イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#526 African Space Program/Dollar Brand (Enja)

Dollar Brand - African Space Program


A
1.Tintiyana, First Part
2.Tintiyana, Second Part

B
1.Jabulani - Easter Joy

Dollar Brand (p,comp.) Cecil Bridgewater (tp) Enrico Rava (tp)
Charles Sullivan (tp) Kiani Zawadi (tb) Sonny Fortune (fl,as)
Carlos Ward (fl,as) Roland Alexander (harm,ts) John Stubblefield (ts)
Hamiet Bluiett (bs) Cecil McBee (b) Roy Brooks (ds)

Rec-1973



ダラー・ブランドと云えば「アフリカン・ピアノ」と完全に刷り込まれている当方にとっては、それ以外のアルバムがなかなかターンテーブルに載ることがありませんでした。手元にはそこそこ枚数があるので今日はコレを聴いてみることにする。いや、メンバーを見ていてエンリコ・ラヴァとソニー・フォーチュン、ジョン・スタブルフィールドの名前を見つけたから聴いてみようと思ったわけで。でも編成が大きいので判別は難しいのかな・・・まぁ常に判別不能な耳だし・・・といつものネガ思考で聴いてみた。が、なんと裏ジャケにソロ・オーダーが列記してあるではないか!有難うエンヤ・レコード。

この作品は重厚なアンサンブルと光が刺し込むように切り込んでくるソロが楽しめるオーケストラで、多めのホーン奏者を擁していつものアフリカをテーマにした作品となっています。さすがに一斉に分厚いアンサンブルを食らわされると、曲の持つ壮大さを実感せずにはいられません。ちなみにブランドは南アのケープタウン出身。

A面は二部に分かれた楽曲で、パート1は一切のソロを排除したアンサンブル。ダークでヘビーな印象。短絡的な感想で恐縮ですがやっぱりプリミティブな部分を実感する内容。パート2は解り易いメロディながらも攻撃的なソロの応酬があり各プレイヤーのパッションが強烈です。なんだかミンガスのデカイ編成のサウンドを思い出してしまいました。B面も長尺の一曲で勝負。導入はより一層のアフリカ色を打ち出しつつも非常に解りやすいテーマを持っている。が、突如大フリー大会に突入、とてつもないパワーで疾走していくプレイは激しく熱い。決して聴きにくいサウンドではなく各々のエナジーが爆発したカッコよさのほうが際立つ燃える演奏です。帰結にはまたアフリカを思わせる〆方をしています。B面の強烈さに心の臓を射抜かれてしまいました。ノックアウトです。

自分の先入観の中にあったダラー・ブランドはココには存在せず鬼の形相で物凄い挑発を仕掛けてきて、コレでも食らえと乱暴に襲い掛かる男のような感じを受けましたが、何回も繰り返し聴いていると構成の緻密さも垣間見え、どんどん病み付きになっていく自分がおります。濃ゆいです、コレは。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/04/28(月) 23:59:13|
  2. Modern Big Band
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ビッグバンド・・・

演ってたのですか。全く知りませんでした。ビッグバンドのソロオーダーを書いてくれるとはエンヤ偉い!!(他社も見習え!)
ぬどいさん本当にいろいろお聴きで、私これジャケも初めて見ました。
私ももちろん ダラー・ブランド=アフリカン・ピアノです(笑)

メンバー結構 渋いと言うか 通好みと言うか、B級と言うか(失礼) 面白いミュージシャン揃いですね。
エンリコさんとか浮いていないのでしょうか?(個人的には好きですが)少し心配です。
  1. 2008/04/30(水) 08:55:31 |
  2. URL |
  3. shepp #-
  4. [ 編集]

sheppさん、こんにちは。

私もこのレコードの存在を忘れていました。一時期(20年ほど前)中古のレコードを月に20枚前後、連続して購入していたことがあり、最初に気に入ったもの以外は手に取ることもなく忘れ去っているレコードもかなり存在しています。こんなブログをやるようになってから自分の棚の掘り起こしも兼ねながら再評価をしているのですがこの作品にはちょっと病み付きになっています。以前の趣向から鑑みれば漏れたことは理解できるのですが。

ソロ・オーダーも簡素なものですが必要充分で本当にエンヤはえらい!と思ってしまいましたよ(笑)。悪耳には何よりのフォローになりますので。

エンリコ・ラヴァ御大は今や超然としていますが若い頃はフリー寄りの切れ味も鋭くなかなかですよ。アフリカの打楽器が土地をイメージさせ、若干のフリー・アプローチで壮大さとカオスを表現している様な作品です。sheppさんもこの作品は気に入るのではないかしらん、と思っています。
  1. 2008/04/30(水) 12:57:50 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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