イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#376 Unrehurst/Robert Hurst (Bebop-CD)

Robert Hurst


1.Mr. Thomas
2.Bu Waynea
3.Unrehurst
4.April Foolproof
5.Unflurgenized Colorations
6.Dr. Bleuss
7.Thowed

Robert Hurst (b) Robert Glasper (p) Damion Reid (ds)

Rec-2000



ロバート・グラスパー買い。彼のリーダー作である過去の三作に感銘したのと先月ライブ体験をしたことをキッカケに、彼の全仕事を探るべくサイドに回ったものを聴いてみようと思った次第。品切れでなかなか手元に来なかったのですが、やっと到着したので早速楽しんでいます。彼の初リーダー作からさらに2年前のこの作品でどういうプレイをしているのか興味は尽きませんでした。

彼のほかの仕事を見てみると、ジェレミー・ペルトやマーカス・ストリックランド、テレンス・ブランチャード等の管奏者のリーダー作にも名を連ねていますが、まずは自身の作品に近いであろうピアノ・トリオを引っ張ってみようということでこのアルバムに目をつけました。

パーソネルとしてグラスパーの他に彼名義の三作全てで共演しているドラマー、ダミオン・リードとこの作品のリーダー、ロバート・ハースト。グラスパーのファースト『Mood』(Fresh Sound New Talent)のベースはボブ・ハースト(Bob Hurst)とクレジットされていますが同一人物なのか?違うような感じですが一応あとで調べてみよう。また、この作品には「Volume 1」と銘打たれていますが、その後続編が出ていないようです。

で結論、イメージとはかなり違う辛口でテンションの高いハードなジャズでちょっと意外だったのと、なるほどなぁと現在のスタイルが垣間見えたりと、かなり納得する部分があったりして面白がっています。さらにいうとかなり好みの作品です。

近作に見られるスタイルでのグラスパーの繰り返されるフレーズは影を潜めており、違う形でのリフレインが僅かながらここに具現化していました。上手く表現できませんがヒップ・ポップ的なアプローチではなくジャズ的なアプローチのリフレインであるような。ここら辺は首を突っ込むと抜け出せなくなるくらい当方には迷宮であるので軽く流したい部分でもあります。Sonnyさんも言及しておられましたが真っ先に思い出すのは60年代のハンコックのような硬質なプレイ、特にこの作品のプレイにはそれが感じられなんともワクワクします。またドラムのダミオン・リードの印象も若干違います。非常にテクニカルな奏法はそのままですが、立ち位置がヒップ・ポップでなく明らかにジャズにあります。スネアの使い方、シンバル・ワーク、タムの効果、ピリピリした空気感が堪らない。そしてロバート・ハーストのツボを捉えたベースはテンポに変化をつけ、疾走感を高めます。

刺激的な音の連続で気分が高揚しますが、解らん人間なりに思案すれば、彼らの持つベクトルがこの時期にはハンコックあたりのジャズにあり近年では上手い具合にジャズとヒップ・ポップが融合しかけている途中といったところなのでしょうか。彼らの地軸が若干違う位置にあるような感じに受け取りました。まだ他の作品も聴いてみないと判断しにくいので結論は持ち越しにします。また楽しみが増えました。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/11/25(日) 18:37:48|
  2. Bass
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ぬどいさん、こんばんは。

このCDは未聴なので感想を述べることはできませんが、やはりハンコックの匂いが強いようですね。
グラスパーのデビューアルバムから今回のリーダー作まで驚くほどの長足の進歩をとげているので、これからもドンドン変化するような気がします。
若いユージシャンを聴く醍醐味はこんなところにもありますね。
  1. 2007/11/26(月) 21:27:00 |
  2. URL |
  3. Sonny #zcj9HRiI
  4. [ 編集]

Sonnyさん、こんばんは。

>やはりハンコックの匂いが強いようですね。

私は最新作から遡る形で彼の作品を聴いていった為、彼に内在するハンコックの影が徐々に大きく見えてくるような形で接したような気がします。当方のショボイ感覚ですので説得力もありませんが、近作に対してはハンコックの曲も取り上げているとはいえ、それほど強い影響下にあるような感じを持てなかったのですが、彼の初リーダー作のフレッシュ・サウンド盤等にはその色が見出せました。この作品はそれに輪をかけたような内容に感じられ、かなりハンコック・ライクな奏法&サウンドと思いました。

彼のHPのディスコからこのアルバムを聴くことが出来ます。

http://www.roberthurst.com/

年数が経ってくるとCDもなかなか簡単に落手できませんが、過去の管奏者とのプレイも是非聴いてみようと思っています。
  1. 2007/11/26(月) 22:46:15 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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