イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#352 Now Hear This/Hal Galper (Enja)

Friedrich Gulda


A
1.Now Hear This
2.Shadow Waltz
3.Mr. Fixit

B
1.First Song in the Day
2.Bemsha Swing
3.Red Eye Special

Hal Galper (p) Terumasa Hino 日野皓正 (tp,cor) Cecil McBee (b) Tony Williams (ds)

Rec-1977



この時代のヒノテルの他流試合が結構好きです。以前、ケン・マッキンタイアーの『Introducing the Vibrations』(SteepleChase)を取り上げましたが、混沌としたサウンドが好きで何度も聴いていました。で、もうひとつ出せばコレなんかも素晴らしい内容で、怪しさも漂うスリル満点の極太な演奏が聴けます。

一曲目に針を落とした瞬間に音の塊が飛び出してきます。豪快です。硬派です。ガッツのある演奏は聴くものにも気合を注入します。ハル・ギャルパーのピアノは滑らかとは云えないゴツゴツとしたタッチで音弾が連射されるような錯覚に陥ります。ヒノテルのペットは武骨で男らしく、ギャルパーのピアノに絡んでウネリながら迫ってきます。でもこの作品で一番ぶっ飛んでいるのはリズム陣で、マクビーの太いベース・ラインと超絶ドラミングのトニー・ウィリアムスが濃厚で、しつこいぐらいの怒涛の攻撃を食らわします。

この作品はモンクのB-2を除いてギャルパーがペンを執ったオリジナルです。モンクの曲もよくぞこのグループで取り上げたと思わせるくらいにマッチしており、さらにギャルパーのオリジナルはA-2を除いてエネルギッシュで個性的で非常に面白く彼らがプレイするのにベストな選曲と感じました。特にA-1,A-3,B-2,B-3のインパクトは素晴らしいです。

どちらかというとB級品のような扱いを受けているこの作品ですが、この個性はなかなか侮りがたく病み付きにさせる作用を持ったアルバムと感じています。

僻地住まいの当方ですが日野氏はこんな田舎にも年一でパフォーマンスをしにやって来てくれます。隣町というところがなんとも泣かせてくれますが・・・。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/11/01(木) 00:05:07|
  2. Piano
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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