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A
1.Trouble in Mind
2.Porgy
3.Little Liza Jane
4.You'd be so Nice to Come Home to
B
1.Flo Me la
2.Nina's Blues
3.In The Evening by the Moonlight
Nina Simone (vo,p) Al Schackman (g) Chris White (b) Bobby Hamilton (d)
Rec-1960
ニーナ・シモンをヴォーカリストのみならずピアニストとしても尊敬しています。素晴らしい才能の持ち主であるのは今さら言及する必要もないくらいの名アーティストであるのですが、この作品でも彼女の持つ唯一無二のフィーリングが見事に記録されています。ポピュラー・ヴォーカル、ジャズ・ヴォーカル、ゴスペルだ、フォークだ等々とカテゴリを分けることが虚しくなるくらいに超然としており、誰もが達し得ない境地に彼女がいることを聴くたびに痛感させられる圧倒的存在感です。
両面取り違えた曲目を表記したレーベルが貼ってある、例によって大雑把且つ大らかな米盤仕様ですが、そんなことはどうでもよいくらいに惹き付けられて離さない魅力タップリのライブ盤です。スタンダードからフォーク・ソング、アフリカン・ソング、アメリカのトラッドまでヴァラエティに富んだ選曲と巧みなピアノとアレンジ、そして個性的な低域ヴォイスによって忘れられない名唱・名演が続きます。B-2のブルースはニーナが演奏に専念したインストでソウルフルなピアノが満喫できる本物の一品です。
コルピックスからはこの作品を含めて9枚が出ていると思うのですが、当然全部を聴けていない中での意見としてこの「ニューポート」のライブと「ヴィレッジ・ゲイト」のライブの素晴らしさは当方のニーナ信仰の決定打となった戦犯であり罪深い作品です。未だ聴けてない「タウン・ホール」と「カーネギー・ホール」のライブも早く聴いてみたいものです。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
- 2008/03/08(土) 01:02:15|
- Vocal
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