イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#775 Different But the Same/David Liebman & Ellery Eskelin (Hatology-CD)

Dave Liebman - Different But the Same

1.Tie Those Laces
2.Gnid
3.You Call it
4.Different But the Same
5.What is This Thing : Subconscious-Lee, Hot House, What is This Thing Called Love
6.How Do I Know
7.Vonetta
8.The Gun Wars

David Liebman (ts) Ellery Eskelin (ts) Tony Marino (double-b) Jim Black (ds,perc)

Rec-2004



まだ数ヶ月程度しか聴いていないけれど大好きなアルバムです。太い二本のテナーの音色が適度な荒々しさとともに力強く響くなかなかワイルドな作品です。ピアノ・レスの2テナー+リズムと云う変則的なカルテットですが、ゴツゴツとした岩のような肌触りを持ったテナーが、時にスウィートに時にフリーキーに表情を変えながら、厚みのあるテナー・アンサンブルと強靭なリズムが相まった男らしさ満開のアルバムでした。

テナー奏者デイヴ・リーヴマンは70年代初頭からの活躍をもちろん知っていたのですが、当方のジャズの中抜け時期の情報を補完すべく彼のHPで過去の音源をディスコを調べてみました。そしたら多作家と一言では片付けられないくらいのとてつもなく膨大な作品群に絶句してしまいました。サイドを含めて年間10作以上にコンスタントにかかわり精力的な活躍を続けている様は、後追いでフォローして行きたい当方の気持ちを挫くにあまりある一撃を食らわされた感があります。素晴らしいですね。もう一方のエラリー・エスケリンと云うテナー奏者は初めて接するミュージシャンで、調べると80年代半ばから後半にかけて登場したそうなので、当方が把握出来ていない時期から活動を始めた奏者であることが解りました。彼の作品はこのアルバムのレーベルから沢山リリースされていたので気になっていたのです。

解り易いテーマを持った曲が多い反面、怒濤の攻撃に転じる場面も多々あり、この緩急の付いた組み立ては聴く者を引き込まずにはいられません。ある種のベタさ加減と汗臭さが絶妙で、この世界観が好物である当方には悶絶ものの一品となりました。また、最近のジャズを聴き続けてきたことによって最初は名前ぐらいしか知らなかったジム・ブラックと云うドラマーの立ち位置も徐々に見えてきました。このドラミングの濃さは堪らないものがあり、脳内からドーパミンが吹き出て抑えられなくなってしまいます。

近頃はこのハットロジーと云うスイスのレーベルが非常に面白くて、これが首を突っ込まずにはいられない硬派な部分をタップリと持ち合わせており、個人的には魅力的な要素が沢山詰まった作品が散見される、興味深いラインナップによって食指を動かされています。ジャケットの装丁がチープでイカさないですが、統一感のあるデザインと方向性の見え易いポリシーには共感が持てます。意識が向かずにはおれない怪しすぎるレーベルです。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/01/05(月) 16:50:41|
  2. Tenor Sax
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:5
<<#776 Renewal/David Liebman & Ellery Eskelin (Hatology-CD) | ホーム | #774 My Foolish Heart - Live at Montreux/Keith Jarrett (ECM-CD)>>

コメント

今年も・・・

聴きまくってますね!ぬどいさん。本年も宜しくお願いします。

アトミック忘年会に行かれたのですね!私は気付くのが遅れて行けませんでした。悔しいです。Magnus Broo って自身のリーダーも良いですがアトミックの方がもっと良い感じがします。ライブ聴いてみたいです。当面は4枚組みCDで我慢します。

残念ながら ヴァンダーマークもデイヴ・ダグラスも何かハズレを引いているような・・・(笑)済みません。 ヴァンダーマークはシルクハートのAALY Trio+Ken Vandermarkの「Hidden in The Stomach」がお薦めです、切れてるGustafsson(切れてないとき無いですね)も聴けます。どうしてもヴァンダーマークV(ファイブ)ということでした「Free Jazz Classics」のVols.1&2およびVols.3&4がお薦めです。ダグラスは何と言ってもジョン・ゾーンのマサダがベストだと思いますが、Booker Littleに捧げた「In Our Lifetime」の4曲目が良いです(全曲良いですが)、Mosaic セクステットでの演奏も捨て難いです。

それよりHatHut RecordsのHatologyシリーズは私も大好きでHatARTシリーズを合わせると何枚あるか分かりません、ぬどいさんへの一押しはMatthew Shipp(pf)のHorn Quartetの「Strata」ですね! 手に入らないかな~? Shippはみんなお薦めかな!
HatHutの音作りって Sonnyさんとか嫌いそうですよね(Sonnyさんごめんなさい)

でも何よりワールドサキソフォンカルテットのJulius Hemphillのセクステットの「fat man and the hard blues」と「Five Chord Stud」(ともにブラックセイント)をぜひ聴いて下さい。

そう言えば1997年に深谷のライブハウスでゲイルとバール・フィリップスのDuoを聴きました、演奏の良さも然る事ながら 楽屋に行き握手求めたら ゲイルのTシャツが溶けていてそこらじゅう穴が開いているのが印象的でした、ピアノを弾くときに道化師に扮装してました、とても音楽だけでは生活出来ず 家も無い(ホームレス)と言っていました。演奏とは裏腹にとても穏やかで優しい眼をした長身で物静かな人でした。

あ~長々と失礼しました。ではまた。
  1. 2009/01/06(火) 00:04:34 |
  2. URL |
  3. shepp #-
  4. [ 編集]

明けましておめでとうございます!

sheppさん、こんばんは。

こちらこそ本年も宜しくお願い致します!

