A
1.Bidin' My Time
2.How Long Has This been Going on
3.Soon
4.Lady be Good
5.But Not for Me
6.A Foggy Day
B
1.It's ain't Necessarily so
2.Love is Here to Stay
3.'S Wonderful
4.Nice Work if You Can Get it
5.Embraceable You
Joe Pass (g) John Pisano (rhythm-g) Jim Hughart (b) Shelly Manne (ds)
Rec-1981
ジョー・パスもこのくらいの頃になれば、デビュー時の旧作に比して変化があるかなぁと思ってみたのですが、とりわけそんなことはなくいつもの彼であることにホッとしたり、苦笑したり。
彼も1994年に亡くなるまで結構な数の作品を残しており、60年代前半から本格的にレコーディングをしています。彼の奏でる固めの音が当方はかなり好みなのですが、実はあまり作品を所有していません。今後徐々に彼の足跡を辿っていきたいと思っています。
そもそも楽器をやらない為プレイヤー的視点で音楽を聴けない当方としては、技術面に言及など出来るわけもなく専ら音やバランスに反応するのですが、ジョー・パスは前述の通り、どちらかというとソリッドな音を奏でるギタリストであると思っていて、マイルドでふくよかな音を奏でるアーティストとは一線を画しているような気がします。
コレはタイトル通りガーシュウィン集で、比較的馴染みの曲目が並んでいます。またジョン・ピサノのリズム・ギターを配していることにより、パスのソロを一段と引き立たせています。またこのカルテットではベーシストが効いており、卓越したベースは二人のギタリストを的確に導きます。またアルバム全体で見れば編成に変化をつけていて、A-2はギター&ベースのデュオであり、A-4は2ギター&ドラムスのトリオ編成、A-6は2ギターのデュオ、B-5はパスのソロになります。
ジョー・パスという人はWikiによると独学でギターを習得したそうですが、なかなか味のある独特なプレイで癖になります。やっぱりオーソドックス過ぎるものよりスタイリストのほうに当方の興味が沸くのは習性なのかもしれません。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
- 2007/12/15(土) 17:47:07|
- Guitar
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