イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

#801 The Gift/David 'Fathead' Newman (HighNote-CD)

David 'Fathead' Newman - The Gift

1.The Gift
2.Don't Let the Sun Catch You Crying
3.Off the Hook
4.Unspeakable Times
5.Little Sonny's Tune
6.Lady Day
7.Unchain My Heart
8.Ksue

David 'Fathead' Newman (ts→2,3,6,8,as→5,ss→only4,fl→only1,7)
John Hicks (p) Bryan Carrott (vib) Buster Williams (b) Winard Harper (ds)

Rec-2002



どうしても気になっていたのだけどなかなか取り上げることが出来なかったのです。けれどもあまりのタイミングにビックリしたので全く詳しくないながらも少し書いてみようかと思った次第です。

今日取り上げたデヴィッド・ファットヘッド・ニューマンが先月の20日、膵臓癌の為に75歳で永眠されました。近年のファットヘッド・ニューマンの録音を最近になって聴き始めたばかりなだけにとてもとても残念なニュースでした。そんな折、先月の29日にハンク・クロフォード(Hank Crawford)が心臓疾患のため74歳で亡くなられていたことを先ほど知ったのです。奇しくも同じレイ・チャールズ楽団での盟友がほぼ同時期に他界され、無知な当方でも余計なことを考えずにおれない状態になってしまいました。ファットヘッドにしてもハンク・クロフォードにしても調べてみると互いに多作家でありながら、数えるほどのリーダー作しか聴けていない当方にとっては彼らのことを云々することは正直憚られる気もします。しかもレイ・チャールズ楽団の頃の彼らのことも作品の音ではなく断片的な知識のみでしか知らないため、彼らの功績を掘り下げることなどは到底出来ません。ただし僅かながらも進行形で彼らの足跡の一遍にでも触れることが出来た証しとして今回は出しゃばりたかったのです。

以前デヴィッド・ニューマンの『Fathead/Ray Charles Presents David Newman』 (Atlantic)を取り上げた時に、拙ブログにコメントを下さったSonnyさんに色々とご教示戴きファットヘッドに俄然興味を持ったのです。そして後に取り寄せていたこのアルバムを今日は聴いていました。彼の近年の作品はこのレーベルであるHighNoteから9枚リリースされていました。

このアルバムでのファットヘッドは三種のサックスとフルートと云うヴァラエティに富んだ楽器選択で聴き手の耳を楽しませてくれます。コッテリとしたコクを持ったソウルフルな音色が長年培われてきた彼の経歴を感じさせてくれ、このアルバムではレイ・チャールズで御馴染みの7曲目をフルートで取り上げているのが嬉しいところです。トロッとした響きがとても気持ちよく、よくスウィングするサウンドが心に暖かいものを通わせてくれます。彼のグループにはよくヴァイヴ奏者が参加しており、このアルバムで参加しているブライアン・キャロットや他にはスティーヴ・ネルソンが加わっていて、ここでもふっくらとした存在感のあるサウンドをもたらしています。ジョン・ヒックスのピアノも黒さの滲み出たグルーヴ感溢れる演奏で最高です。余談ですがヒックスと云えばトリオでの稀少盤『I'll GIive You Something to Remember Me by......』がリイシューされるようですが3月初旬に発売延期されたようですね。そしてバスター・ウィリアムズとウィナード・ハーパーの小気味良いリズムを聴いていると自然に体が揺すられてしまいます。ジャズの旨味が濃縮された滋味深い味わいが格別です。

いつも思ってしまうことなのですが、ミュージシャンを探求するキッカケがこう云った形になってしまうことが本当に不本意です。ハンク・クロフォードの作品もこの機会に聴くことになるのでしょうが、自分の知らない近年の彼の功績をじっくり堪能していこうと思ったのでした。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/02/04(水) 19:52:34|
  2. Tenor Sax
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:2
<<#802 The Arcades Project/Havard Wiik Trio (Jazzland-CD) | ホーム | #800 Carrousel/Sergio Gruz Trio (Aphrodite Records, Gats-CD)>>

コメント

ぬどいさん、こんばんは。

なんとファットヘッドも他界されましたか……

近年サイドメンも含めて活発に活動されていたようなので驚きました。
きょうはアンプの灯を落としてしまいましたので明日にでも彼をしのんでアルバムを聴いてみたい思います。
このアルバムでのジョン ヒックスも鬼籍に入ってしまいましたしとても寂しいことです。
ゆったりとした黒いジャズが聴けることも少なくなりますねぇ。

ハンク クロフォードもジェイムズ クレイも御大レイもそろって楽しく再会セッションでも行っていることでしょう。

合掌
  1. 2009/02/06(金) 02:39:28 |
  2. URL |
  3. Sonny #zcj9HRiI
  4. [ 編集]

Sonnyさん、こんばんは。

今回はSonnyさんが残念に思われるような記事になってしまいました。それとファットヘッドやハンク・クロフォードの追悼記事を殆ど見かけなかったので、僭越ながらも出しゃばった真似をしてしまいました。今後彼らの新しい作品にお目にかかることが出来なくなってしまうのが寂しいですが、残してくれた作品を一つ一つ出来るだけ味わっていこうと思っています。

>ゆったりとした黒いジャズが聴けることも少なくなりますねぇ。

本当にそのことを実感してしまうような状況になってきてしまいましたね。若手の尖った解釈のジャズもスリリングで楽しいですが、いぶし銀の王道を往くジャズは、どちらかというとベテラン勢の活躍にかかっているような感じを受けてしまいます。自分が体験出来るジャズも無限ではないので、意識的になんとか多くそれらの作品を吸収していければと考えています。
  1. 2009/02/06(金) 03:34:32 |
  2. URL |
  3. ぬどい #-
  4. [ 編集]

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://damimijazz.blog78.fc2.com/tb.php/819-653cdb3a
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Profile


ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


Twitter

ジャズ以外のことをつぶやく機会もあると思いますが、大目に見て下さい。

Search

Counter

Recent Entries

Recent Comments - Japanese Only

Recent Trackbacks

Monthly Archives

Categories

Link

このブログをリンクに追加する

RSS Feed

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。