イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
  1. --/--/--(--) --:--:--|
  2. スポンサー広告

#807 High Definition/Joe Morris Bass Quartet (Hatology-CD)

Joe Morris - High Definition

1.Skeleton
2.Morning Group
3.Land Mass
4.Topics
5.Bearing
6.All-in-One
7.Super Spot
8.The Air Has Color

Joe Morris (double-b) Taylor Ho Bynum (cor,tp,fl-h) Allan Chase (as,bs,ss)
Luther Gray (ds)

Rec-2007



すんごく楽しみにしていたのになかなか入ってこなかった作品。やっと到着。聴いてみてニヤニヤの展開。ご馳走さまです。

このアルバムに興味を持ったのはレーベルからです。Hatologyと云う会社は今の自分に充分な刺激を与えてくれる作品を生み出していることをデイヴ・リーヴマンやエラリー・エスケリンらのアルバムで認識し、出来れば幅広く聴いてみたいなぁと思っていたのです。で、直近の新譜であるこのアルバムやココにも参加しているテイラー・ホー・バイナムのアルバムなどを可能な範囲で吟味し、雑誌での評判も良かったジョー・モリスのこの作品を聴いてみようと思ったのです。もう一枚のバイナム名義の作品は残念ながら当方にはあまりフィットしなかったと云う側面もあったのですが。

先ずはジョー・モリスのことすら解らないので、ネットで調べてみようとしてみたら早速往生してしまいました。沢山のジョー・モリスさんが引っかかってきたのです。誰だ?どれだ?ってなもんです。先ずはドラマーのモリス氏が出てきました。いやぁ、カッコ良いではないの。スキン・ヘッドの氏の繰り出すタテノリのビートに聴き惚れていましたが、ジャンルからしてどうやら違うような。続くモリス氏は黒髪でヒゲを蓄えていらっしゃる。いや、取り寄せたこのアルバムはメンバーのポートレートすら一切ないものですから確認のしようがありません。バイオを読んでみてどうやら共演者などからこちらの方が該当するようです。それと最近はベースの作品が多いことと、それ以前はギターの作品が多かったと云うヒントも持っていましたので何となく判ります。ただしディスコグラフィーなどが不完全でどうも心許ないしあまり参考にはなりませんでした。50年代に活躍した黒人トランぺッターのジョー・モリスと云う人も出てくるし、当方のような知識のない人間は名前だけで判断すると誤って違うアーティストのものを買ってしまいそうです。

でも内容は紛らわしくなくて、このレーベルが生み出すであろう最良の形で記録されているのがとても嬉しかったですね。のっけの曲の冒頭からベースが主導権を握り、続いて発進するシンバル・レガード、トランペットとバリトンが不規則に蛇行するもリズムは乱れず一定のペースを守る。個人的に一番美味しい形を具現化してくれていて、こりゃもう堪らんと云ったところです。モリスのベースにはインゲブリクト・ホーケル・フラーテンのような狂気は感じないけれど、実直にリズムを踏んでいったり調和をみせようとするところに生真面目さのような資質が垣間見えます。テイラー・ホー・バイナムと云う人のラッパを初めて聴きましたがなかなか面白いトランぺッターですね。彼は現代音楽の方でも活躍されているようで、このアルバムでも実験的なアプローチが見えますが、購入しなかった彼名義の作品にはその要素をより強めに感じました。それと3種のサックスを操るアラン・チェイスも時折魅せるアブストラクトなフレーズを駆使して刺激的な演奏です。ルーサー・グレイのドラムもモリスのベースとの二人三脚により重点を置いているように感じられ、この手の内容から考えれば心地よくリズムを刻んでおり比較的シンプルにまとまっているものの、その音が媚薬的な効果を持っていてすっかり夢中になってしまいます。

あんまり抽象的なサウンドだと聴きどころが判らなくて右往左往するフリー・インプロ初心者の当方ですが、極端に崩さないこのアルバムのようなサウンドが今のところ一番ツボにくる音のようです。いや、云うほどおとなしいものでもないか。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/02/10(火) 23:57:12|
  2. Bass
  3. | トラックバック:0
  4. | コメント:0
<<#808 In Our Lifetime/Dave Douglas (New World-CD) | ホーム | #806 Spy vs Spy - The Music of Ornette Coleman/John Zorn (Elektra-CD)>>

コメント

コメントの投稿


管理者にだけ表示を許可する

トラックバック

トラックバックURLはこちら
http://damimijazz.blog78.fc2.com/tb.php/825-8a5527d4
この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

Profile


ぬどい

Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


Twitter

ジャズ以外のことをつぶやく機会もあると思いますが、大目に見て下さい。

Clock

Calendar & Weather



Search

Counter

Recent Entries

Recent Comments - Japanese Only

Recent Trackbacks

Monthly Archives

Categories

Link

このブログをリンクに追加する

RSS Feed

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。