イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

#585 Invitation/Al Haig Trio (Stateside)

Al Haig - Invitation

A
1.Holyland
2.Invitation
3.Enigma
4.Sawbo City Blues

B
1.If You Could See Me Now
2.Sambalhasa
3.Daydream
4.Linear Motion

Al Haig (p) Gilbert "Bibi" Rovere (b) Kenny Clarke (ds)

Rec-1974



アル・ヘイグの人気盤。A-1の存在がこの盤の評価を不動のものにしているのは想像に難くない。自分もシダー・ウォルトンのこの曲は大好きなトラックですから人気のほども理解出来ます。で、いつもの通りその他の曲をジックリ吟味していないので改めて聴いてみることにしました。

ヘイグのオリジナルはA-4,B-2,B-4の3曲。通して聴いてみるとアル・ヘイグのバップ・スタイルには好感が持てますし一途に弾かれるピアノから彼の実直さも感じますが、さらに一捻り加えた新たな境地も垣間見えるのが興味深い部分であります。通常のバップ・スタイルから鑑みるとA-1は超然とした異彩を放っているような感覚にも陥ります。単に曲の持つ雰囲気に惑わされているのかもしれませんがマイナー・メロディ好きの日本人に訴求するパワーは絶大であったことを思い知らされます。そういう意味ではA-2のボッサ・テイストのタイトル曲もひと味違う彼の柔軟な姿勢を感じ、メロディが琴線に触れる気になるものでした。A-3のバラードやA-4のブルースなど、静謐さや適度な粘度も併せ持つスタイルは音楽の幅を感じさせ、緩急の付け方に翻弄させられることが逆に気持ちのよい展開になっています。B面も冒頭のタッド・ダメロン作の流麗な響きから2曲目のボッサリズムを生かした曲、3曲目はシットリと奏し、続く4曲目で聴かれるベース・ラインのカッコ良さなどヴァラエティに富んだプレイを楽しむことが出来ます。

ロンドンで録音されたこの作品はアル・ヘイグの長いブランクからの復帰作ということで注目されたのですが、なかなか意図しても実現しないアタリ曲を獲得した印象的な作品になりました。完璧とは云えないまでもピアノも味わい深く弾かれており渋さの滲み出たプレイには嬉しくなってしまいます。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/06/26(木) 23:14:09|
  2. Piano
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<# 586 Hub-Tones/Freddie Hubbard (Blue Note) | ホーム | #584 Chet Baker in Milan (Music)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://damimijazz.blog78.fc2.com/tb.php/604-d3c53251
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Profile


ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


Twitter

ジャズ以外のことをつぶやく機会もあると思いますが、大目に見て下さい。

Clock

Calendar & Weather



Search

Counter

Recent Entries

Recent Comments - Japanese Only

Recent Trackbacks

Monthly Archives

Categories

Link

このブログをリンクに追加する

RSS Feed

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。