イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#635 Plays Can-Can/Bernard Peiffer Trio (Laurie)

Bernard Peiffer - Plays Can-Can

A
1.Come Along With Me
2.It's All Right With Me
3.Just One of Those Things
4.You Do Something to Me

B
1.Let's Do t
2.I Love Paris
3.Montmarte
4.C'est Magnifque

Bernard Peiffer (p) Chris White (b) Jerry Segal (ds)

Rec-1960



フランスのピアニスト、ベルナール・ペイフェのピアノ・トリオ。あまりメジャーなピアニストではありませんが20年ほど前にアナログで復刻され、その時に手に入れたものです。このアルバム以外にも彼の56年録音の作品の『Bernie's Tune』(EmArcy)なども同様にして復刻されたものを入手しました。このアルバムはマイナーレーベルのLaurieから出たものを当時のセンチュリー・レコードが発売したもので、タイトルからも推察出来る通りコール・ポーターのミュージカル集になります。

彼の音源は40年代後半から50年代中盤に多く残されているとのことで、そういう意味ではこの60年の録音というのは後期のものと捉えてもよいのかもしれません。60年代には多くのアメリカのミュージシャンが拠点をヨーロッパに移していますが、彼は54年にアメリカへ拠点を移したようです。無論当時のジャズを取り巻く状況を考えればどちらの選択も当然の流れなのかもしれませんが活動の場を求めて国境を越えるフットワークの軽さは、ケツに根の生えてしまった自分のような人間には或る意味羨望の眼差しで見つめてしまいます。

A-3とB-3のみピアノ・ソロで他はトリオでの演奏です。「カン・カン」という映画の音楽集であるので聴き易いかなぁと思っていたら、なかなか個性的な解釈を魅せるピアニストでした。自分の経験の中でも比較的接してきたトラックばかりであるのですが、一聴しただけではスッと入ってくることはありませんでした。演奏が聴きにくいとか奇抜であるとか、大胆すぎる難解さという種のものではなく、自分のイメージした音とか奏法とは違うと云った方が正確に伝わるのかもしれません。勝手に自分の中にある定番スタイルでの演奏をイメージしていましたが、その枠からは少し外れた印象を持ったということです。例えばソロで弾かれるB-3のストライド奏法での解釈は一種独特のものがあり、なかなか興味深いものがあります。トリオで奏されるナンバーでも単調にならずに鍵盤を幅広く使用し、特に高音域の使い方と頻繁にアップダウンする指捌きは抑揚が面白く聴いていてワクワクさせられます。

評価が定まるまでもなく埋もれたミュージシャンは沢山いますが、そういう奏者を追っかけてみることはとても楽しく、またいろんなアーティストを体験することで自分の経験値も高められることは嬉しいことです。ただ正確な耳が備わらないのが辛いところですが。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/08/15(金) 23:58:07|
  2. Piano
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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