イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#595 Dialogue/Bobby Hutcherson (Blue Note)

Bobby Hutcherson - Dialogue


A
1.Catta
2.Idle While
3.Les Noirs Marchant

B
1.Dialogue
2.Ghetto Lights

Bobby Hutcherson (vib,marimba) Freddie Hubbard (tp) Sam Rivers (ts,ss,b-cl,fl)
Andrew Hill (p) Richard Davis (b) Joe Chambers (ds)

Rec-1965



ボビー・ハッチャーソンの昨年リリースされた新作『For Sentimental Reasons』(Kind of Blue)を聴いて、角が取れて丸みを帯びた現在のプレイ・スタイルに接したことによって彼に対する固定的なイメージを揺るがされました。彼に限らず50年代、60年代から現在まで長きに亘って活躍するミュージシャンの変遷というものを捉えきれていない当方にとっては、近作を聴くことによってミュージシャンの履歴の一部を垣間見ることは大変興味深いことになっています。先日発売されていたジュニア・マンスのライブ盤『Groovin' With Junior』(Sackville)なども、そのスタイルの一途さに関心していたところです。これらのベテラン・ミュージシャン全てに関して云えることなのですが、当方の場合は70年代後半から近年までが完全に中抜け状態であるので、その変遷を把握していないというのが現実であり無念な部分であります。今後どこまでフォロー出来るのか判らないのですが、可能な限り触れていきたい願望があります。

自分の知っているボビー・ハッチャーソンはブルーノート時代に集中しているため、若干前衛的なテイストが含まれたサウンドと、その独自な世界感によって形成された演奏と云うイメージでずっと捉えてきました。久しぶりに聴いたこのアルバムでもフリー的アプローチもとりつつもA-1のようなブルーノートを代表するような名演も残すところにも彼の存在感の高さが発揮されており、ハッチャーソンに対する概念として当方の頭にはこの年代の演奏がにモロに影響を受けて固着していました。一癖も二癖もあるメンバーが織りなす世界は辛口のスパイスのように刺激的で、冷静な演奏ながらもそれ以上のテンションを感じ取ります。その中でもサム・リヴァースやアンドリュー・ヒルの効果はやっぱり絶大であることが窺え、ハッチャーソンもヴァイヴにマリンバを使用しヒリヒリするくらいの硬質なサウンドを作り出しています。

明らかに60年代のブルーノート・レーベルでの一翼を担った需要な作品であると認識しています。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/07/06(日) 23:59:00|
  2. Vibraphone
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ぬどいさん、こんにちは。

世間で通用している便利な言葉で括ってしまえばこの時期のハッチャーソンは新主流派的な演奏と言うことになるのでしょう。
ぬどいさんのおっしゃられるようにミュージシャンの中には演奏スタイルを変化させる方も多く見受けられます。
特定のミュージシャンのある時期の演奏をのみ愛でる人も多いですが、私はミュージシャンの演奏の変遷を聴くことにとても面白さを感じます。
ハッチャーソンの場合もその長いミュージシャン生活の中でジワジワと変化させていった人ですね。
コンテンポラリーやランドマークといったところのレーベルの作品を耳にされると、ぬどいさんのハッチャーソンに対する認識がまた変わるんじゃないでしょうか。
困ったことにこのあたりも入手難かもしれないですね。
  1. 2008/07/07(月) 03:50:27 |
  2. URL |
  3. Sonny #zcj9HRiI
  4. [ 編集]

Sonnyさん、こんばんは。

Sonnyさんが推薦されておられたハッチャーソンの作品を取り寄せ結構な頻度で聴かせて戴いています。単純に円熟という単語で片付けられない繊細さも感じています。転じて新主流派と云われたヒンヤリした質感のこの頃のサウンドも大好きなんですよねぇ。

長らく継続してジャズに接していればミュージシャンの歩みも理解出来たのでしょうが、生憎他ジャンルへの浮気や、ジャズを享受することが侭ならない国への出向などで、記事にした時期のジャズがスッポリ抜け落ちてしまいました。Sonnyさんがおっしゃられるように手に入りにくいものが既に多数ありますので道のりは厳しいですが、懐と相談しつつも可能な限り追っかけてみようと思っています。
  1. 2008/07/07(月) 19:21:22 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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