イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#687 Leucocyte/E.S.T. (EmArcy-CD)

E.S.T. - Leucocyte

1.Dacade
2.Premonition - Earth
3.Premonition - Contorted
4.Jazz
5.Still
6.Ajar
7.Leucocyte - AB Initio
8.Leucocyte - AD Interim
9.Leucocyte - AD Mortem
10.Leucocyte - AD Infinitum

-E.S.T.-

Esbjorn Svenson (p) Dan Berglund (double-b,electronics)
Magnus Ostrom (ds,electronics,voice)

Rec-2007



エスビョルン・スヴェンソンの存在やE.S.T.の名前は、ここ2~3年前にジャズに復帰した当方とは云え以前から知ってはおりました。が、訃報を聞くまでは実際にアルバムを購入したことがなく、そのニュースの後に出るということを知ったこのアルバムがキッカケになろうとは思いもよりませんでした。言い訳をすれば聴きたいものを列挙すれば月にCDを100枚ずつくらいの勢いで購入していかなければとても追いつかないくらい抱えていて、新譜の数とここ十数年の旧譜諸作に気になるものが目白押しであるのでなかなか簡単には手が回りません。それでもひと月に20枚くらいは新譜を購入しているので年間で240枚くらいは聴くことが出来ています。当方の住環境が良ければ旧譜は中古中心に考えてもいいのですが、僻地住まいであることと時間的な困難で店舗には足を運ぶことが不可能で、中古のネットでの取引には若干の躊躇があります。そんな訳で何とも不本意な形で彼の作品を初めて聴く事となりました。

これを聴いて1ヶ月半くらいになりますか。当方が描いていた彼のイメージに近い音であることは確かでした。ただウェブ上ではあまりこの作品に対して芳しい評価を窺うことが出来なくて、いままで聴いてきたリスナーにとっては消化するのが難しい内容のようでした。そこで彼の過去の作品である『Seven Days of Falling』(ACT)と、廉価盤で出ていた『Somewhere Else Before』(Columbia)、『Strange Place for Snow』(Columbia)を取り寄せて聴いてみました。するとこの最終作の位置づけが少し見えてきたような気がしました。この新譜にはテーマというものがハッキリ見え、それが難解であることは遡って旧譜を聴くと一目瞭然でした。ただこの世界観は個人的にはかなり好みであり混沌としたサウンドとパルスのようなリズムはダークな世界に沈み込まずにはおれないパワーを秘めています。

彼等の個性と云えるピアノの美メロにエレクトリック・エフェクトが効いているサウンドを聴いていると、全く違うジャンルですがシューゲイザーを聴いているような感覚になります。過去のアルバムはその要素は少ないですが、この作品はマイ・ブラッディ・ヴァレンタインやスロウダイヴを聴いているような、例えばギターが醸すフィードバック・ノイズの奥で聴こえる美旋律のヴォーカルが聴こえてくる感覚。単純な脳細胞はそういう音楽とスヴェンソンのこの音楽をダブらせます。シューゲイザーに一時期ハマりまくった人間としてはこのアプローチにはすんなり入り込め、且つ存分に楽しむことが出来ます。これ以降、彼のクリエイティブな作品に触れることが出来ないというのは今さらながら体験している当方にとっても残念なことです。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/10/06(月) 21:24:39|
  2. Combo
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
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コメント

>マイ・ブラッディ・ヴァレンタインやスロウダイヴを聴いているような

ジャズ中心に書いていて、こういう表現をさらっと使う方って少ないですよね。
最近、ぬどいさんは想像していたよりも自分と年齢が近いような気がしています。(笑)
  1. 2008/10/07(火) 00:14:45 |
  2. URL |
  3. piouhgd #-
  4. [ 編集]

piouhgdさん、こんばんは。

取り敢えずはジャズのみに特化してこのブログを作っていこうと思っていたのですが、いろんなジャンルをかじっていると稀にそちら側の音楽とシンクロすることが出てくるのです。E.S.T.のこの作品はところどころに浮かぶ美メロと突如起こるノイズのような効果がマイブラやスロウダイヴに重なって聴こえたんですね。ジャズしか聴かない人には何のこっちゃ判らん表現になるのですが、自然とわき上がる感覚だったので正直に書いてみました。

>ぬどいさんは想像していたよりも自分と年齢が近いような気がしています。(笑)

正直に言うと自分は今年43歳です。マイブラ等のオルタナティブ・ロックを聴いていた頃はCISCOでアナログを買いまくっていました。pioさんが一時期ログにしていたダイナソー・ジュニアもギターに痺れたクチの人間です(笑)。
  1. 2008/10/07(火) 01:42:31 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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