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1.How Deep is the Ocern
2.The Tree
3.Hope
4.Live, be Where You are
5.Why was I Left Under the Sky
6.Living Under the Road to Paradise
7.Summer Rain
8.A Little Blues for You
9.A Blissful Smile
10.In Peaceful Sleep
Lars Jansson (p) Lars Danielsson (b) Andres Kjellberg (ds)
Rec-1999
ラーシュ・ヤンソンのだいぶ前のアルバムを聴いています。 最近は過度にハードな作品を意識的に摂ってきたのでこういう正統派の美麗なピアノ・トリオは久しぶりです。一音一音を紡いでいく端正なピアノは聴いていて気持ちのいいものです。何故に急転換するかと云えば、クリスマスに際し何を聴こうかと考えたのですが、それにふさわしいような作品をそれほど抱えていないのと、ブログの背景は変えるけれど内容に季節感が全く伴わないこのシロモノに対して、一応それなりに気分的に高まりそうなものを考慮してチョイスしたと云う、無い頭で愚考しセレクトしてみたものです。なんとなーくこういう日にはピアノ・トリオ辺りがシックリきそうだなぁという安直な考えから選んでみたのですが、理由を聞かれても困ります。このアルバムのタイトル曲(3曲目)の雰囲気が良い感じなんじゃないかなぁ、と。
ラーシュ・ヤンソンはキャリアも長く多作家でもあり、もちろん全てを聴けているわけではないので数枚の手持ちの中から一枚を選んでみたのですが、このアルバムの持つ優美なテイストが好きで、前述の通りここのところはメッキリご無沙汰なのですが以前はよく聴いていた作品になります。単に麗しいメロディだけではなくしっかりとグルーヴ感も伴っていて、ピアノ・トリオの理想型のような演奏で納得できる一枚です。透明感のあるクリアなピアノの音色に深遠に響くベースが良く捉えられており、ドラムのシンバル・レガートが高揚感を誘発します。やはりタイトル曲は出色の出来ですが、ピアノとリズムの一体感が素晴らしい8曲目辺りも最高です。
田舎住まいだとクリスマスを感じるようなところも限られていて、都会のような否応なく目に飛び込んでくるイルミネーション等というものは皆無です。普段と全く変わらない年末の慌ただしい一日を少しでも気分的に変えられればと考えてみましたが、正直どうもシックリきませんねぇ。でも、ラーシュ・ヤンソンのこのアルバムはどんな時に聴いてもホッとする滋味深い作品だと思います。アルコールとともにいい塩梅で微睡んでいます。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
- 2008/12/24(水) 23:59:22|
- Piano
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