イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#631 Subliminal Seduction/Ralph Peterson (Criss Cross Jazz-CD)

Ralph Peterson - Subliminal Seduction

1.Trials of Trust and Treachery
2.The Vicious Cycle
3.The Fifth Insight
4.Tears I Cannot Hide
5.Essence of the Wizard
6.But I Never Left
7.The Seventh Insight
8.Social Response
9.I Only Miss Her When She's Gone
10.Synergy
11.Subliminal Seduction

Ralph Peterson (ds) Jeremy Pelt (tp,fl-h) Jimmy Greene (ts,ss)
Orrin Evans (p) Eric Revis (b)

Rec-2001



オリン・エヴァンスの『Deja Vu』(Imani Records)という作品が以前Sonnyさんのブログにバナーで貼ってあり、その後それが気になって取り寄せて聴いてみました。そしてオリン・エヴァンスの表情豊かなピアノに大変感心しました。その感想を記事としてアップした際にコメント欄にSonnyさんが他のオリン・エヴァンスの演奏としてラルフ・ピーターソン名義のクリスクロス盤を推奨して下さいました。後に今回掲載のこの作品と、もう一枚全く同様のメンバーで奏されている2001年のクインテット作品である『The Art of War』(Criss Cross Jazz)の計2枚を取り寄せて実際に聴いてみました。両者のアルバムの全体から噴出するカッコ良さにヤラれ、イカしたサウンドと滲み出て来るブラック・パワーにクラクラしています。ピーターソンのパワフルなドラミングに圧倒されながら熱い演奏が満喫出来ました。

元々ジェレミー・ペルトとジミー・グリーンは大好きなホーン奏者であるので期待も高まったのですが、さすがにリズムが強靭で最高にゴージャスな演奏にドキドキしてしまいました。ドラマーのリーダー作らしくラルフ・ピーターソンのドラムは存在感抜群でソロで爆発する3曲目や7曲目など大迫力ですが、クインテットでの演奏でも図太く重いリズムを生み続けます。細かく切り刻んだシンバル・ワークやロールを効果的に使ったスネアなどあまりにも聴きどころ満載で強烈です。コレにはかなりヤラれ気味でキレまくるビートに開いた口が塞がらなくなってしまいました。暴発するリズムに負けじと対抗するジェレミー・ペルトのトランペットは鋭い光線を放ち、ジミー・グリーンのテナーも対等に応戦しています。そして肝心のオリン・エヴァンスが5曲目のようなハードな曲ではブチ切れていてなかなか凄いことになっていました。バリバリ弾かれるテンションの高さは圧倒的で手がつけられません。どのような曲調にもフレキシブルに対応し、自身の色を持って描き出す様はさすがと唸らざるを得ません。

ジャズの持つダイナミックさに翻弄させられること請け合いのとんでもなく豪快な作品でした。こういった玄翁でブン殴られるようなインパクトのジャズは堪らないですね。完全に取り憑かれました。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/08/11(月) 23:05:33|
  2. Drums
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ぬどいさん、こんにちは。

いつも推薦盤を聴いていただきありがとうございます。

ラルフ ピーターソンもその昔は東芝EMIからリーダー作が出ていたほど、日本でも注目が高かったアーティストでした。
ところが現在はほとんど紹介されることがなくなり残念なことだと思います。

お聴きくださればすぐにわかるとおりにラルフ ピーターソンは現役ドラマーの中では、力強く個性溢れるミュージシャンとして抜きん出ていると感じます。
もっともっと評価されてしかるべきだと思います。
このアルバムもオリンの好演もあいまって何度も聴き返すことができる佳作ですね。
  1. 2008/08/12(火) 16:44:35 |
  2. URL |
  3. Sonny #zcj9HRiI
  4. [ 編集]

Sonnyさん、こんばんは。

>いつも推薦盤を聴いていただきありがとうございます。

こちらこそ有難うございます。いつも新たに派生した当方にとって未知のフレッシュなジャズが継続進行で聴けるので大変有難く、ジャズの枝葉が広がっていく重要な指針になっています。ご面倒をお掛けし大変恐縮なのですが、今後ともご教示下さると大変有難いです。

>その昔は東芝EMIからリーダー作が出ていたほど

そうでしたね。その頃のアルバムで刺激を受けておきながら自分の環境もあるとは云えだいぶ長い間うっちゃっていたことは情けない限りです。強烈な個性はそのままにパワフルさと緻密さを兼ね備えたドラムに久しぶりに魅了させられました。

ラルフ・ピーターソンの諸作も現在ではなかなか手に入れにくくなっているので残念なのですが、出来るだけ接していきたいドラマーになりました。
  1. 2008/08/12(火) 20:10:46 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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