イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#542 Prime Directive/Dave Holland Quintet (ECM-CD)

Dave Holand - Prime Directive


1.Prime Directive
2.Looking Up
3.Make Believe
4.A Seeking Spirit
5.High Wire
6.JugglersnParade
7.Candlelight Vigil
8.Wonders Never Cease
9.Down Time

Dave Holland (double-b) Chris Potter (ss,as,ts) Robin Eubanks (tb,cowbell)
Steve Nelson (vib,marimba) Billy Kilson (ds)

Rec-1998



昨年のデイヴ・ホランドの公演には本当に行きたかったと思っている。いや、全くもって今さらなんだけどこのアルバムを聴いてみて、さらにその感を強くしている。こんな駄ログながらいつもお世話になっているpiouhgdさんが、一日2セット体験という何とも男前な鑑賞を成し遂げ、そのレビューを拝読し悶絶する田舎モノでありました。嗚呼、都会に出たいのぉ!

で、ほとぼりの冷めた今頃に何ゆえブリ返すのか。彼の近作である『Critical Mass』(Sunnyside)は、その個性的なサウンドと圧倒的なパフォーマンスが表現された傑作として愛聴してきたのですが、その先、というかそれ以前の作品に遡ってみれば手元に殆ど作品がない状態でありました。自分が把握している(手元にあって聴いている)ホランドのパフォーマンスを振り返ればマイルス・デイヴィスやエリック・クロス、チック・コリアの70年代等、その時代まで戻らなければならないという何とも懐古趣味的な状況を呈しており、そういうのは宜しくないと思ったので現在のフォーマットに近い作品として色々探った中の一枚としてこのアルバムを取り寄せてみたわけです。そして改めて思ったのです。パフォーマンスを観れる機会を逸したことの大きさ、この後悔に苛まれているというわけです。素晴らしいではないですか、この作品も。

2005年録音の『Critical Mass』と比較してみると録音が約7年前となり、参加メンバーを見てみればドラムのネイト・スミスがビリー・キルソンになっていることぐらいで大きな変化はありませんでした。今さらですがこのホランド・クインテットの活動の長さというものを実感したという情けなさです。

ホランド率いるクインテットはかなり前から完成されていて、高いクオリティーを長く誇っていることがこのアルバムを聴けば明らかに解ります。張り詰めたテンションとハーモニーの深さ、強靭なベースに爆走するドラムはそのままで全く見劣りすることがありませんでした。それにしてもネイト・スミスという強烈なドラマーに引けをとらないビリー・キルソンのドラムには恐れ入る。演奏を引き締め、且つ煽り立てる効果は絶大でその存在感は抜群です。いつもながらのスティーヴ・ネルソンのヴァイヴ&マリンバとクリス・ポッターの3種のサックスが絡む様は怪しさをも漂わせ、そこに加わるロビン・ユーバンクスは艶やかさも感じさせます。ギターのケヴィン・ユーバンクスはリーダー作を含め何度か経験していましたが、ロビンのトロンボーンも良いですね。彼名義の作品を聴いてみたくなりました。

そんなわけで、暫らくはホランド三昧を続けそうな勢いです。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/05/14(水) 21:18:42|
  2. Bass
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

>一日2セット体験

時間とお金(特にこっち!)が許すなら、4日連続8セットと行きたいところでしたが、さすがに無理ですね。(笑)
そのくらい素晴らしかったライブでした。

アルバムについては、自分も数枚しか聴いていないので興味深々なのですが、なかなか手が回りません。
少しずつでも聴いてみたいと思っています。

初顔合わせであってもスリリングな演奏が楽しめる(可能性のある)のもジャズの魅力ですが、ほぼ同じメンバーで長年続けることにより練り上げられたものも、やはりとても魅力がありますね。
  1. 2008/05/15(木) 11:39:14 |
  2. URL |
  3. piouhgd #-
  4. [ 編集]

piouhgdさん、こんばんは。

>時間とお金(特にこっち!)が許すなら、4日連続8セットと行きたいところでしたが、さすがに無理ですね。(笑)

すんごく良く解ります(笑)。それとハコは是非ともピット・インなどのライブ・ハウスで演って欲しいですよね。この作品をもし聴いておられないようであれば全力でお奨めします(笑)。何の違和感もなく自然に没入できると思いますよ。私の場合はこのメンバーのライブ盤があるようなので、既にそちらに意識がいっています。

>ほぼ同じメンバーで長年続けることにより練り上げられたものも、やはりとても魅力がありますね。

まさしくその通りだと思います。ピアノを入れず、ヴァイヴにサックス+トロンボーンという編成はそんなにないと思いますし、既に彼らの代名詞と言ってもいいような独特の世界があって、遅まきながら病み付きになっています(笑)。コレを目の当たりにされたのはとてつもなく羨ましいことです。
  1. 2008/05/15(木) 17:40:24 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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