イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#401 Deja Vu/The Orrin Evans Trio (Imani Records-CD)

Orrin Evans Trio


1.I Want to be Happy
2.Explain it to Me
3.5-4-94
4.When Jen Came in
5.Rhythm-a-ning
6.Dorm Life
7.Monroe
8.I Love You
9.Big Jimmy

Orrin Evans (p) Matthew Parrish (b) Byron Landham (ds)

Rec-2001



Sonnyさんのところのブログにバナーが貼ってあった「期待のピアノ」オリン・エヴァンス。品切れでなかなか届かなかったが無事落手。楽しませてもらっています。

このアルバムで感じたのは三位一体。オリンはもちろん、リズムも素晴らしい。パワフルな面とリリカルな面を併せ持つオリン・エヴァンスのピアノ。内容もヴァラエティに富んでおり聴くごとに深みを感じています。

出だしが静かな有名な1曲目、徐々に盛り上げてきて終盤には同じフレーズが繰り返され、これに参ってしまう。べース・ソロの後ろでのドラムのシャカシャカ・ブラシがいい感じです。見事編曲の勝利。2曲目も繰り返されるフレーズが堪らない。今度はアタックの強いタッチで執拗に繰り返される。ある意味麻薬的に脳内をループしハイになります。3曲目は何かの日付なのでしょうか?ソロの曲で静かな情念の篭ったピアノが心の奥底に沈みこみます。4曲目はスローな曲ですがジックリと聴かせてくれます。5曲目はモンクの有名なナンバー。6曲目は実にパワフルな曲でピアノもリズムもキレが良く拳を握ります。7曲目もなかなか深いですね。こういう明快とはいかない曲に彼の実力が窺えます。8曲目はコール・ポーターの名曲。独自の解釈に唸ります。ラストの9曲目もクールに疾走しています。いいですね。通して聴いてみて、いわゆる解り易いスタイルのピアニストとは一線を画するミュージシャンと拝見しました。

彼の作品のリーダー作を聴くのはコレが初めてなのですが、クリス・クロスにはトリオを初め、管入りのアルバムが複数あるのでさらにディグしたくなる魅力的なプレイヤーでした。



訃報:アルト・サックスの名手、フランク・モーガン(Frank Morgan)が大腸癌の為、12月14日にミネアポリスで亡くなられたそうです。73歳。リーダー作の手持ちが『Frank Morgan with Conte Candoli and Machito's Rhythm Section』(GNP)しかありませんでした。初期の頃ではサイドでは『Wardell Gray Memorial』あたりが有名な盤のようですね。そして彼は近年に作品を多くリリースしておりテラークやハイノートから出ているんですね。麻薬でのブランクが長く80年代中頃にカムバックしたそうですが、改めて最近の活動に興味を持った次第です。唯一の手持ちの作品を明日にでも聴きながら追悼します。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2007/12/20(木) 02:19:27|
  2. Piano
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ぬどいさん、こんばんは。

推薦盤を聴いていただきありがとうございました。
オリン エヴァンズですが、ジェイソン モランと共に今一番気になっているピアニストです。
いわゆるバップフレーズやクリシェで曲を構成してお茶を濁さないピアニストとして注目しています。
もしクリスクロスの作品でエヴァンズをお聴きになるのでしたら、リーダー作のほかにラルフ ピーターソン名義の若々しいプレイもお薦めします。
エヴァンズはコンポーザーやプロデュースのようなことも得意なようで、まだまだ面白くなりそうな気がして楽しみです。

フランク モーガンが亡くなったとは初めて知りました。いやぁ、残念ですねぇ。復帰後のモーガンを私は好きでした。過去にはブログでもとりあげています。
よろしければごらん下さい。
http://nonsy.blog15.fc2.com/blog-entry-82.html
結構なペースでリーダー作を出していたので体調を崩していたとは思いませんでした。

私もあしたは彼のアルバムを聴くことにしたいと思います。
  1. 2007/12/20(木) 03:10:05 |
  2. URL |
  3. Sonny #zcj9HRiI
  4. [ 編集]

Sonnyさん、こんばんは。

オリン・エヴァンス大変気に入りました。このピアノは徐々に沁み入るといいますか、最初に聴いた印象から繰り返し聴くにつれて内容の深さ(チープな表現しか出来ずすみません)を実感するそんな感想を持ちました。ラルフ・ピーターソンとはクリス・クロスの諸作で共演が多いようですね。彼のドラムも好き(「Ⅴ」しか知らないのですが)ですので、近作を掘り下げてみようと思いました。

ジェイソン・モランの名前も知ってはいるのですが、まだ手付かずなピアニストであるので大いに期待して取り寄せてみようと思っています。いつもご教示下さり有難うございます。

フランク・モーガンはたまたまネットを徘徊して見つけました。ソースとしては弱いですが、米Wikiでも没月日が記されていたので本当のようです。Sonnyさんの過去ログ拝見いたしました。全く気づかず失礼致しました。GNP盤にも言及されていたのですね。今聴きながら書いています。近作も更なるプラスへの変貌ということで大いに好奇心を刺激されます。これを機会に手に取ってみようと思っています。
  1. 2007/12/20(木) 20:40:54 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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