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A
1.It's a Good Day
2.You're Faded
3.Taking a Chance on Love
4.I'm Shooting High
5.Seven Come Eleven
6.Everything Happens to Me
7.Learnin' the Blues
B
1.You are My Lucky Star
2.Taps Miller
3.What's New
4.You Come Along (From Out of Nowhere)
5.I Found a Million Doller Baby in a Five and Ten Cent Store
6.That Old Feeling
7.One for My Baby
A-1~A-5,B-1~B-5
Georgie Auld (ts) Frank Rosolino (tb) Lou Levy (p) Leroy Vinnegar (b)
Mel Lewis (ds)
A-6,A-7,B-6,B-7
Georgie Auld (ts) Larry Bunker (vib) Johnny Gray (g) Lou Levy (p)
Leroy Vinnegar (b) Mel Lewis (ds)
Rec-1963
スウィング系テナー奏者、ジョージ・オールドの作品。ふっくらした芳醇な音色が包み込む贅沢なサウンドが気持ちいい。60年代に入ってからもこのような渋い内容のアルバムをリリースしていることが嬉しいですね。
この作品はもともと2枚の米フィリップス盤だそうで、ソレを日本で再編集し2枚目収録の4曲を加えてエマーシー名義でリリースしたものです。中心になるのはオールド=ロソリーノ・クインテットの10曲で、ムード溢れるテナーにまろやかなトロンボーンが絡みつく甘美なサウンドが、若干のエコーとともに艶かしく響きます。各面の後半に添えられた4曲は、ラリー・バンカーのヴァイヴにジョニー・グレイのギターが入ったセクステットで、よりオールドのテナーを引き立たせるサウンドになっている印象です。バッキングはウェスト・コーストの面々でトラッドに即した演奏に好感します。
ジョージ・オールドの参加している作品を殆ど聴けていないこともあってどのようなプレイヤーかよく知らなかったのですが、このアルバムだけの感想としては非常に艶っぽいテナーを聴くことが出来ます。活動は30年代後半からのようで、バニー・ベリガン、アーティ・ショウ、ベニー・グッドマンと名門楽団の一員として腕をあげていったらしく、未だ触れていないこれらの音源にも興味を抱きました。また結構自身の名義での作品があるようなのですが国内盤の発売が皆無である為なかなか接することが出来ないのが残念なことです。
ジャズの復刻に関しては泣く子も黙る日本ですが、未だ陽の目を見ない作品がまだまだあるのですねぇ。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
- 2008/02/04(月) 00:14:38|
- Tenor Sax
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