イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#358 Distant Thunder/Manfred Schoof (Enja)

Manfred Schoof


A
1.Mitochondria

B
1.'Round About Midnight
2.Distant Thunder
3.Hachi

Manfred Schoof (tp) Yosuke Yamashita 山下洋輔 (p) Akira Sakata 坂田明 (as)
Takeo Moriyama 森山威男 (ds)

Rec-1975



日本の怒れる元祖ドシャメシャピアニスト、山下洋輔率いるトリオの面々が、こちらもヨーロッパのフリーの雄、マンフレート・ショーフをフロントに迎え、ドイツのシュツットガルトで行われた実況録音。物凄い熱気です。激情型演奏に呑み込まれます。

今やミジンコ研究家として名を馳せる坂田明氏のペンによるA-1の「ミトコンドリア」、彼の微生物好きは永年のものであることが判るようなタイトルですなぁ。ライブということもあって彼らのフリー・パフォーマンスは更に自由度を増し、過激さの極みに達した演奏に熱いものが込み上げてきます。B-1はショーフのトランペットのソロ作品。比較的忠実に吹かれますが所々で彼のスタイルが現れます。B-2は山下のソロで地を這うような旋律のピアノが緊張感を高めます。B-3の森山のオリジナルは本来のカルテットに戻り、ショーフはバリバリ吹きまくり、続く坂田が咆え、山下は鍵盤にエルボー・ドロップを決めるが如き演奏です。森山のドラムは徹頭徹尾激しく、関節が外れるのではないかとの心配をさせます。ハードな演奏の連続でこちらが疲れ果てます。

当方にとってのフリー・ジャズに対しての垣根は、以前よりははるかに下がっているのは間違いがないのですが、その理由を自分の中で消化できないでいます。何故抵抗がなくなってきているのかの問いに、繰り返し聴き続けているからとしか答えようがない状態にあります。フリーに関する本質を解こうとして挫折し、一方でフリーを先入観なく受け入れつつある自分は、何か決定的なものを欠落させながら聴き続けているという矛盾を抱えているような気もします。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/11/07(水) 00:10:12|
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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