イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#732 Bounce/Terence Blanchard (Blue Note-CD)

Terence Blanchard - Bounce

1.On the Varge
2.Passionate Courage
3.Fred Brown
4.Nocturna
5.Azania
6.Footprints
7.Transform
8.Innocence
9.Bounce / Let's Go Off

Terence Blanchard (tp) Brice Winston (ts,ss→except9)
Lionel Loueke (g→except9,vo→only5) Robert Glasper (B3-org,el-p→except1,7,9)
Aaron Parks (p→except3,9) Brandon Owens (b) Eric Harland (ds)

Rec-2003



大好きなアルバムでよく聴いています。自分にとって馴染み深いメンツが揃っているのでとても感情移入し易くジャズの醍醐味の味わえる作品になっています。

個人的にはテレンス・ブランチャードと云えばアルト奏者のドナルド・ハリソン(Donald Harrison)との初期の双頭コンボを思い出します。当時二人は新伝承派と云うタームで語られていましたね。コンコード・レーベルから出た『New York Second Line』のアナログを買ったはずなのに手元から消えていて何処かにいってしまいました。80年代半ば頃まではジャズの動向もそこそこ知っていましたが、その後の変遷についてはジャズのみならず音楽との関わりが希薄になるため例によって当方の場合は完全に抜け落ちています。ジャズに戻ってきて極私的なこととは云え懐かしい名前に触れるのは嬉しいもので、やっぱり聴いてみようと云う気になるものです。この頃のプレイヤーだとラルフ・ボウエン(Ralph Bowen)やマイク・モスマン(Michael Philip Mossman)、ケニー・ギャレット(Kenny Garrett)などがいたOTB(Out of the Blue)のメンバーなどにも同様の感慨を持ってしまいます。

基本的にはフロントに2ホーンとギター、鍵盤にピアノとエレピの両方かそのどちらかが加わりバックにリズム陣と云う編成になっています。サックス奏者のブライス・ウィンストンは今回初めて聴くアーティストですが、テレンスのアルバムにはよく顔を出す名前ですね。アフリカのベナン生まれのギタリスト、リオネル・ルエケは彼のリーダー作を聴いていますが、ヴォーカルも含めて彼の出自を色濃く感じさせるサウンドに仕上がっていました。ピアノ&エレピの二人は大好きなミュージシャン。どちらの来日公演も観ることが出来たことはとても嬉しいことです。そしていわずと知れた八面六臂の活躍のベーシストとドラマーという布陣。この作品と重複するメンバーも多いのですが2005年にはテレンス・ブランチャードの一行が、アルバム『Flow』のリリース時期に来日しているようですね。ハンコックの加わった『Flow』はまだ未聴なので、こちらも今後聴くことを楽しみにしているのです。

彼のオリジナルは3曲(2,3,5)。良く透るトランペットの音色は健在で懐の深さも感じさせてくれるゆとりのあるプレイを聴くことが出来ました。ふっくらとした艶のあるラインはかなり自分の好みで、演奏にも余裕が感じられて個人的にはズッポリとのめり込むことが出来ます。アーロン・パークスのピアノが全編でいい味を出していて、ロバート・グラスパーのB3やローズ・ピアノがスパイスのような役割を果たしています。ヴォーカルは別としてルエケのギターの存在感が比較的少なかったことは残念ですが、その分ハーランドのドラムが白眉でした。そういう意味でもこのアルバムではエリック・ハーランド作の7曲目が最高で、自分好みの流れるメロディ・ラインに手数の多いハーランドのテクニカルなドラムが炸裂する痛快な展開が堪らないトラックになっています。トランペットとドラムのバトルとしては3曲目も同様の要素を持っており、硬派な部分もしっかりと示したスリリングな楽曲が満載です。

彼の最近の作品としてはコレが最初に聴いたものになるのですが、とても良かったので購入に拍車がかかりそうです。そしてわりに多作家のようなので楽しみが長続きするのはかなり嬉しいことです。ただCCCDが一部あるようなのでちょっと困りものなのですが。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/11/23(日) 23:39:12|
  2. Trumpet
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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