
1.Cha
2.The Decider
3.Out There (Take 2)
4.Renewal
5.Palpable Clock
6.Dimi and the Blue Man
7.IC
8.Free Ballad
9.Out Yhere (Take 1)
David Liebman (ts) Ellery Eskelin (ts) Tony Malino (double-b) Jim Black (ds,perc)
Rec-2007
昨日聴いていたアルバム
『Different But the Same』(Hatology)が当方にとってツボに入りまくる悶絶盤であったので当然の如く続編も買ってしまいます。で、改めて悶絶するのです。素晴らしいのですよコレも。
前述の作品から約3年後に録音された本盤も同一のメンバーなのですが、さらにゴリゴリ度が増しているように聴こえるのは気のせいでしょうか。フロントのムンムンしたテナーはもちろん相変わらずで、今作は特にリズム陣のキレ具合が半端なく独特のウネリとタイムを醸し出しており、トニー・マリノはウッドにチョッパーを食らわすような迫力で、ジム・ブラックの暴れ太鼓がワタクシの心の臓を射抜きます。
前作よりもさらに読み難い展開のフレーズを駆使しカオス感を演出しており、リーヴマンとエスケリンのテナーが螺旋状のユニゾンで迫ってきます。どの曲も濃い内容で堪らないのですが、メンバーのオリジナルで固めた中にドルフィーの名曲"Out There"が2テイク収まっていて、モトを知っているだけにそのブチ切れた解釈に釘付けになります。ワイルド且つフリーキーに発する怒濤のテナーが、ビンビンに弾むベースと濃厚なビートを刻みまくるドラムの二人のリズムに触発され、それはもう興奮せずにはおれないというものです。ブッとくて男らしいテナーには妖艶さも備わっており、これを聴いていると首筋が「ゾヮ〜」となります。エラリー・エスケリンのことは殆ど知らなかったのですが、なるほど彼の師匠がリーヴマンなのですね。しかも彼は藤井郷子のオーケストラにまで参加したことがあったりと目からウロコの事実を徐々に吸収しています。リーヴマンと同種で密度の濃い音塊が増幅されて注いでくるので破壊力も抜群です。
聴後に心地よい疲労感すら残る圧倒的な演奏に何度も何度もヤラれるためにコレを載せ続ける当方はMなのでしょうか?またアホなことを書いてしまいました・・・。
テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽
- 2009/01/06(火) 23:59:22|
- Tenor Sax
-
| トラックバック:0
-
| コメント:0