イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#785 Jazz Sur Seine/Barney Wilen - Milt Jackson (Philips)

Barney Wilen - Jazz Sur Seine

A
1.Swing 39
2.Vamp
3.Menilmontant
4.John's Groove
5.B.B.B.

B
1.Swingin' Parisian Rhythm
2.J'ai ta main
3.Nuages
4.La Route Enchantee
5.Que Reste-t-il de nos Amours ?
6.Minor's Swing
7.Epistrophy

Barney Wilen (ts) Milt Jackson (p) Percy Heath (b) Kenny Clarke (ds)
Gana M'bow (perc→A-1,B-6)

Rec-1958



昔リイシューされたこの国内盤のアルバムは、ライナーで確認するとバルネ・ウィラン名義で発売されていたようですが、実質的なリーダーかどうかはさておきジャケットの表裏を観察しても特にそのような表記にはなっていません。素人考えでもバルネ名義にすればセールスに結びつくと云う想像は簡単にできますが、訴求力を重視して名義を変更したりジャケットを改変したりすることは昔も今も国内外盤ともに変わりはないようですね。個人的にはミルト・ジャクソンがピアノに専念しているということも興味深くそちらの面も強調してほしい部分なのですが、このLPの帯にはどのような惹句でこの作品を要約していたのか気になるところです。メンバーを見て判る通り、バルネのワン・ホーンにMJQの一部のメンバーがピアノ・トリオでのバッキングとして参加しています。2曲のみパーカッション奏者も加わっています。

バルネ・ウィランは初期のリーダー作や、マイルスとの共演で知られる「死刑台のエレベーター」もさることながら、80年代中期以降の"IDA"や"Alfa"辺りに吹き込まれた盤が注目されていたことも思い出します。聴いたことは無いのですが晩年には"Venus"からも複数リリースされていますね。どちらにも彼の良さが出ていますが、個人的にはムードに過ぎる面も若干垣間見える後期の作品よりも、何の衒いもなく真摯にジャズと向き合っている古い録音の方がどちらかと云えば好みではあります。

この作品もジックリと抽出されたかのような豊潤なバルネのテナーが艶やかに響きます。深みのある太くてドッシリとした音色がゆったりと表現されていて、力まずに大らかなプレイで余裕の感じられる寛げるサウンドです。ミルト・ジャクソンのピアノは訥々としていて味わい深いプレイですが、決して流暢ということではなく35歳の頃の演奏ながらいぶし銀とも言えるような渋さを醸し出しているのが何とも良い雰囲気です。堅実なMJQのリズム陣も引き締まった好サポートを魅せています。

改めて全体をとして聴いてみると、やはりバルネ・ウィランのアルバムと云って差し支えないような内容ではありますね。バルネの20歳の時に吹き込まれた作品とのことなのですが、全くブレの無い潜在能力の高さを見せつける王道の演奏を披露していることに唸らされます。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/01/15(木) 23:35:35|
  2. Tenor Sax
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タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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