イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#791 It's Alright With Me/Inge Brandenburg (CBS Germany-CD)

Inge Brandenburg

1.a) C'est la vie, b) Valse Hot
2.Round Midnight
3.Out of Nowhere
4.Summertime
5.It's Alright With Me
6.Lonesome Road
7.Falling in Love With Love
8.What's the Mattar, Daddy

Inge Brandenburg (vo) Gunter Hampel (vib,fl) Bobo Stenson (p)
Vicktor Kaihatu (b) Pierre Courbois (ds)

Rec-1965



アナログ(LP)時代にジャズにのめり込み、生活環境やらその他諸事情でジャズの中抜けを余儀なくされた当方にとって、当初どうやってもお目にかかれなかった盤がカムバック出来た現在にいとも容易く入手出来るこの状況が大変有難く、またその復刻内容にココまでやるかと云う驚きのような思いもあります。この作品は2年ほど前に購入したのですがSonorama Recordsと云うドイツのレーベルが、オリジンである独CBS原盤のこの作品を復刻していました。Sonoramaはエルジー・ビアンキのSABA盤などもリイシューしていてマニアックなラインナップを形成しており、自国の貴重な音源を世に問い直す姿勢は評価に値します。しかも前述の二作品ともにアナログ(LP)でも復刻したようですね。ビニール・マニアはさぞ喜んだことでしょう。私のはCDですが。

ドイツのインゲ・ブランデンブルグのこの作品は、当方にとってはなんといってもギュンター・ハンペル・カルテットがバックに陣取っていることにより垂涎の的になっていました。ハンペルの『Heartplants』(SABA)は大好きな作品で、それこそ麻薬的にシツコク反復して聴かされる威力抜群のアルバムです。ハンペルのヴァイヴはこの楽器の特性から考えると珍しくスリリングなのですが、ESPなどのフリー系のレーベルからも作品をリリースしているように、下地にそういった土壌があることもサウンドに関係がありそうです。

肝心のインゲの歌唱をそれまでに聴いたことがなくて、このCDを初めてかけた時に想像とのあまりのギャップに腰を抜かしそうになりました。なんとも豪快で野太い声に思わず絶句しました。若干ハスキー気味な声質で低めの声をパワーで押し出すような歌唱法に最初は馴染めなかったのですが、彼女の持ち味として自分のなかに徐々に定着してきました。ハンペルはいつも通りヴァイヴとフルートの両刀でドライヴ感のあるサウンドを構築します。ピアノは現在もECMから精力的に作品を発表しているボボ・ステンソン。太めの声との対比でより煌やかに響きます。曲によってはピエール・クルボワのドラムがキンキンにつんざきバタつきますが、コレもまた一興ではないかと。まぁ苦手な方もおられそうですが。ちなみに5曲目のタイトル曲はそのドラムとヴォーカルのデュオで、強烈なドラムをバックにガナり気味に疾走するヴォーカルがなんともいえない一品です。

いわゆる日本で人気のあるヨーロッパ人の女性ヴォーカルと云う基準に於いてはかなり異質な部類に属するような気がしますね。特に彼女に関しては黒人的な唱法に感じられ、とにかくダイナミックに迫ってきます。バラードもなかなかゴツくて真似出来ないワン・アンド・オンリーな世界観を持ち合わせています。好き嫌いの分かれそうなヴォーカリストに間違いはないようです。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/01/24(土) 17:07:07|
  2. Vocal
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  4. | コメント:0
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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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