イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#749 Concentric/John Butcher & Paal Nilssen-Love (Clean Feed-CD)

John Butcher & Paal Nilssen-Love

1.Pipestone
2.Mono Lake
3.Point Lobos
4.The Stob

John Butcher (ts,ss) Paal Nilssen-Love (ds,perc)

Rec-2001



アトミック関連がまだ続きます。最近はポール・ニルセン・ラヴ名義の作品も多数取り寄せて聴いています。以前にもケン・ヴァンダーマークと演った『4 Corners』(Clean Feed)を取り上げたことがあります。あのシンプルなドラム・セットで、どうしてあのような強烈なパフォーマンスが出来するのか不思議だったのですが、実際に目の当たりにすると非常にスピーディなドラム・ワークに釘付けになっていました。パワフルなサウンドに関心がいきがちながらも、即興性溢れるテンポの変化が大きい楽曲での呼応の仕方とかも興味深く目に焼き付けていました。

そんな彼の沢山のアルバムの中から、昨日の続きのようになりますがテナー・サックスとの即興デュオの作品を聴いています。デュオはフリーでは珍しいセットという訳ではないようで、互いの激しい掛け合いの演奏も期待出来ますし、色々とフリーのアルバムを探っていると比較的目にする組み合わせのようです。このアルバムは約7年前のわりと古い録音ですがリリースは2年ほど前のものです。ニルセン・ラヴのデュオものとしては、テナーやアルトやソプラノ等の各種サックスをプレイしトランペットまで操るベテラン・プレイヤーのジョー・マクフィーとの作品『Tomorrow Came Today』(Smalltown Superjazzz)が最近リリースさればかりであり、こちらも呪術的で濃厚で熱い演奏が展開されていて楽しませてくれました。

昨日聴いていたホーコン・コーンスタ&ホーヴァル・ヴィークのデュオとは180度真逆の攻撃的なサウンドが強烈です。ジョン・ブッチャーは初めて接したアーティストですが、当方のようなフリー・ジャズの入り口を右往左往している若輩者には七変化を魅せてくれるサキソフォニストに感じられ、サックスの新たな可能性を発見させてくれるアーティストです。それらがどういう奏法なのか理論に対しては全く知識がありませんが、想像を掻き立てられる不思議なサウンドが満載で実際にこの目で見てみたい衝動に駆られます。猛烈なブロウもあれば細かなタンギングでリズムを創ったりもしており多彩な表現です。ホットなブッチャーのフリー・インプロを鼓舞するかのように、ここでのニルセン・ラヴの緩急の付いたドラムも炸裂しまくっていてなかなか過激です。ハードなリズムはもちろん、効果的なパーカッションにも目を見張るものがあります。

最後に余談を。最近はCDのケースが特に多様化してきてプラケース派の当方としてはなんだか複雑な気分です。最近のジャズCDを山のように漁ってきたおかげで、ケースに於けるレーベルごとの特色がだんだんと掴めてきました。例えばMaxjazzやPirouetならデジパック、Nocturneならさらに薄めのデジパック、ECMならプラケースにカバー(箱)付き、クリスクロスはプラケース等々。そして極私的インパクト大のレーベルは、ドイツのWinter & Winterの堅牢な化粧段ボールで作成されたケースと、ポルトガルの会社のこのClean Feedというフリー系のアルバムを多数抱えているレーベル。ご存知の方も多いでしょうがClean Feedは4ッ折に畳まれたボール紙にジャケットの部分になるデザインのシールが貼付されており、封にはなんと磁石が使われています。全てがこの体裁でもないのですがここのところはこのタイプのものが多いような感じです。正直言えば不良品率の高い輸入盤では、デジパックや紙ジャケやこういう特殊なものを含めてあんまり好きではないのですよ。レーベル側のコストの面では多大な貢献をしているような感じはしますが、出来れば壊れても代替の汎用ケースが利用出来る通常のプラケースにしてもらいたいなぁと思うのです。デジパックのCDトレイの爪折れは交換がどうにもならないので何度もウンザリさせられているのです。以上、愚痴でした。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2008/12/10(水) 21:09:08|
  2. Tenor Sax
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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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