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1.The Memphis Dude
2.Sugar Ray
3.Home Sweet Soul
4.For All We Know
5.Joga
6.Horace Vorace
7.La Strada
8.Miss Soul
9.Daahoud
10.Prelude to a Kiss
11.Back Home
12.Lisbon Stomp
Eric Legnini (p) Rosario Bonaccorso (b→except1,2,12) Mathias Allamane (b→only1,2,12)
Franck Agulhon (ds)
Rec-2005
素晴らしい。このノリをどう表現してくれよう。ベルギーのエリック・レニーニのこのアルバム。到着を楽しみにしていてその期待に応えてくれた喜び。嬉しい。
当方にとってはこの作品が彼を聴く初めての作品。ただ、一連のレニーニの作品に比べてこれが異色のものであるということを発注前から承知した上でこのCDをセレクトしていました。云われていることとして過去のレニーニのスタイルは透明感とか叙情性とかという表現がされているようです。実際他の作品を聴いていないので何も意見できませんが、正直云えばその手のアルバムに最近の自分は食指が動きにくくなっていました。ただ、この作品に関してはソウルフルで黒いなどと評されている。ベルギーで黒いは無かろう、と思ってタカを括っていました。ベルギー+黒=黒ビールを連想する、お目出度い解析能力を持つ自分の白子脳にほとほと呆れる次第です。そもそもベルギーに黒ビールなるものがあるかすら定かではないのですが。
で、聴いてみてやっぱり黒いと言う表現はこの場合には適切とは云えないと思うのですが、ソウルフルで押しの強いサウンドにヤラレています。特に1曲目のインパクトはホームラン級で、タッチの重いピアノはヨーロッパにも沢山いますが、透明感や叙情性を謳われるピアニストにしては比類なきパワーを感じました。もちろん聴かせるバラードやラベル・ブルーの作品だと連想させる特色を持つプレイのキースの12曲目などもありますが、全体的にはパワフルな楽曲に興味を惹かれる内容になっていると思います。何せ1曲目が強烈です。
レニーニは今月初めに「ギンザ・インターナショナル・ジャズ・フェスティバル2007」で来日していて気になっていました。他にはフラヴィオ・ボルトロのカルテットなどソソるメンバーも来ていたので今となっては悶絶しています。嗚呼都心に住みたい。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
- 2007/11/28(水) 00:34:30|
- Piano
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