イカれた駄耳にジャズの洪水

今宵も円盤漬け・・・     since 23rd Oct. 2006

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#818 Big Boogaloo/Eric Legnini Trio (Label Bleu-CD)

Eric Legnini - Big Boogaloo

1.Funky Dilla
2.Nightfall
3.Transtevere
4.Big Boogaloo
5.Reflection
6.Where is the Love
7.Smoke Gets in Your Eyes
8.Honky Cookie
9.Goin' Out of My Head
10.Mojito Forever
11.Soul Brother
12.The Preacher

Eric Legnini (p) Franck Agulhon (b) Mathias Allamane (ds)
Rosario Bonaccorso (ds→only4,6,10,11) Stephane Belmondo (fl-h→only4,6,11)
Julien Lourou (ts→only4,10)

Rec-2006



膨大なカタログを持っているラベル・ブルーですが、とても難解な内容のものや頭の中に?が沢山出てくるような作品、その土地のニオイがプンプンするような旋律やエレクトリックを大胆に導入し他ジャンルの音楽に融合したような革新的なサウンドなど、このレーベルはいつもビックリさせられるような仕掛けがある作品を生み出しています。そのカラーが強烈であるが故に、当方の理解度を超えた作品にも時たまブチ当たったりしていつも目を白黒させています。そんな中で、このエリック・レニーニは安心して聴くことが出来る数少ないアーティストの一人です。

ベルギーのピアニストですが、ブラインドで聴かされればアメリカの黒人ピアニストではないかと思わせるような粘っこさが滲み出たピアノを演奏します。イカレ耳の当方などは間違いなく騙されるでしょう。この作品の前作である『Miss Soul』(Label Bleu)が彼の12年振りのリーダー作だったそうで、このアルバムのコンセプトがフィニアス・ニューボーン・ジュニアへのオマージュ作品と云う位置づけでありました。彼の今のスタイルはこの作品からだそうで、それ以前の演奏を知らない当方には逆に透明性の高い頃の演奏も気になるところではあります。なんでも本人の聴いている音楽の趣向が自身の作品に反映されているとのことで、なるほどジャズのみにとどまらないミュージシャンとの共演がそれを裏付けています。

基本的にはピアノ・トリオの形態ですが、数曲でカルテットまたはクインテットの編成で臨んでいて、ホーンにはステファン・ベルモンドのフリューゲル・ホーンにジュリアン・ルロのテナーが加わります。個人的には同レーベルで体験済みのジュリアン・ルロのテナーが気になっていました。それはルロの『Fire & Forget』(Label Bleu)と云う作品で、エレクトリック・サウンドを大胆に導入しヴォーカルを大々的にフィーチュアした内容は、面白さはあるけれどもジャズを超越した音作りで彼の本質が見えにくかったので、ここでの参加は2曲のみですがテナー奏者として純粋に聴くことが出来るかなぁと思ったのです。でもホーン・アンサンブルと僅かなソロのみだったのでもの足らなさは否めませんでしたが。

のっけからグルーヴ感溢れるピアノにヤラれます。そして印象に残る旋律を駆使し記憶に刷り込んできます。ネットリとしたビートで攻める曲もあれば比較的淡白に収めている曲も見受けられます。単純な当方には濃い曲の印象が勝るので作品のカラーが単色に映りますが、どうやらそんな簡単に割り切れるものではなく意外とメリハリも利いています。その対比が彼の手法をより際立たせているようにも感じられるのですが、凡なる脳みそのこじつけかもしれません。

こういう浮き立つピアノを聴いているととてもリラックスしてきます。前回の来日時には観に行くことが出来なかったので、もう一度やって来てはくれないでしょうかね。私の大好きなロバート・グラスパーも再来日が決まったようですので。

ちなみにレニーニのCD盤はアナログ・レコードのデザインを模しており、銀色であるはずの記録面は真っ黒です。あまりにインパクトのある風体に最初見た時にはビックリして、不良品でも掴まされたのではないかと心配しましたよ。こういうことも出来るんですねぇ。

テーマ:JAZZ - ジャンル:音楽

  1. 2009/02/21(土) 23:59:02|
  2. Piano
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Author:ぬどい

タイトル通りのブログです。聴くジャズに垣根をつくらずがモットーです。駄耳の持ち主ですがジャズが好きで連日湯水を浴びるが如く聴き続けています。しかし自分の耳は全く向上しません。近年ジャズに戻って来たためここ10数年のアーティスト&作品には非常に疎く探求中です。今までに所有してきたレコードの聴き直しと新たなる発見を求めて購入したCDの感想を備忘録を兼ねて更新しております。ど素人が主観のみで書いているログですので当然ココではお勉強は出来ません。検証は他所でやって戴いたほうが確実かと思いますのでその旨ご了承願います。(ただ今さぼりモード突入中)


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