イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#685 Live in San Francisco/Archie Shepp (Impulse)

Archie Shepp - Live in San Francisco

A
1.Keep Your Heart Right
2.Tha Lady Sings the Blues
3.Sylvia
4.The Wedding

B
1.Wherever June Bugs Go
2.In a Sentimental Mood

Archie Shepp (ts,p→onlyA-3) Roswell Rudd (tb) Donald Garrett (b)
Lewis Worrell (b) Beaver Harris (ds)

Rec-1966



またもや独自の変な理屈を恥も外聞もなく書かせてもらうと、ここのところフリー・ジャズを聴くという行為が、以前聴いていたヘビー・メタルを聴く行為に同化してきている自分がおります。自分が若かりし頃、ジューダス・プリーストやらアンスラックスやらランニング・ワイルドやらスレイヤー、その他諸々をヘッドホンを嵌めフル・ヴォリュームで鼓膜を破る勢いで聴いていた感覚に近いものを感じています。ゴリゴリに削られるギターのカッティングに頭を真っ白にさせて身を預ける感覚に似ているなぁと、ペーター・ブロッツマンの「マシンガン・セッションズ」を聴いていて思ったのでした。短くブツ切りに発射されるサックスに、ロックの歪ませたギター・カッティングが重なってシンクロするような感覚に陥ってきました。そこにはこちら側の多分にストレス発散的意味合いも含めたチョイスが前提になっています。これはフリー・ジャズが何たるかを全く理解していない人間の戯れ言であるのであまり目くじらをたてられても困るのですが。

そこへいくとシェップにはまた全然違う感慨が生まれます。シェップの生み出すジャズに愛嬌を感じている当方にはある種のコミカルさも抱いており、少なくとも上記のようなヘッドバンキングと同義になるものではありません。そこがフリー・ジャズの奥深さだなぁとつくづく感じます。無論そこに潜む民族的、思想的なものが理解出来ればずいぶんと有意義なものになるのでしょうが、残念ながらそこまで上質なリスナーに成り得ていません。この感覚はシェップのみならずこのアルバムでも共演しているラズウェル・ラッドにも同様のことを感じています。シェップやラズウェル・ラッドを聴いていると飄々としたものにまとわりつかれてしまいます。

アーチー・シェップのライブ・イン・サンフランシスコは、そんな二人とベーシストが二人にドラマーのクインテット編成。フリーにしては少人数編成であることも彼等の個性が浮き上がって見えることに拍車をかけているのかも知れません。このライブでもそんな雰囲気が演奏に滲み出ており自然と笑みが洩れます。しかしながらゆったりとした懐の深さをみせつつもしっかりとサウンドにメッセージを載せて発信することは忘れません。強烈な解釈のエリントン・ナンバーであるB-2は斬新で素晴らしいです。また、このアルバムではシェップのピアノをA-3で聴くことが出来ます。ピアニストのシェップが味わいのある旋律を奏でていて興味深いものがあります。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/10/04(土) 22:07:06|
  2. Tenor Sax
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

>ジューダス・プリーストやらアンスラックスやらランニング・ワイルドやらスレイヤー

ウーム。
Slayerって、3枚目だけ、今でもたまに聴いたりします...。(笑)
Anthraxも10代の頃好きでしたよ。
  1. 2008/10/04(土) 22:17:48 |
  2. URL |
  3. piouhgd #-
  4. [ 編集]

piouhgdさん、こんばんは。

メタルは高校生の頃にすごく聴いていました。持って行く場のないエネルギーをぶつける対象としては良かったような気がします。それと同時にコルトレーンなどにも入れ込んでいた変な学生だったですね(笑)。

最近はそっち方面は全くご無沙汰ですが。今聴いても結構ハマるような予感がしています。これ以上手広く出来ないのでこれからはジャズ中心に考えていますが、何がキッカケになるかわからんですからねぇ(笑)。
  1. 2008/10/04(土) 22:36:26 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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