イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#784 Tomorrow Came Today/Joe McPhee & Paal Nilssen-Love (Smalltown Superjazzz-CD)

Joe McPhee & Paal Nilssen-Love

1.Tomorrow Came Today
2.Go
3.Ibsen's Ghost
4.Build and Break
5.Acts of Time
6.Sun and Steel
7.Body Sound
8.Crossing Messages

Joe McPhee (ts,pocket-tp) Paal Nilssen-Love (ds)

Rec-2007



昨日のピアノ&ドラムのデュオに引き続き、今日はテナー(またはポケット・トランペット)&ドラムのデュオを聴いています。やはりオーソドックスな演奏ではなくインプロ系のものを。ベテランのジョー・マクフィーとポール・ニルセン・ラヴのデュオによるフリー・ジャズ。

ジョー・マクフィーをベテランと言っておきながらも、今まで当方がフリーに対して無頓着だったため全く遭遇することなく現在まで来てしまいました。そこで彼のHPでこれまでの足跡を調べてみると、作品の録音としては1967年から始まっているようです。このアルバムではテナーとポケット・トランペットを使用していますが、過去のアルバムからもサックス(テナーとソプラノ、稀にアルト)とトランペット(稀にコルネットやフリューゲルホーンも使用)が中心となっており、同等程度の使用頻度で扱っているようです。よく見てみるとさらにバルブ・トロンボーンやクラリネット(アルト・クラリネットを含む)、はたまたヴォーカルまでとかなり幅広くマルチな才能を発揮しているようですね。そして残されている作品はとてつもなく膨大で、もはや今からではフォロー不可能なリリース量です。自分の意識が向かないと、これだけの作品を残していても目の前に現れてこないと云うことを改めて実感します。一方のポール・ニルセン・ラヴはアトミックと云うグループの演奏で心酔し、実際にその神髄を目の当たりにしたことで現在進行形で作品を追っているドラマーです。こちらも作品が多くしかも様々なグループでプレイすると云う、活動範囲も多岐に亘り八面六臂の活躍を魅せています。

力に任せて爆発するようなハードな演奏というよりは、緩急をつけて互いの駆け引きを突き詰めるような手法で演奏を構築しています。どちらかと云えば静的な部分がクローズ・アップされているかも。従って音圧に屈するようなこともなくかなり興味深く聴けています。如何せんジョー・マクフィー御大の演奏を聴いたのが初めてで、且つ多種扱われる楽器の一部しか聴けていない状態であるので彼の本領を測りかねておるのですが、この作品ではパワーよりも微妙なコントロールに主眼を置いたかのような演奏に感じました。ニルセン・ラヴのプレイは相変わらず絶妙で、静かなる緊張感を表現した呼応が多いなか、2曲目のようにいきなりドラム・ソロから切れ込む鋭いドラミングも聴けてなかなか充実しています。

最初どれを聴いても同じようにしか聴こえなかったフリー・ジャズも、場数を踏んだことによって色んな表情を感じることが出来て、今現在は一番面白く聴けている状態です。但し、自分自身がこれらの演奏の髄の部分をうまく抽出できているのかは甚だ疑問の残るところですが。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/01/14(水) 23:49:43|
  2. Tenor Sax
  3. | トラックバック:0
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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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