イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#549 Infinity/John Coltrane (Impulse)

John Coltrane - Infinity


A
1.Peace on Earth
2.Living Space

B
1.Joy
2.Leo

A-1

John Coltrane (ts) Alice Coltrane (p,org,harp,vib) Charlie Haden (b)
Rashied Ali (ds) Ray Appleton (perc)

Rec-1966

A-2

John Coltrane (ts) McCoy Tyner (p) Alice Coltrane (harp,tamboura)
Joan Chapman (tamboura) Jmmy Garrison (b) Elvin Jones (ds)
Oran Coltrane (bells)

Rec-1965

B-1

John Coltrane (ts) McCoy Tyner (p) Alice Coltrane (harp,vib)
Jimmy Garrison (solo-b) Charlie Haden (b) Elvin Jones (ds)

Rec-1965

B-2

John Coltrane (ts,b-cl) Pharoah Sanders (ts,fl) Alce Coltrane (p,org,tympani)
Charlie Haden (b) Rashied Ali (ds) Ray Appleton (perc)

Rec-1966

-Add Strings-

Murray Adler (concertmaster) Michael White (vin) Gordon Marron (vin)
James Getzoff (vin) Gerald Vinci (vin) Myra Kestenbaum (viola)
Rollice Dale (viola) Edger Lustgarten (cello) Jesse Ehrlich (cello)
Alice Coltrane (comp.,arr.,cond.)

Rec-1972



コルトレーンの「My Favorite Things」が同級生から借りたフュージョンのレコードの中に紛れ込んでいて、それを体験したのが中学生の頃であったことは以前どこかのログに書いた事があります。その友人には兄貴がいてその影響下にあったんですな。そのときはコルトレーンの良さが全く解らず彼のソプラノがチャルメラに聴こえた事まで白状しました。もう30年くらい前の事になりますか。そんな折、グリフィンのゴツいテナーにヤラれて以来、ようやくモダンの厚い扉を開ける事ができたのが高校生の頃。モダンと云えばマイルスやコルトレーンといった大御所が門戸に突っ立っているのはいつの時代も同じ(なのかな?)。少ないバイト代がジャズ・ジャイアントのナイス・プライス・シールの貼ってあるフニャフニャ外盤に消えていき、それでも満足して繰り返し聴いていました。

コルトレーンのアルバムをディスコを片手にレコ屋を探しまわるといった高校生は、端から見れば甚だ気色の悪いものだったでしょうが本人はいつだって真剣でした。まだCDはありませんでした。そんな中でコルトレーンの後期インパルスものは、人並み(?)だったと云えばいいのか全く理解不能で閉口したりしました。ただ拷問のようにせっかく買ったという事もあって当時は聴く事を止めなかったせいか、コナレてくるのは不思議な感覚でした。理解とは全く違う意味合いのことですが。

そんな事を続けていればコレクションもそこそこサマになってくるのですが、どうしても手に入らないものが出てきます。現在のようにネットが普及しそれこそ海外からも簡単にブツを引っ張れる時代になるとは当時の学生には思いもよらなかった事ですが、コルトレーンの没後に出た、このいわく付きの「インフィニティー」を見つけるのにはジャズ・ジャイアントの作品とはいえかなり苦労した事を思い出します。

そもそも「インフィニティー」は、ジョン・コルトレーンの未発表オリジナルの演奏にアリス・コルトレーンがストリングスをオーバー・ダブさせたり、チャーリー・ヘイデンのベースに差し替えたりと、熱心なコルトレーン・フリークが激高したという内容ですが、オリジナル・フォーマットで既に数曲が陽の目を見ている今現在この作品を聴けばアリスの意図が汲み取れるのかもしれないという興味深い側面も持つのかもしれませんね。そのように振ってみるのですが、実はまだ加工されていない此れ等の曲を聴いた事がありません。

資料的な部分に触れると、それらはインパルスの未発表セッションとして没後約10年経った時期に「The Mastery of John Coltrane」シリーズとして4種のタイトルでリリースされた中に3曲分収録されたのが最初のようです。その内の一枚『Trane's Modes』は持っているのですがこれには当該曲が収録されておらず、この作品のA-1が『Jupiter Variation』、A-2,B-1が『Feelin' Good』に収録されています。『Jupiter Variation』に関してはヘイデンのベースが聴こえるという完全なオリジナルという形ではないようですが、かなり近づけられたものであるようです。

上記の通りである為オリジナルと比較できないのですが、想像以上にストリングスの存在が大きく違和感を持たざるを得ません。いかにも宗教的な響きでアリスのハープが迫り出してくるほど強力です。肝心のコルトレーンが混沌としたストリングスやその他のパーカッション等の闇から現れてくる様は何とも不思議な感覚で、そういう意味では貴重な体験と云わざるを得ない音源です。でも聴けば聴くほど装飾なしの音に接したくなるのはアリスの仕掛けた魂胆であるかのような、変なやっかみを誘発させられる精神的によろしくないものであることは確かです。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/05/21(水) 20:00:38|
  2. Tenor Sax
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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