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A
1.Water Blues Fall
2.Good Morning Heartache
3.The Sweetest Sounds
4.Stormy Monday Blues
B
1.I'm Shooting High
2.Bal Ha'i
3.Tales of Brooklyn
4.Hey Girl
Side-A
Gildo Mahones (p) George Tucker (b) Jimmy Smith (ds)
B-1,B-2
Gildo Mahones (p) Larry Young (org) Peck Morrison (b) Oliver Jackson (ds)
B-3
Gildo Mahones (p) Leo Wright (as) Kenny Burrell (g) George Tucker (b)
Jimmy Smith (ds)
B-4
Gildo Mahones (p) George Tucker (b) Jimmy Smith (ds) Ozzie Beck (vo)
Rec-1963
このアルバムのA面を伏せられて聴かされたら、駄耳の自分は確実にレッド・ガーランドと答えると思います。私が云うことに説得力も何もありませんがソックリに聴こえます。音質はもちろん、特にブロック・コードなどは錯覚に陥ります。そもそもギルド・マホネスの名前が脳裏に浮かぶのは至難の業ですが。
この作品はPR-16004としてリリースされているのですが、1964年の録音も収録されている2枚組の『The Great Guild/Guild Mahones Soulful Piano』(PR-7339)と結構内容が重複しています。個人的にはこのアルバムのほうが後発ではないかと思っていたのですが、どうやらコレが彼のデビュー作であるようです。彼は1948年から活動しており、途中3年ほど兵役に捕られていますがレスター・ヤングとの仕事で名を挙げたそうです。ということは結構遅咲きの初リーダー作ということになりますね。オジー・カデナのプロデュースです。
A面のトリオはマホネスの良く転がるピアノが満開状態で、程よいアーシーさも一興です。その分B面でのアプローチが面白く映ります。B-1,B-2はラリー・ヤングのオルガンを伴奏のみに使うという贅沢さ。オルガンが加わると音圧に深みが出ますね。B-3は唯一管と弦を加えたクインテットになっています。これも加わった二人がソロを執るわけではなく、サウンドに彩りを添えるような役割に徹しています。B-4はマホネス・トリオの演奏に載せてジョニー・ハートマン張りのヴォーカルが「バイバイ・ベイビー」とリフレインするだけの妙なトラック。コレは果たして成功しているのだろうか疑問の残る曲となっています。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
- 2008/02/25(月) 01:02:20|
- Piano
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