イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#717 Talisman : Live in Nagoya/PainKiller (Tzadik-CD)

PainKiller - Talisman : Live in Nagoya

1.Batrachophrenoboocosmomachia
2.Transport of Sorcerers
3.Ahamkara

-PainKiller-

John Zorn (as,vo) Bill Laswell (b) Mick Harris (ds,vo)

Rec-1994



燃える闘魂、PainKiller。Wild and Crazy Guys. なんと名古屋でのライブ収録。このライブが収録された頃の自分が名古屋市民だったので、今さらながらチャンスがあったのになぁとこの場に及んで悔やむ始末。ただ、冷静に考えれば連日の外泊で三河地方に出張していたし、毎日のように日付が変わるまで会社に缶詰になっていた為間違いなく不可能なことではあるのですが。それとジャズに限らず音楽を聴くというような心のゆとりまで全くなかったのでエア・ポケットのようにこの年代の作品が抜け落ちています。たとえジャズを聴いていたにしてもフリー系に関しては今現在の入れ込みようとはだいぶ違うのでやっぱりスルーだったでしょう。名古屋の何処のハコで演ったのか表記されていないのが気になるところ。

しかしながらこの過激さは常習性があってヤバいです。ラウド感やアブストラクト感が抜群でカオスの渦に突き落とされます。ジャズだとかジャズではないとか些細なことはどうでもよくなる圧倒的破壊力。無になってコレを聴いていると自分の中で何かがキレる感覚に陥ります。

まず最初に受けたインパクトはミック・ハリスのドラム。ズドドドドという連打にディレイが掛けられ小宇宙が出来上がります。この放射される機関銃のようなドラムに失神寸前の如きジョン・ゾーンの咆哮が響き渡るという、えも言われぬ乱暴な展開。ビル・ラズウェルのヘビーなベースは全てを歪曲しグニャグニャとした暗黒を作り出します。もはや演奏云々に言及するのがアホらしくなってくるような音塊が襲ってきます。ただただ受け止め、身を預けるのみの無抵抗な状態です。敢えてノイズと云ってしまいますが、このノイズはメチャクチャ刺激的で自分の中の何かを覚醒させるよからぬ成分を含んでいます。とは云えペインキラーの作品の中では聴き易いなんて意見も目立ち、なんだかなぁと唸ってしまいます。

面白いのはオーディエンスの反応。演奏が終わった後の動揺と興奮が手に取るように判ります。度肝を抜かれ圧倒されまくるとこんなリアクションになるのか、と思わず変な発見をしてしまう面白盤でした。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/11/07(金) 22:21:48|
  2. Combo
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:4
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コメント

ちょっと時間が経ってしまいましたが、こんなところに反応します。

ジョン・ゾーンものだと、Naked CityとこのPain Killerがロック系のミュージシャンが絡んでいたりして、ロック・ファンの間でも少し話題になったことがありましたね。
当時、ジャズはまだちゃんと聴いてなかったのですが、そんなことで多少は興味を持ちました。
でも、結局聴きそびれたまま、今日に至ります。

で、ドラムのミック・ハリス。
彼が元々在籍していたNapalm Deathというバンドで一度見たことがあります。
当時は、グラインド・コアとか呼ばれてました。(笑)
  1. 2008/11/16(日) 21:45:42 |
  2. URL |
  3. piouhgd #-
  4. [ 編集]

piouhgdさん、こんばんは。

記事にも触れている通り、自分に余裕のなかった時期の頃の作品なのでPainkillerもNaked Cityもしっかりと聴いてみたのは当然後追いなのですが、ジョン・ゾーンがこういう活動をしていたことは当時から雑誌の記事や断片的な音で知っていました。何とも過激ながら笑ってしまう音作りにいよいよジャズにも新たな枝葉が加わったなぁ、などと感じたことを思い出しています。少し前のジョン・ゾーンものでSpy vs Spyあたりは新譜で買っているのですが、あまりの激しさに思わず吹き出したりもしていました。

そうそう、自分はpioさんとは逆にナパーム・デスは名前だけ知っています。聴く機会はあったはずなのに縁がありませんでした。ミック・ハリスがナパーム・デスのメンバーであることは知っていましたが自分はコレが初めてだったもので比較対象がないんですよね~。少なくともアプローチにジャズ的な要素は見つけにくいですが、残響などを施し猛烈なインパクトです。

グラインド・コアというのも名称だけとは云え覚えていますよ。この辺りの音楽も深入りすると面白そうですね。これ以上突っ込んでいくと首が回らなくなりそうですが(笑)。
  1. 2008/11/16(日) 22:48:44 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

>この辺りの音楽も深入りすると面白そう

いや~、やめておいた方が賢明だと思います。(笑)
自分も当時、いくつか聴いただけで深入りはしなかったです。
Napalm Deathなら、セカンド・アルバムは結構好きでしたけど、お薦めはしません。(笑)
  1. 2008/11/17(月) 00:01:18 |
  2. URL |
  3. piouhgd #-
  4. [ 編集]

piouhgdさん、返答どうもです。

>いや~、やめておいた方が賢明だと思います。(笑)

えっ、そうなんですか(笑)?観に行かれたpioさんがやめたほうがいいというのであれば手を出しにくいですねぇ(笑)。自分の場合は名前を認知しつつも何故かスルーしていたんですよねぇ。でもなんとな~くMP3ででも確認したくなりましたよ(笑)。
  1. 2008/11/17(月) 02:27:07 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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