イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#397 Mama too Tight/Archie Shepp (Impulse)

Archie Shepp - Mama too Tight


A
1.A Portrait of Robert Thompson (as a Young Man)
a) Prelude to a Kiss, b) The Break Strain - King Cotton, c) Dem Passes

B
1.Mama too Tight
2.Theme for Ernie
3.Basheer

Archie Shepp (ts) Tommy Turrentine (tp) Roswell Rudd (tb) Grachan Moncur III (tb)
Perry Robinson (cl) Howard Johnson (tuba) Charlie Haden (b)
William Godvin "Beaver" Harris (ds)

Rec-1966



sheppさんにコメントを頂戴しましたらアーチー・シェップが聴きたくなりました。以前は『Attica Blues Bigband』(Blue Marge)のライブ盤や、マックス・ローチとのデュオ『Force』(Uniteledis)を取り上げました。今回取り上げる『Mama too Tight』は実は同じものを2枚所有しています。厳密に云えばモノのオリジDJ盤とステレオの2ndの違いがあるのですが。

ココからはちょっと余談になります。当方がモダンを中心としたジャズを本格的に聴き始めたのは高校生の時からです。それ以前は家がスウィング&ディキシーの流れる環境であった為、しっかりとそれまでの下地が沁み込んでいます。当時神奈川県の逗子というところに住んでいて、レコードを本格的に買うようになったのがこの頃です。そこから横須賀に遠征して、ドブ板通りにあった「Waterland」という輸入盤屋でナイスプライス・シールが貼ってあるような、いわゆる名盤である米盤を中心に買い漁ることになります。土地柄米兵などが多く来ていた記憶があります。

それから大学に進学し、ユニオンや石丸、トニイやJAROなどを中心とした都内を中心としたレコ屋漁りをするようになるのですが、その時期には既に数百枚のレコードを所有するようになっていました。当時はCDが出始めの頃でしたが、CDはとにかく学生には高かったのとプレーヤーも高価だったため、安価な中古LPと国内盤新譜LPを中心に買っていました。当然ネットもないので、常にレコ屋に出向いて購入するのですが、そうなると手持ちの把握が徐々に困難になってきて、500枚を越えたあたりからダブらせる確立が多くなってきます。卒業し社会人となり、同じように継続して購入していたら、元来の注意力散漫と購入のタイミングを逃すまいとイキんだ結果、ダブりが数十枚まで膨らんできました。高校の頃からの同級生でフュージョン好きだった友人がジャズにも興味を持ち始めていたのと、叔父からマイクロのプレーヤーを貰ったとのことだったので、良いタイミングと思い30数枚だったと思いましたがダブりをプレゼントしました。

それから数十年経ち今現在はLPをほとんど買わず、買ってもネットで引くため自分の所有と照らし合わせることが出来る為ダブることはありませんが、一旦クリアにしたはずの重複分を、その後も少数ではありながらも同じ過ちを犯し続けた結果、このような形で未だに抱えています。

特にインパルス盤というのは重厚な装丁でガッチリとコーティングが掛かっているものがあり、超有名盤やレア盤を除けば比較的安価で購入することが出来た為、何気に手に取る回数が増えるレーベルでした。特にフリーは価格設定がどちらかといえば低かった為、このシェップのように重複するケースが侭ありました。気に入った作品は誤って重ね買いするようなことはないですが、自分の感覚にフィットしにくい作品などは、時間が経つにつれて購入したかどうか分からなくなることがありこんなことになってしまいました。長々と聴き込みが足りないのを露呈させるようなことを書いてしまいましたが、その分といってはなんですが現在の復習が楽しくて充実しています。

フリー全盛時には比較的大編成を率いて演奏したシェップですが、ココでもオクテット編成でダイナミックで豪快な作品です。常々シェップには愛嬌を感じているワタクシですが、この作品もA-1のように怒涛のフリー・サウンドの中に挟み込まれたマーチのような演奏が垣間見える時はこちらの顔も弛みます。A-1は組曲になっているのですがなかなか展開が読みにくくトータルで押し寄せる音塊は迫力があります。タイトル曲のB-1は楽しい演奏です。B-2もメロディをハッキリさせたサウンドで耳に残ります。B-3もシェップ独特のキュートなアンサンブルを披露しています。特にB面3曲は解り易くフリー・サウンドの中でも楽しい即興を見せており、このあたりはシェップが持つ大きな要素のような気がします。

シェップは近年も精力的に作品を出しているのですが、随分とこの当時とは違った印象を受けるラインナップで、編成の妙ともいえるような作品も見受けられ、最近はどのような感じになっているのか興味があります。なんとなく相当なイメージチェンジを図っているような、または既にかなりの変化を遂げているような気がするのですが、近作が全く手付かずな状態である為未知なる箱を開けてみたい衝動に駆られます。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/12/16(日) 00:19:38|
  2. Tenor Sax
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ありがとうございます。

ぬどいさんが「Shepp」を取り上げてくれるとsheppとしてはとても嬉しいです。もちろん Archie Shepp の shepp です。大好きなテナー吹きです。 比較的最近のライブやCDも観聴きしますが やはり「ジャズの10月革命」の辺りの最高に尖がったシェップが好きです。
月並みですが シェップのThe Magic of JUJU や アイラーのスピリチュアルユニティー、オーネットのトリオの演奏などにやられた事を思い出します。

初めてシェップのライブを観た時は まだ今の様にフニャけて無くて バンドのメンバーのビーバー・ハリスのドラミングがシンバル類が割れるほどホットで それに呼応してシェップのインプロヴィゼーションに魂を揺さぶられた?(笑)記憶があります。

どうも ぬどいさんの文章から推察すると年齢が近い様な気がします。やはりレコードが増加すると重複しまくりでした。仰るとおり「自分の感覚にフィットしにくい作品」(良い表現です)などが その傾向が強いですね。
  1. 2007/12/16(日) 08:08:19 |
  2. URL |
  3. shepp #-
  4. [ 編集]

コメント有難うございます。

sheppさん、こんにちは。

シェップのライブをご覧になられたのですね。レコードに記録されているものとは格段に違うシチュエーションで音楽を楽しまれることは羨ましい限りです。

私の場合フリー・ジャズに対して楽しめるようになってきたのが残念ながら最近のことでして、若干年齢的には無理があるのですが当時の熱気に満ちたフリー・ジャズ・シーンにリアル・タイムで身をおいてみたらどうだったかと思ったりします。自分のジャズに熱中し始めた時期がフュージョンの全盛時代であったことと、当時の自分の選択肢ではフリーが一番遠いところにあったのは間違いないような気がしますが、お蔭様でフリーのレコードを当時解らないなりにも結構買いましたので、今このように楽しめるようになってきたのは自分にとっても良かったと思っています。

シェップの公式サイトでディスコを見てきたのですが2001年頃までは録音があるもののそれ以降は無いようですね。シェップに関しては80年ぐらいまでのものしか手元にないので近年モノ(といっていいのでしょうか?)にも興味を持ったのですがだいぶ印象の違う作品になっているようですね。

フリー・ジャズに対して取り上げるブログが少ないので色々と意見を伺ってみたい当方としてはちょっと残念なのですが、解らないなりにも今後もフリーを取り上げますので、ご意見を賜れれば幸甚です。宜しくお願い致します。
  1. 2007/12/16(日) 13:48:33 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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