イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#748 Eight Tunes We Like/Hakon Kornstad & Havard Wiik (Moserobie-CD)

Hakon Kornstad & Havard Wiik

1.Touching
2.Jesus Maria
3.Birth
4.Calls
5.Op. 7 - Sehr Langsam
6.The Peacocks
7.Humpty Dumpty
8.Autumn in New York

Hakon Kornstad (ts) Havard Wiik (p)

Rec-2003



何やらアトミックを二連チャンで楽しんだ人の感想をウェブで拝見していると最終日の盛り上がりは凄かったそうで、一旦落ち着いてきた気持ちが再び煽られ、悔しいのと羨ましいのとでコレばっかりはどうにもならずハンカチをしがんでしまいます。当然盛況になると予想はしていたものの経験出来なかった人間としては連なる文字列にツッコミを入れる勢いで、想像の域を出ない現実に無念さが募ります。

そんな感じで加勢された挙げ句にアトミック関連をシツコク聴いています。今日はピアノのホーヴァル・ヴィークとテナーのホーコン・コーンスタのデュオ・アルバムです。私にとって当初はこのスペルがなんと発音するのか全く理解出来ず、本当に読みにくい名前でした。厳密には彼らの名前の表記は、H(a)konの(a)の上に小さな○が付き、同様にH(a)vardの(a)の上にも小さな○が付きます。学のない人間なのでこれで読みが「オ」に近い音になるようだと浅い解釈で結論づけてしまったのですが本当のところはどうなんでしょう。機種依存文字は文字化けしそうなので無理には入れないようにしています。

このデュオでは2枚の作品を吹き込んでいるようで、このアルバムはこのペアでの最初の作品のようです。ちなみにセカンドは『The Bad and the Beautiful』(Moserobie)と云うアルバムで、その時のプロモーションで来日も実現しているようです。やはりピットインで今から約1年前に公演が行われていたようですので、アトミック周辺のアーティストの来日は知っている方にはもうお馴染みと云うことになるのでしょう。そしてコーンスタはアトミックのベースのインゲブリクト・ホーケル・フラーテンともデュオ・アルバム『Elise』(Compunctio)をリリースしています。ニルセン・ラヴとのデュオ『Schlinger』(Smalltown Superjazzz)や彼を含めたトリオの作品等もあってアトミックとの関連はとても深いです。それもそのはずで当方は全く知らなかったのですが、同郷云々以前にホーコン・コーンスタは初期のアトミックのメンバーだったそうです。現在はWibuteeと云うグループで活動しているようで、なんかもうややこしくて訳が分かりません。さすがに彼らを最近知ったばかりの自分にはまだまだ未知のことばかりで、徐々に全貌を掴んで行きたいとは考えていますが、各メンバーがあちこちのグループで顔を出すので体系的に把握していかないとすぐ混乱してしまいます。

このアルバムはテナーとピアノのデュオですが、思いのほかしっかりと構成された作品のように感じました。即興性の強さを以て各自が我を見せつけ暴走するようなタイプのジャズではなく、互いの呼吸を計りながら演奏を繰り出すような慎重姿勢のようなものを感じました。ジックリと音を選りすぐって醸される雰囲気が高尚さを漂わせます。ただ単純な回路で出来ている当方の神経には直情的な演奏の方が入り込み易いと云うことがあり、アトミックでのアプローチをも踏襲されたジャズであることは理解出来るのですが、個人的にはあまりシックリこないというのが正直なところです。この作品のコンセプトから、なんとなくクラシックや現代音楽辺りの臭いを感じ取ってしまい、そういう要素が脳裏をよぎってしまうことによって素直に音楽に入り込めないのが一番の問題なのかもしれません。それとこの作品を聴くことによって、自分にとってのベースとドラムの重要性を如実に理解させられるのも何とも困った現象です。

何でもかんでも手放しに喜べればこれほど幸せなこともないのですが、この音楽は自分にとってはなかなか手強く、関連したアーティストの作品とは云えども一筋縄ではいかないことを理解したのが今回の収穫です。何度も聴いてみたけれどハードルの高さを感じさせられ、こういうジャズを理解出来る能力を持ちたいという憧れのような心境にもなります。単気筒構造の自分にとってはまず無理なことなのは解っているのですが。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/12/09(火) 21:37:30|
  2. Tenor Sax
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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