アトミックは極私的に昨年のハイライトになりました!インプロ系のライブを観たのは初めてでしたが、興奮して動悸で汗が吹き出ました(笑)。出来れば2日連続で観たかったのですが、如何せん年末だし2連泊になってしまうしで諦めました。おっしゃられるとおり、マグヌス・ブルーはリーダー作よりもアトミックのほうが気合いの入った演奏が聴かれますね。当方はリーダー作から入っただけにアトミックによってその神髄を垣間見た気がしました。

>残念ながら ヴァンダーマークもデイヴ・ダグラスも何かハズレを引いているような・・・(笑)済みません。

お~、そうだったですか(笑)。いやいや、作品が沢山あり過ぎて的が絞れないのと在庫のあるものから取り寄せたのでそうなっちゃいました。今回沢山のお薦めをご教示下さって大変嬉しいです!ヴァンダーマークもデイヴ・ダグラスももっともっと聴きたいので何とか手に入れたいと思います。

Hatologyはいいですねぇ。ガッツのある音が飛び出してくるので病み付きになっています。マシュー・シップはフリーを聴くようになって多数の作品で認識していたのですが、同様にどれを取っ掛かりにするかで実は迷っていたのですよ。『Strata』ですね!探しますよぉ(笑)。

それとジュリアス・ヘンフィルの参加しているワールド・サキソフォン・カルテットも沢山の作品がリリースされていますね。存在は知っていたのに今まで縁がありませんでした。これらも頑張って探してみますね。

なんとチャールズ・ゲイルも観ておられるのですね!羨ましいです。しかも深谷で演っているというのがなんとも意外でした。やはりゲイルは困窮されていたようですね。うーん、ジャズでは食っていけないのでしょうかねぇ。事情もよく判らないのに色々口出しするのも憚られるような気もしますが・・・。

ここのところのフリージャズの大量吸収で、おぼろげながらもその特徴とかアーティストの人脈とかが見えかけています。当初は全く判らなくて過去のログでも無知を晒しまくっていますが、もっともっと探求していきたいのでご協力願えると大変光栄でございます。と姑息にアピールしてしまいました(笑)。お許し下さい(汗)。
  1. 2009/01/06(火) 01:29:51 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

まいりました。

ぬどいさん こんばんは。
昨晩はコメントするたび「禁止ワード」により何度もはじかれて 途中で断念しようかと思いました。最初にセクステットをアルファベットで打ったのでそれかと思いましたが 正解はゲイルの「ピ〇ロ」でした。 道化師と直したら受け付けてもらえました。(笑)

実はぬどいさんにお知らせしたいことがありまして 連絡を取りたいのですが オープンにしないで お互いメールアドレスなどが分かる方法はありませんでしょうか。
  1. 2009/01/06(火) 23:13:25 |
  2. URL |
  3. shepp #-
  4. [ 編集]

大変失礼致しました!

sheppさん、こんばんは。

>「禁止ワード」により何度もはじかれて 途中で断念しようかと思いました。

うわぁ、すみませんでした!全然そんなこと思ってもみませんでした。以前に国内海外問わずこのブログがスパムまみれになったことがあり、ご丁寧にコツコツとブロック出来るように構築していました。途中でブログに投稿認証が追加されたためスパムはだいぶ減ってきたのですが、それ以前に個別に設定していたものが残ったままになっていました。先ほど全て取り除いておきました。ごめんなさい。

>オープンにしないで お互いメールアドレスなどが分かる方法はありませんでしょうか。

色々考え右サイドにメールフォームを取り敢えずつけてみたのですが、設定した本人が使い方を把握していないので意味ないですね。アホですみません。

一番確実だと思うのはこのブログのコメント欄の下にある「秘密:管理者にだけ表示を許可する」にチェックを入れてもらい、コメントの投稿によってアドレスをご連絡頂くことが良いのではないでしょうか。その方法でコメントを戴いたことはないのですが、確かブログの管理者以外は非表示になったと思います。(よそのFC2ブログでは非表示のコメントを何度も見たことがあります。あと万一の場合、こちら側で個別でコメントの削除が可能です。)そのアドレスに当方がメールを出すという方法が一番よいのではないかと思うのですがどうでしょう。
  1. 2009/01/07(水) 00:23:31 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

管理人のみ閲覧できます

このコメントは管理人のみ閲覧できます
  1. 2009/01/07(水) 22:21:18 |
  2. |
  3. #
  4. [ 編集]

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ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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