イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#367 Universality/Matej Benko (Arta-CD)

Batej Benko


1.Dastant Relative
2.Absence
3.Fairytale About Caroline
4.Loro
5.Granny's Room
6.Smoke Gets in Your Eyes
7.All Fool's Day
8.Universality - Piano Intro
9.Universality
10.Chan Chan

Matej Benko (p) Jan Greifoner (double-b) Branko Krizek (ds)

Rec-2006



今現在、自分の中にフィットする最右翼ピアニスト。強打される鍵盤、唸るベース、冴えるドラム。言うことありません。全てに満足しています。

スロヴァキアのピアニスト、マテイ・ベンコ。彼のピアノを最初に知ったのがチェコのベーシスト、ヴィート・シュベッツ(Vit Svec)のアルバム。とにかくアタックの強い弾き方に圧倒されヨーロッパの若手の奥深さに驚愕しました。シュベッツの作品でジャーナリズムが推奨する曲は眼中に無く、それ以上に特異な発想とその豪快なパフォーマンスに度肝を抜かれ、とり憑かれたように聴いていました。

自身の名義によるこの初アルバムは彼の魅力がさらに濃縮されてパッケージされたものでした。素晴らしい。1曲目のラテン・フレーバーたっぷりの曲から全開で、繰り出される連打が快感になります。メロディ・ラインが美味しい2曲目、しっとりとしたピアノも聴かせることを認識させる3曲目、ジョヴァンニ・ミラバッシがフラヴィオ・ボルトロと演ったことでも有名な最高のパフォーマンスの4曲目。この曲は私はマテイ・ベンコのほうに軍配を上げます。陽気な5曲目、妙にアメリカっぽい。逆にスタンダードが入ることによって違和感が出る6曲目、内容はいいんですよ。当方にはバランス的に全体から浮いたような感じに聴こえたりします。でもベース・ソロが満喫できてなかなかです。7曲目の高揚感は堪らない。静かな導入から壮大な東欧の世界に入っていく8~9曲目、ラストは渋さの光る曲です。ブエナ・ビスタ・ソシアル・クラブで聴いたような。

何と彼も今年の春先に新宿Pit-innでライヴをやっていたんですね。後追いで知ると今が旬のライヴを逃しまくっていることに気づきます。やってられんですなぁ。というよりもこのあたりのピアニストが続々来日していることのほうが驚きでもあります。

彼のHPで、ヴィート・シュベッツとの数曲を始め、このアルバムの2曲目と4曲目、9曲目も聴くことが出来ます。お試しあれ。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/11/16(金) 00:46:12|
  2. Piano
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

またもや全然知らないのですが、とても興味を持ちました。

>新宿Pit-innでライヴ

そう、たまに海外のミュージシャンが出演しているんですよね。
面白そうだなと思いつつ、まだあそこで海外のミュージシャンを見たことがありません。
なので、来月ラーシュ・ヤンソンというピアニストを見に行くことにしました。
これまた、全然知らない人なんですけど。(笑)
  1. 2007/11/16(金) 09:44:14 |
  2. URL |
  3. piouhgd #-
  4. [ 編集]

piouhgdさん、こんばんは。

個人的に力強いタッチのピアノに惹かれる為、彼のようなスタイルのミュージシャンが自分のツボを刺激してくれます。

この作品は全体的にラテン・スタイルのアプローチが比較的多く見られるのが特徴で、例えばスペインのピアノのチャノ・ドミンゲス(Chano Dominguez)やギターのトマティート(Tomatito)などの音楽も私の好みであるためこの音に即座に反応してしまいました。でもヨーロッパのミュージシャンなので音が澄んでいる為、当然ながらアメリカのミュージシャンが奏でるようなアーシーさは無く実にクリアなサウンドになっています。ヨーロッパものに接するとこのあたりに鬼門があるので好き嫌いが分かれるかもしれません。まずは彼のHPでMP3を確認してみてください。

ラーシュ・ヤンソンが来日することは知っていました。彼は多作家なのですが実はまだ聴いていないのです。今、彼の『Hope』というアルバムを取り寄せ中なのですが来月にならないと手元に来ません。是非見に行きたいのですが年末で自分のスケジュールが・・・。見に行かれるとは羨ましいですねぇ。ヤンソンはヨーロッパ・ジャズのファンからはかなり人気のあるピアニストのようです。スウェーデンのピアニストですので、推測ですが雑味のない美しいピアノを披露するのではないかと。楽しんできてください!田舎に引っ込むとフットワークが大変で困ります(笑)。
  1. 2007/11/16(金) 19:51:47 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

やっぱりご存知でしたか~。
ぬどいさんや、或はSonnyさんならご存知なのでは、と思って名前を出してみました。
いろいろと情報ありがとうございます。
作品は手に入りやすいのも多いみたいですね。

ところで、先日、初めて横浜のDolphyという店に行ってみたのですが、そこにも出演するみたいです。
素晴らしく音の良い店だったので、本当はそちらで見たいのですが、都合が悪くて諦めました。
都合、と言いましても、その日もPit Innへ行くんですけど。(笑)
  1. 2007/11/17(土) 01:53:55 |
  2. URL |
  3. piouhgd #-
  4. [ 編集]

piouhgdさん、こんばんは。

自分はジャズに関しても日米欧問わずの何でも屋なのでアンテナだけは結構広いです(笑)。が、今現在後追いで最近のリリースのものを追っかけている為経済的にも時間的にも限界があってなかなか自分の耳で判断できるだけの枚数を聴けていないのが実情です。必死に引っ張ってきていますが、それに追いつかないぐらいの作品がリリースされるので破綻寸前です(汗)。

ラーシュ・ヤンソンは彼の地元のスウェーデンのイモゲーナ(imogena)というレーベルの看板アーティストで、そこに複数の作品があります。口コミですが、このレーベルの彼の作品の水準は非常に高いということのようですよ。私も徐々に仕入れる予定です。

当地から横浜ですと片道で2時間半かかりますので、帰ってこれないですねぇ(笑)。本文のログにも残しましたがジャズは有名無名問わず来日ラッシュですね。特に東京という都市は本場のアメリカを凌ぐぐらいに連日世界中のミュージシャンのライヴが行われているようですね。本当に都内近郊にお住まいの方が羨ましいです。過去に中野に住んでいた時は全然ライヴに足が向きませんでした。勿体無い話です。融通がつけば毎日でも通いたいアーティストが目白押しで目移りしますねぇ。本当にpiouhgdさんのフットワークの軽さに羨望します。たくさん楽しんでくださいね。
  1. 2007/11/17(土) 02:20:31 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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