イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#413 Echo/Dave Burrell (BYG)

Dave Burrell


A
1.Echo

B
1.Peace

Dave Burrell (p) Clifford Thornton (cor) Grachan Moncur III (tb)
Arthur Jones (as) Archie Shepp (ts) Alan Silva (b) Sunny Murray (ds)

Rec-1969



年頭にあたり何を聴こうか散々考えた挙句、例によっていつものクセでありきたりのものは面白くないと考え、一発目には思い切ってデイブ・バレルに気合を注入してもらおうと思いコレを載せます。フリーには良く見られる、両面一曲ずつという構成が潔い。

このセプテットのA面のサウンドをひと言で云えば「混沌」といったところでしょうか。A-1は最初から最後まで各自が一斉にフリー・フォームで演りぬく20分間でかなり強烈です。パート分けのような編曲にはなっていないので、いつも凡庸な聴き方をする当方には音のピースを聴き分けるのがなかなか困難で、まさに音塊といった表現が当てはまります。その中ではクリフォード・ソーントンのコルネットが比較的聴き取り易くメロディ・ラインもハッキリ確認出来ます。デイブ・バレルのピアノはドシャメシャでかなり破壊的なアプローチです。モンカーやアーサー・ジョーンズ、シェップあたりは混沌の中に埋もれつつ、しっかり主張していることが窺えます。

一転B-1の「Peace」は、「ドレミファソラシド」の導入から徐々にスタイルが変化していく演奏形態となっており、演りたいコンセプトがA面よりはかなり見出せます。演奏のスタイルも全く異なっており「せーの」で一斉に始める「Echo」よりも、各々が独立して演奏しつつも音楽を分解し易く感じられます。特にバレルのピアノは崩されることなく音階をループし続けます。元来フリー・ジャズの聴き方というものが備わっていない当方にはこのような抽象的な表現しか出来ませんが、B面で行われている演奏スタイルはかなり興味深いものを感じ取っています。

長いこと死蔵してきた多数のフリー系レコードですが、ここのところ様々なものを繰り返し聴くことによって、ただ難解であっただけのものが徐々に解凍されている感覚は自覚しています。ただ核心を掴むのは当分先のことではあろうと思いますが。



ご挨拶:昨日の今日のことではございますが改めてご挨拶させて頂きます。節目を越え新しい年を迎えました。明けましておめでとうございます。本年が皆様方にとって最良の年となるよう祈念致しております。末筆にて失礼ながら、今年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/01/01(火) 00:43:58|
  2. Piano
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:6
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コメント

御年賀を

ぬどいさん、
あけましておめでとうございます。
本年もよろしくお付き合いのほど願います。

いつもいつもぬどいさんのありきたりでないアルバム紹介を楽しみにしています。
本年もおうーっと唸らせる作品をお願いします。

ご紹介のアクチュエルシリーズは現代音楽やらフリージャズの当時の先端を行く作りがとても興味深いです。
かと思うとハンク モブリーが隠れていたりしてなかなか見逃せないレーベルですね。

重ね重ね本年もよろしくお願いいたします。
  1. 2008/01/01(火) 19:06:01 |
  2. URL |
  3. Sonny #zcj9HRiI
  4. [ 編集]

旧年中はお世話になりました

Sonnyさん、こんばんは。

明けましておめでとうございます。こちらこそ大変お世話になりました。引き続きお付き合い願えれば幸いです。

>本年もおうーっと唸らせる作品をお願いします。

生来の捻くれた性格がこういうところでも変わらず露見するのが何とも痛々しい限りですが、引き続きある程度までは狙いながらアップしていくことになるのだろうと思います。ご期待に応えられればよいのですが、選択肢が徐々に減って来ていることもあり、今のうちから自ら馬脚を現して泣きを入れておきます(笑)。でも出来る範囲で頑張りますよ(笑)。

アクチュエルシリーズは結構タイトル数も多くて奥深そうなレーベルですね。そんなに手元にはないのですが、多くがCD化されたこともあって探りたくなるレーベルになりました。ハンク・モブレーがあるんですか!それは知りませんでした。どんな音楽をやっているのでしょう?ちょっと気になります。

進歩のないブログでございますが、改めて本年もどうぞ宜しくお願い致します。
  1. 2008/01/01(火) 21:11:53 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

おめでとうございます。
なにかこう、舌の根も乾かぬうちに、な感もありますが(笑)、今年もなにとぞよろしくお願い致します。

片面1曲ずつというのにとても惹かれます。
  1. 2008/01/01(火) 22:05:45 |
  2. URL |
  3. piouhgd #-
  4. [ 編集]

piouhgdさん、こんばんは。

明けましておめでとうございます。旧年中はお世話になりました。改めまして本年も宜しくお願い致します。

>舌の根も乾かぬうちに、な感もありますが(笑)

ホントですね(笑)。区切りということで改めてご挨拶させて頂きました。

このアルバムはもちろん両面ともフリーですが、互いの曲のアプローチが全く違うので対比が面白いです。自分にとってA面は激しくてなかなか理解が難しいですが、B面に関しては楽しめました。
  1. 2008/01/01(火) 22:47:41 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

モブリーですが

ぬどいさん、こんばんは。
パソコンの無い環境にいましてご返事が遅れました。

モブリーの参加しているアルバムはシェップの"Yasmina, A Black Woman"です。
モブリー好きのコレクターにはちょっとは知られていると思います。
ここでご紹介のディヴ バレルも参加しています。結構フリーキーな部分もありますが、ぬどいさんなら充分楽しめる内容だと思います。
モブリーにしては異色盤なのでブラインド フォールドには最適です。
  1. 2008/01/04(金) 01:37:38 |
  2. URL |
  3. Sonny #zcj9HRiI
  4. [ 編集]

お知らせ下さり有難うございました!

Sonnyさん、こんばんは。

ご丁寧に返答下さり有難うございました。

シェップ名義で参加していたのですね。お知らせ頂いたアルバムの存在は知っていたのですが、ハンク・モブレーが参加しているとは知りませんでした。CD化もされているので聴いてみたいです。

>モブリーにしては異色盤なのでブラインド フォールドには最適です。

そうでしょうね。まず全体の音のイメージをとれば、彼の参加は想像できないですからね。いやぁ、面白そうです(笑)。
  1. 2008/01/04(金) 02:33:03 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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