イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

#794 To My Friends/Lasse Lindgren Band (Dragon-CD)

Lasse Lindgren - To My Friends

1.May Suite I (May Funk)
2.May Suite II (May Dreams)
3.May Suite III (May Flies)
4.To My Friends
5.Lemon Pepper
6.Tove's Song
7.Help
8.Night Time
9.Two Bass Fishers Walking Down the Line I
10.Two Bass Fishers Walking Down the Line II
11.Ice Eyes
12.Blues in Algot Major

Lasse Lindgren (tp,fl-h) Mikael Raberg (tb) Esbjorn Svensson (p)
Jan Adefelt (b) Raymond Karlsson (ds,perc)

Rec-1992



スウェーデンのトランぺッター、ラッセ・リンドグレンのアルバム。彼の作品で一番最初に聴いてみたのは『Spirits!/The Lasse Lindgren Big Constellation』(Imogena)。このアルバムに付いていたサブ・タイトルの"Plays in the Spirit of Maynard Ferguson"につられて聴いてみました。今を遡ること数十年前の中学生時代にブラバンに属していた友人がメイナード・ファーガソン好きで、コピーする為に買い込んでいたのか沢山のファーガソンのレコードを貸してくれました。それらはいわゆる「スタートレック」や「ロッキー」などの映画音楽で、それ以前のルーレットやエマーシー等のレーベルに録音されたジャズは含まれていませんでした。その友人はもちろんトランペットをやっていて、当時ファーガソンの素晴らしさを力説していたことを思い出します。

上記のアルバムは、ファーガソンばりのハイノート・ヒッターと化しているリンドグレンの豪快なビッグバンド作品で、聴いていて思わず懐かしくなってニヤニヤしていたのですが、このアルバムのことを調べていた流れでファーガソンが2006年に亡くなっていたことを先ほどウェブで初めて知り、その追悼の意味合いがこの作品にあったことを今頃になって気づく間抜けさなのでした。なるほどライナーをシゲシゲと眺めるとそのような表記がありました。いつまで経っても進歩しない自分の愚脳と鈍い感覚に絶望します。

このアルバムを聴いた後にビッグバンド以外のリンドグレンの作品を探していて、ちょっと古めの作品ですが行き当たったのがこのアルバムです。注目すべきは故エスビョルン・スヴェンソンの参加になるでしょうか。当方の場合スヴェンソンの訃報に接してからE.S.T.の作品を聴き始め、しかも入門が遺作になってしまった『Leucocyte』からであるのでまだまだ浅いリスナーであるのですが、E.S.T.の名義作も以降に7枚ほど聴くことが出来、今さらながら徐々に彼らのカラーが見えてきているところです。ここでのスヴェンソンはかなりストレートなジャズをバリバリと弾いていてE.S.T.諸作との印象とはかなり違います。

トランペットとトロンボーンのニ管クインテットですが、ビッグバンドでのリンドグレンとはこちらも趣を異にしていますね。ハリがあり艶もあるトランペットながらも力任せに来ずにコントロールされた気持ちのよい演奏で、曲によっては僅かにエフェクトも取り入れクールな肌触りに仕上がっています。トロンボーンとのハーモニーも絶妙でピリッと引き締まった曲が並んでおり、非常に清々しい真摯な演奏に好感の持てる名演だと思います。リズムの切れ味もなかなかで、美味しさが凝縮された密度の濃いプレイに大変満足しました。

ちなみに冒頭のファーガソン追悼作は「金管王」と云うタイトルでキングから国内盤が最近リリースされたんですねぇ。正にピッタリなネーミングで思わず吹き出してしまいました。あまりに的を得たネーミングなので、敢えてシリーズ化して「木管王」や「鍵盤王」など、他のアーティストでもリリースしてみるのも面白いんじゃないかと考えてしまいました。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/01/27(火) 23:45:17|
  2. Trumpet
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<#795 Offering/Marc Ayza (Fresh Sound New Talent-CD) | ホーム | #793 Arcanum Moderne/Ellery Eskelin With Andrea Parkins & Jim Black (Hatology-CD)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://damimijazz.blog78.fc2.com/tb.php/810-8dec4b43
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Profile


ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


Twitter

ジャズ以外のことをつぶやく機会もあると思いますが、大目に見て下さい。

Clock

Calendar & Weather



Search

Counter

Recent Entries

Recent Comments - Japanese Only

Recent Trackbacks

Monthly Archives

Categories

Link

このブログをリンクに追加する

RSS Feed

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。