イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#587 The October Suite/Steve Kuhn Piano, Composed and Conducted by Gary McFarland (Impulse)

Steve Kuhn - Gary McFarland


A
1.One I Could Have Loved (Theme From the Motion Picture "13")
2.St. Tropez Shuttle
3.Remember When

B
1.Traffic Patterns
2.Childhood Dreams
3.Open Highway

Side-A

Steve Kuhn (p) Isador Cohen (vin) Matt Rimondi (vin) Charlie McCracken (viola)
Al Brown (cello) Ron Carter (b) Marty Morell (ds) Gary McFarland (comp.,cond.)

Side-B

Steve Kuhn (p) Corky Hale (harp) Joe Firrantello (woodwind)
Don Ashworth (woodwind) Irving Horowitz (woodwind) Gerald Sanfino (woodwind)
Ron Carter (b) Marty Morell (ds) Gary McFarland (comp.,cond.)

Rec-1966



20年以上前になるのでしょうか。このアルバムを買って聴いてみてどうしても面白さが見いだせず、そして再度試すこともせず購入したその日に聴いたっきりで仕舞い込んでいた、そんなレコードです。この音楽からクラシック臭を振りまくかのような楽器の存在と実験音楽のような掴みどころの無さを瞬時に嗅ぎ取ってしまい、全く良さが理解出来ずそれっきりになっていたというのが実情です。以後ジャズの経験値を積み重ねた結果スティーヴ・キューンはフェイヴァリット・ピアニストとなりましたがこの作品には再び手をつけることはありませんでした。

実に久しぶりに聴いたこのアルバムの印象は劇的に変化することは無いものの、その意図とやっていることに関して朧げながら見えてきた感じになってきました。「ヴァーチュオーソ・シリーズ」と銘打たれたインパルスのこのアルバムは、室内楽的な響きをバックに自由度の高いジャズ・イディオムを融合させたような音楽で、弦楽器や木管楽器の高尚さとともにかなり独創的なキューンのピアノが絡み合うサウンドをゲイリー・マクファーランドが監修したものです。マクファーランド自身はヴァイヴ奏者ですが、この時期辺りから作編曲に専念しているんですね。

A面はヴァイオリンやヴィオラ、チェロなどの弦楽奏を従え、B面では木管楽器がバックに控えています。聴いた当初は自分に合わないと思ったほうが先で両者の違いなどに気づかないくらいの体たらくで、今となっては情けなさも込み上げますが、改めて聴いてみると当たり前ですがかなり雰囲気が変わりますね。自由度の高さはスティーヴ・キューンのピアノそのものであり、フリー・ジャズ的アプローチというよりも、ジャズを踏襲した現代音楽的アプローチにも感じられます。以前よりも食いつく自分がおり、それはキューンの表現力とロン・カーターとマーティ・モレルのバランス感に起因するのですが、やっぱりそれ以上の感慨を抱くことはなく一段階ステップ・アップしたのみで終わりそうです。この辺りの音楽を好んで聴くことが今後あるのかどうか判りませんが、あるとしても少なからず相当後年になってからの話になるのでしょう。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/06/28(土) 16:42:27|
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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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