イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#811 Gerald Cleaver's Detroit (Fresh Sound New Talent-CD)

Gerald Cleaver - Detroit

1.Far East (Side)
2.(For Wrath Kills the Foolish Man, and Envy Slays) The Silly One
3.Henry
4.Step Three
5.Dorham
6.Grateful
7.Seven Sisters Down
8.Carla's Day
9.Found
10.Pilgtim's Progress
11.6350
12.Detroit (Keep it in Mind)
13.Praise the Lord !

Gerald Cleaver (ds) Jeremy Pelt (tp,fl-h) J.D. Allen (ts) Andrew Bishop (ss,ts,b-cl)
Ben Waltzer (p) Chris Lightcap (b)

Rec-2006



ジェラルド・クリーヴァーの新譜が発売予定日を過ぎているのに音沙汰がない。輸入盤を発売日前に予約しても、最近のものは半数以上が遅れて届けられるような状態(ものによっては全く来ない)であるので、毎回同じことの繰り返しをタップリと学習させられたので近頃は何とも思わなくなってきているのですが、さてこの作品はどの程度待たされるのかな。ドラムのクリーヴァーをはじめ、ウィリアム・パーカーのベースにクレイグ・テイボーンのピアノとくれば現在の自分にとっては無視出来ないメンツであるのでやっぱり気になってしまいます。『Farmers by Nature』(Aum Fidelity)と云うタイトルからおとなしそうなイメージも漂ってきますが、まぁ聴いてのお楽しみといったところでしょうか。と、考えていたら彼のMySpaceを発見、実際に冒頭の1曲目を通しで聴くことが出来ました。新譜がリリースされるレーベルの特性からも判断出来るのですが、即興性が比較的強めで立ち位置としてはフリーになるようです。これだけではなかなか理解しにくいのですが、聴いた範囲ではなんか掴みどころのない感じがして若干複雑なところです。

クリーヴァーのリーダー作としては、この作品を含めたFresh Sound New Talentでのアルバム2枚のみを聴いたに過ぎません。この2枚を比較すると雰囲気が随分違っていて面白いのですが、2000年の『Adjust』はグニャグニャと蠢くクレイグ・テイボーンのエレクトリック・サウンドをベースにハウリングを伴ったベン・モンダーのギターが暴走し、丹田に図太く響くタテノリのクリーヴァーのドラムが強烈で、かなり癖のある内容は当方にとっては堪らない魅力がありました。一転6年後のこの作品ではアコースティック・テイストにシフトし、やはり一筋縄ではいかない捻れた独特の解釈が節々に見えて面白く聴けています。

三管の個性的なアンサンブルとソロに耳を奪われ、呪術的なフレーズも散見されてダークな曲調に拍車がかかります。特にバスクラが絡むとその世界が倍加しエキゾチックさも漂わせよい雰囲気です。クリーヴァーのドラムはアグレッシヴさは影を潜めトータル・サウンドを重視したバランスで対峙しているようで、フロントをより活かすような形で並走しています。微香性の混沌としたシリアスさを忍ばせており、実際にここで聴かれるイメージよりもホットな演奏に感じられます。6曲目にモンクっぽい楽曲を持ってきたり、曲によっては前衛的なアプローチを編み込んだりと様々な表情を持った作品ですが、クリーヴァーのスタイルを鑑みれば極めてオーソドックスなスタイルに感じられます。

近年ジャズに戻ってきて解ったことは、一途に実直に自分の世界を追求するアーティストの他に、多面性を持った引き出しの多いミュージシャンがことのほかおられることに驚いています。クリーヴァーは後者のタイプとして見ていますが、柔軟にジャズを聴いていきたい当方としてはスタイルの変化を含め今後の展開を充分に期待させてくれるミュージシャンとしてインプットされています。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/02/14(土) 23:59:29|
  2. Drums
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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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