イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#445 Bassments/Jesper Lundgaard & Mads Vinding (Touche Music-CD)

Jesper Lundgaard & Mads Vinding


1.My Favorite Things
2.Django
3.Jordu
4.Those Who Were
5.Visa fran Utanmyral Emigrantvisa
6.Waltz for Debby
7.Two Little Pearls
8.I Have the Feeling I've Been Here Before
9.Gee Blues
10.Blackbird
11.I've Never Been in Love Before
12.Jesper's Samba

Jesper Lundgaard (b) Mads Vinding (b)

Rec-2006



量販CDサイトを徘徊していたらベース・デュオの新譜が引っ掛かる。最初額面通りに受け取ってよいのか判らず、なんか違う仕掛けがあるのかと思いきや本当にウッド・べースのデュオ作品でした。

引っ張る前は、こういう奇抜なものは物凄い刺激を受けるか退屈なものかのどちらか極端な印象を受けるのだろうと想像していました。

イェスパー・ルンゴーはホレス・パーラン(Horace Parlan)の『Relaxin' With Horace』(Stunt)や、アレックス・リール(Alex Riel)のCowbell盤などで好みの演奏をしていたこともありずっと気になっていました。マッズ・ヴィンディングは古くはデューク・ジョーダン(Duke Jordan)の『Flight to Denmark』(SteepleChase)などで聴くことが出来、近年のアルバムではユージン・パオの『Pao』(Stunt)などの演奏を楽しんで聴いていたので、敬遠する要素が全くないことから喜んで予約しました。ちなみに添付されたライナーにはルンゴーの名前がイェスパー・ルンドゴールと表記されています。いずれどちらかに統一されていくでしょう。

そして到着したCDを繰り返し聴いているのですが、上記で触れたような極端な感想が出ず未だに何かを探りながら接している状態というのが本音です。一聴してその斬新さに前のめりになったのですが、興奮が徐々に取り除かれるにつれ色んなことを考えるようになってしまいました。このサウンドにインパクトを受けることは必至でベース・ファンなら狂喜すること請け合いですが、小生のような楽器を嗜む訳ではなくジャズを聴くのみの人間にとっては個性が全面に出すぎていて、なんか逆に掴み所がないというか捉え所がない音楽に感じられる部分が引っ掛かっています。ただ取り上げられている曲に馴染みのものが多いので、その曲の解釈の面白さに助けられている部分もあるので自分の関心はシッカリと繋ぎ止められる要素がこの作品にはあります。多分全曲オリジナルなどの作品だったらもうちょっと違った感想になるのかもしれません。上手く説明できないことがもどかしいですが。

主に主旋律と伴奏を交互にしており、複雑に絡み合う様は実にスリリングです。時折二人して怒涛の旋律の洪水へとなだれ込んでいく様はこの作品の強烈な聴き所であり、ベースという楽器のテクニカルな部分が濃く抽出されており存分に満喫できます。内容が面白く演奏も素晴らしいのは理解しているのですが、常に手が伸びる作品というより気分を変えるのに利用するような位置づけに当方の場合はなってしまうような気がします。

もうちょっとこの作品と格闘しないと、違う何か(本質)が見えてこないのかもしれないですねぇ。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/02/05(火) 01:43:49|
  2. Bass
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ぬどいさん、こんばんは。

黒っぽいジャズを主食としている私にはちょっと手が出ないアルバムです。 が、デュオ好きの私としてはスルーすることも出来ないのでちょっとレーベルのHPで試聴してきました。

デンマークの二人ということで彼の地での在住が長かったペティフォードとジョーダンの曲が取り上げられているようですね。
この二人の共演は全く知らなかったのですがなんと20年以上も前からユニットを組んでいるようで驚きました。

ベースのデュオと言うのはアルバムの構成と言う面では有利な気がします。
反面リードをととる場面では難しいものが有ると思います。
試聴での限りですがアップテンポの曲ではそれ程でもないですが、スローな曲ではやはりソロが単調になりがちな気がしました。

ヨーロッパのミュージシャンの中ではこの二人は結構好きなミュージシャンなので購入してちゃんと聴いてみたい気もします。
レーベルのHPで二枚のアルバムからフルに6曲試聴できたのでそれでもいいかなという気もします(笑)。
  1. 2008/02/05(火) 03:38:38 |
  2. URL |
  3. Sonny #zcj9HRiI
  4. [ 編集]

Sonnyさん、こんばんは。

そういえばデュオがお好きでしたね。私も以前Sonnyさんが紹介されていたデイヴ・ヤングのCDを3枚とも購入して楽しまさせてもらっています。あれ、ヴァラエティに富んでいていいですね。

私も遅ればせながらレーベルHPを覗いてきました。なるほどこの二人のユニットは長いんですね。おまけにこのアルバムに先駆けて2002年に『Two Basses』なる作品までリリースしていたとは全く知りませんでした。

全く個人的な感想ですがミュージシャン受けする作品に感じました。ベースという楽器の魅力は充分引き出されていて今までにあまり感じたことのない体験が出来ましたが、たとえばブライアン・ブロンバーグのベース・ソロの楽曲と同様な、なんというか悪く云ってしまうと独りよがりの印象を抱いてしまうのです。捻くれた感想で恐縮です。

もちろん否定的なことを書きながらも惹きつけられる部分も多くあって未だ評価定まらずの状態です(笑)。
  1. 2008/02/05(火) 17:57:10 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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