イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#666 Reaching Out/Dave Bailey Quintet (Jazztime)

Dave Bailey

A
1.Reaching Out
2.Our Miss Brooks
3.A Flick of a Trick

B
1.One for Elena
2.Baby You Should Know it
3.Falling in Love With Love

Dave Bailey (ds) Frank Haynes (ts) Grant Green (g) Billy Gardner (p)
Ben Tucker (b)

Rec-1961



デイヴ・ベイリーのテナー&ギターを配したクインテット。あまりよく判らないこのアルバムのことを調べようとネットで調査していたら、あることに気がついた。筋金入りのジャズ好きには常識なことなのかもしれないが、このアルバムはグラント・グリーン名義で後にリリースされていたんですね。タイトルは『Green Blues』(Muse-5014)。持っていないので直接確認出来ないのですが、どうやら6曲で同内容のようです。またこのセッションには3曲("Reaching Out""Our Miss Brooks""One for Elena")で別テイクがあるようで、それがグリーン名義のBlack Lion盤に加えられ全9曲で収録されているようです。そしてタイトルが『Reaching Out』(Black Lion)。なんという気の毒なデイヴ・ベイリー。マイナー・レーベルでの吹き込みの宿命とは云え、再発では商業的にグリーンの名前を冠した方が売れると云う判断なのでしょうか。

Grant Green - Green Blues

あぁこのジャケット何度も見たことがある。Museなので1970年代初頭にリイシューされたんですね。今ここで気がつく遅さなのですが、グリーン好きでもある小生には私的とは云えダブり買いを避ける有益な情報を得たことになりました。余裕があればコレクトすることもやぶさかではありませんが、生憎そんなに余裕は無いし出来れば新譜にまわしたい。

この流れでも判る通り、当作品はグラント・グリーンの活躍も出色の出来映えと云えると思います。時は61年、グリーンがブルーノートから初リーダー作をリリースした頃とほぼ一致しています。全編で主導権を握るような演奏ではありませんが、満を持して登場するグリーンのソロはとてもスムーズでカッコ良くて惹き付けられます。個人的にはこの中ではビリー・ガードナーというピアニストが実はかなり良くて、とてもブルージーでネットリと黒く表現されるピアノに集中させられてしまいます。聴きようによってはレッド・ガーランドのようにも感じられ、録音の少ないピアニストのようなのですがそれは実に勿体ないことだと感じました。フランク・ヘインズのテナーはフレーズを崩さずシンプルでありながらも土臭さを含んだプレイは好感が持てます。リズム陣のベン・タッカーとこのアルバムの主役であるデイヴ・ベイリーはセットで聴くと効果が倍増するかのような渋さを含有していて、互いに派手なタイプではないのですが屋台骨としては太く強靭でドッシリとしています。

変身しながら幾度か登場してきたこのアルバムは世に問われ続けることも頷ける好内容で、特に黒人特有のブルージーでネットリしたジャズが好みの方には好感を持って受け入れられることは間違いない水準の出来だと思います。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/09/15(月) 22:38:25|
  2. Drums
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

ぬどいさん、こんばんは。


このアルバムは確かミューズ盤以外にもフォンタナ盤のジャケット違いがあったように思います。
ミューズは何枚か他レーベルからの買取マスターの復刻を別リーダー名義で吹き込んでいるので注意が必要ですね。
同じレーベルのRocky Boyd名義の"EASY IT"もケニー ドーハムのリーダー作に置き換わっています。

Dave Baileyのアルバムはなぜか幻級の名盤ばかりですが、なんででしょうなぁ。
バカ高いオリジナル盤を買うことに比べればリーダーは変わっても手に入るほうがいいともいえますね。
  1. 2008/09/18(木) 03:29:42 |
  2. URL |
  3. sonny #zcj9HRiI
  4. [ 編集]

Sonnyさん、おはようございます。

>フォンタナ盤のジャケット違いがあったように思います。

そうなんですか、知らないことばかりです(笑)。フォンタナということはヨーロッパ向けのリリースだったのでしょうか?

Sonnyさんにコメントを賜ってから、ザナドゥやミューズは意識して見るようになりました(笑)。確かにミューズのディスコを眺めていると、他レーベルからのリイシュー盤が多いですね。ここのところレコ屋に出向くこともメッキリ減りましたが、もしミューズに遭遇したら無意識のうちにダブりを掴まされてしまうかも知れません(笑)。ロッキー・ボイドのアルバムの存在は知っていますが手元にはありません。やはりドーハムの名前の方が商業的には訴求力があることは否めないでしょうね。

オリジナル盤は買えればいいのですが簡単に手に届くものではないので、いざ復刻されると喜んでそちらの方を手に取るお気楽なスタンスです。
  1. 2008/09/18(木) 07:06:25 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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