feed

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。